子供の頃、テレビはまだ白黒で一部の放送は画面の隅に「カラー」と誇らしげに書いてありました。技術の進歩はすばらしく、その頃は想像できなかった製品が身の周りにあふれています。しかし、時代はソフトが主役に躍り上がってハードは裏方になりつつあり、物作りを趣味としている種族は肩身の狭い思いをしています。この研究所は同じ思いを抱いている方がいることを願って、個人的技術興味の非系統的収集と開発結果を公開するために2000年4月設立しました。


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Steam Engine Test



 随分前からネット上には中国製の蒸気エンジン模型が出回っています。エンジンは結構な種類が販売されていますが、何故か適当なボイラーは見当たりません。小形のV型2気筒オシレーチングエンジンを入手していたのですが、適当なボイラーが無くて動作テスト出来ませんでした。コンプレッサーを使って空気圧でテストすれば簡単ですが、このためにわざわざ本格的なコンプレッサーを用意するのはバカバカしいです。

 そこで簡易のコンプレッサー?を作ってみました。ダイソーで加圧式霧吹きが売っています。本来の使い方はペットボトルに水を入れて、手押し式のポンプで加圧してスプレーで水やりをするものです。真鍮製の口金が付いていたのでホースを繋ぐニップルを半田付けしました。1.5Lのコーラのペットボトルに付けると簡易のコンプレッサーになります。
 シリコンパイプでエンジンに繋いでテストしたらちゃんと回りました。手押しポンプで加圧し続けないとすぐに止まってしまってしまうので忙しいですが、たったの110円ですからコストパフォーマンス抜群です。(2月7日)




無線操縦装置(Japan 1941)



 太平洋戦争の前から模型の無線操縦への試みは行われていました。有名なのは三島通隆さんのカスタムキャバリエにOK Twinエンジンを積んだMM-13です。
 物好きにも三島さんが自作した無線機を再現してみようと以前から部品を集めていたのですが、昨年末に作り始めてやっと完成しました。

 メータが付いているのが送信機で、中央下部の押しボタンスイッチを押すと電波が出ます。右の木箱には電池が入っています。
 その下の真空管が2本付いているのが受信機。緑色のホーンが付いているのが舵を動かすエスケープメントです。

 電池が沢山必要ですし調整は大変ですが、動かした感じでは当時の電波環境ならそれなりに使えたと思います。





 送信機の内部です。回路は双三極管UZ-19の自励発振のみです。押しボタンスイッチを押すと+B電圧が回路に印加されて発振します。メーターは+B電流(プレート電流)の測定用。
 パネルは当時を再現するためにはエボナイト板を使いたかったのですが、入手不能だったので表面がマット処理されたアクリル板を使いました。なかなか良い感じです。配線はスズメッキ線にエンパイヤチューブをかぶせて気分を出しました。
 周波数は当時のアマチュアバンドの50MHz帯を目指したのですが、受信機側の都合で今回は42MHzとなりました。実際に使う訳でもないのでまあ良いか。





 受信機はRK-62の超再生。RK-62は無線操縦の受信機用に作られた真空管です。(データシートにそう書いてあります。) ガスが入っていて低電圧で動作するようになっています。当時そんなに需要があったとは思えないのですが、RAYTHEONは何で作ったのでしょうか?軍用?不思議です。
 一番入手に手古摺ったのがリレー。戦前の雑誌の写真は不鮮明で長いことどんな物か分かりませんでした。米国の雑誌にSIGMA RELAYとあったので探したら運良く似た物を入手出来ました。コイルの抵抗は2KΩ。4mA程度から動作しました。RK-62で直接動かすにはコイル抵抗が8KΩ程度の物が必要ですが、リレードライバー管として1S4を使う予定でしたので何とかなりました。三島さんの受信機も物は分かりませんがリレードライバー管が使われているので良しとします。

 受信周波数は50MHz帯を目指したのですが、何故か周波数を上げるとクエンチング発振が不安定になって40MHz帯でしか安定して動作させられませんでした。調整して特性を追い込むのも面倒だしB電圧に対しても結構影響されるので、送信機側で周波数を合わせました。




 本来はエスケープメントも試作しないといけないのですが、面倒なので英国ED製のエスケープメントを使いました。たぶん1950年代の物です。当時はもちろんゴム動力ですが、これはゼンマイ動力なので机上で遊び易いです。送信機の押しボタンを押すと右、離すとニュートラル。次に押すと左。離すとニュートラルに戻る順序式です。三島さんが自作したであろうエスケープメントも同じ動作だったと思います。




 真空管式の受信機にはフィラメント点灯用のA電池と回路用のB電池が必要です。今回の受信機のB電圧は45Vです。これまではDC-DCコンバータで作っていたのですが、今回は4LR44を使ってみました。4LR44は電圧が6Vで、単三電池より若干細く長さは約半分の電池です。2本直列で単三電池の電池ボックスに入るので、単三電池4本の電池BOXに8本直列に入れると48Vの電池になります。電池の容量は120mAhぐらいかな?
 あまり見かけない電池なので今後も入手可能なのか分かりませんが、今回はこれを使ったのでコンパクトに出来ました。(1月30日)



鼻マスク

 大学の共通試験?でマスクから鼻を出していて失格になった人がいるらしいです。まあ6回も指摘されても従わなかったらしいし、そこまで強固な意志を持って行動したなら仕方無いですが、マスクしろと言われているんだから事前に対策しておけば良かったのにと思ってしまいます。鼻の所だけ薄くしておくとか。

 最近は 「マスクしろ!」 だけでは無くて、布マスクやウレタンマスクでは効果が薄いから不織布を使ったマスクにしろと、どんどん煩くなっています。政府が支給したアベノマスクはいかんのですか?

