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交響曲の研究6



作品

 ベートーベン 交響曲第6番 「田園」




鑑賞


 201X年1月28日




鑑賞
記録


センチュリー室内管弦楽団 様

こちらこそわざわざメール頂き恐縮です。
当日は台風の影響も少なく、皆様の定期演奏会が大成功裏に閉幕されましたこと、心よりお喜び申し上げます。

私は、数年前から、地域で活躍されているアマチュアオーケストラの皆さんの活動に興味を持ちまして、
静岡県や愛知県を中心に、定期演奏会に時々足を運ばせていただいています。

もちろんプロの演奏会も行きますが、
アマチュアのオーケストラの皆さんの、年に1〜2回の定期演奏会は、
またプロの皆さんとは違った一生懸命さというか、楽しみながらもそれに向けてがんばってきた思いというか、
そういう意気込みが伝わって来てとても感動します。

演奏会のパンフレット(プログラム?)も、それぞれ工夫を凝らしているところが多く読んでいてとても楽しいです。

ピアノ協奏曲での海老原優里さん、初々しくてとても好感がもてました。
オーケストラ皆さんとのほほえましい関係は見ていても癒されました。
(曲自体は結構激しい部分もあり、聴き応えがありましたね)

あとは、大好きなベートーベン交響曲第6番、本当にすばらしかったです。
比較的小規模な楽器編成でしたので、大音量での響きとはまた違って、各楽器の輪郭がとてもはっきり判り、この曲が持つ素直なメロディーが伝わってきました。
(それはそれで各楽器の皆さんのプレッシャーはかなり大きいとお察ししますが)

第1楽章のざわざわした感じから入ってだんだん盛り上がっていく流れがとてもよかったです。
第2楽章の哀愁を帯びた旋律が重なり合っていく様がすばらしい。
第3楽章の指揮者の大竹氏と一体化して躍動感あふれる感じが出てました。
第4楽章の激しい音程の上下感、弦から火が出てきそうでした。
第5楽章、この交響曲の最後を飾るにふさわしい、堂々とした演奏でした。
最後静かに終結する部分もよかったです。お客さまも感極まってか「ブラボー」が間髪いれずに出てましたねえ。
自分としてはもう少し余韻を楽しみたかったのですが・・・・(苦笑)。

XXさんはチェロを担当させているのですね。
この曲はチェロのパートの皆さんが大活躍で特に印象に残りました。
プログラムでの同じチェロパートの岩城氏の文章も楽器を知らない私どもにはとても興味深く、曲を聴くときに大いに参考となりました。

あと演奏とは関係ないですが、入場料と同じ位の駐車場の割引(3時間分)があり、驚いたとともに、金銭的にはとても助かりました。

また機会がありましたら是非お邪魔させて頂きたいと思います。

末筆ながらセンチュリー室内管弦楽団の益々のご発展と、
楽団員の皆様の公私でのご活躍を祈念いたしまして御礼とさせて頂きます。
ありがとうございました!!



以下、頂いたメール
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> 土曜は台風情報の怪しい状況の中
> わざわざ遠方よりお越しくださりありがとうございました。
>
> おかげさまで、ひょっとして開催できないかも・・と心配していた台風も逸れ
> 開演前には晴れ間も見え、安心して演奏に臨め
> 私たちも楽しむことができました。
>
>
> 何の組織も縛りもなく、好きな音楽をやりたい
> との気持ちを持った有志が集まって19年前に設立以来
> 自由きまま、自然体、マイペース の風土のまま何とか続いています。
>
> 団の構成上、ベートーヴェン、モーツァルトといった古典曲が多く
> 特にベートーヴェンsymなど1〜9番までいって
> 今は二回り目に入っています。
> やってみると、2番も7番も8番もどれもいい曲です。
> (8番などアマチュアではあまりやらないようですが)
>
> 今回
> 演奏面では、満足ではない面も多々あったかと存じますが
> そこは あくまでアマチュアの趣味の範囲のこととご容赦ください。
>
>
> それにしても、他県からのお客様は
> 初めて(知る限りでは)なので、少々驚きました。
>
> アンケートにとありましたので
> やはり本当に来てくれたのだ・・とわかりました。
>
> せっかくおいでいただきながら 
> 無駄足だったと思わずにお帰りいただけたかどうか
> が気がかりではありますが
> 我々はあんなかたちで今後もマイペースです。
>
> ありがとうございました。
>
>            センチュリー室内管弦楽団