 新型コロナウイルスは飛沫感染だった筈で、喋ると口から飛沫が飛ぶからマスクしろってのは分かりますが、普通に息をしていて鼻からの呼吸でウイルスがバラまかれるのでしょうか??
 もうそれは空気感染してるって事じゃないの?

 テレビではマスクをしていないとか人出が減らないとかに加えて、マスクから鼻を出していると煽っていますけど、もう 「なんだかな〜?」 って感じですね。(1月19日)



ターンテーブルの回転数は?



 オートチェンジのレコードプレーヤーで久しぶりにレコードを聴いたら速度がなんとなく遅く感じました。このプレーヤーは回転数の微調整が簡単に出来るように改造したので調整したのですが、「本当に合っているの?」と疑問が湧きました。レコードの回転数は45rpmなので周波数に直すと0.75Hz。回転数計や周波数カウンターで測れば直ぐに分かる筈ですが、このぐらい低い周波数になると需要が無いのか適当な製品がありません。
 昔ならすぐに作り始めたと思いますが、年のせいかやる気が起きません。CPU使ってプログラムを組めば簡単に出来そうですが、ソフト作るの面倒くさい。

 それならと昔ながらのストロボ。円盤(これ何て言うんでしょうか?)はネットでデータを見つけたので、印刷してボール紙に貼り付けて完成。ですが家の照明は全てインバータ化されているので、60Hzで点滅する光源がありません。




 そこで以前買っておいたストロボスコープ用の光源を使います。学校の実験用?なのであまり出来が良くありませんが1Hz単位で発光周波数を設定できます。
 60Hzにセットして円盤を照らして、縞々が止まって見えるように調整します。「何かえらくずれているな?」と思ってレコードを聞くと明らかに遅いです。LEDの駆動波形をオシロで確認すると周期が20ms、「50Hzじゃん!」。デジタル表示を見ながら周波数を確認すると、1Hzずつ設定出来る筈が時々しか変化しません。68〜72Hzに設定すると大体60Hz。まあ酷い製品です。たぶんCPUのカウンターの分解能の関係なのでしょうが、それにしても酷くない?
 幸い60Hzに設定すると50Hzだったので、50Hzの所の縞々が止まって見えるように調整しました。

 結果は、自分が音楽を聴いて「これぐらいだろうな。」と調整した所でほぼOK。自分の耳の確かさ確認出来ました。(1月17日



Graupner Digital TX14 RX14 Digimatic servo (Germany 1966)



 昨年レストアしたGraupnerの無線機ですが、送信機は7チャンネルなのに受信機は3チャンネル分の拡張モジュール?が無かったので4チャンネルでした。やっぱり送信機のレバーに反応しないと寂しいので探していたら、幸運にも受信機とサーボ一式を入手できました。受信機のお尻に付いている緑色の部分が拡張モジュールです。

 放置しておくとろくなことが無いので、年明けから急いでレストアしました。今回はサーボも7個入手できたので、完全にばらして掃除して5個復活。前回のサーボは4個の内2個はあまり調子が良くなかったのですが、これで7個サーボが揃いました。やっぱり全チャンネルが調子良く動くのは良いですね。(1月10日)



また緊急事態宣言です。

 まあ駄目だろうなとは思っていましたが、また緊急事態宣言です。と言われてもこれ以上どうすりゃ良いんでしょうか?
 もはやワクチンに期待するしか無さそうですが、接種が始まるのは2月末から。まだ1ヶ月以上もあります。もはやオリンピックなんて無理でしょうね。

  大雪は降るし、うちの会社はリコールで非常事態だし、米国ではトランプ派が議会に乱入するし、今年は大変な年になりそうです。(1月8日)


新年明けましておめでとうございます。(2021年)


 昨年は大変な年でした。年初にはまさかこんな事になるとは誰も想像していなかったと思います。
 それでも年内には鎮まると思っていたのですが、年が明けても事態は悪化する一方です。
 リモートワークなどと言っても出来るのは一部の人だけですし、製造業に携わる者としては 「これで仕事になっているんかいな?」 と疑問が湧きます。

 かく言う私も今年で還暦、会社も定年退職となります。まさか自分がこんな齢になるとは想像していませんでした。齢を取るのは初めての経験ですので、どう対処すれば良いのか分かりません。会社は再雇用になりましたが、これからどうすれば良いんでしょうかね?
 幸いなことに趣味は充実してますが。(1月1日)



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RC




普段使っている物です。
('01 4/1更新)
結構優れ物もあります。
('00 9/27更新)
お楽しみください。失敗は成功
の母です?('01 1/27更新)

('02 9/6 更新)

('00 11/24更新)

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段々怪しげなコレクションが増えてきました。
('00 11/15更新)

1920年代から2000年まで幅広い
ラインアップです。
('01 5/6更新)



昭和初期のラジオ部品など、
かなり珍しい物もあります。('04 3/29更新)
とにかく見てください。('02 12/2更新)



ラジコン無線機関係。('02 12/11更新)





心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば


東洋一の軍港だった呉


27世紀のエンジン

昔々のお話('00 8/19)

DVDプレーヤーよなぜ?('01 2/4)

爆発事故('01 2/13)

100円ラジオ('01 8/25)

研究所長ご挨拶('00 12/2)

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