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高校野球応援記その2


準々決勝、対智辯和歌山戦。

向かうは甲子園球場。スコアボードの裏側から歩いて球場入り。今
日はセンター方向からの風が強そう。

あの有名な知弁和歌山の応援団、人文字の「C」がだんだん完成していきます。
早く到着すると色々なものがゆっくりと見ることができます。


こんな感じで出来上がってきました。甲子園常連校、伝統校の強みですね。

試合前のノックの様子。なんだかとてもリラックスしているようです。
特に外野のメンバー(センターの伊藤くん、ライトの中川くん、あたり。今日はレフトは誰かな?)


試合は、またもや相手に先行されてしまいました。
しかし、先発の野島くんが打たれながらも要所を押さえて、強打の知弁を1点に押さえる。そして、5回表から満塁の場面で、ひじを痛めている戸狩くんがマウンドへ。こんな大ピンチで、大丈夫か?・・・とみんなが固唾を呑んで見守る中、押し出しの四球で1点はとられたものの何とか最小失点で済ませた。
あとで振り返るとこの場面で大量点を取られなかったというのが勝負の分かれ目だった気がする。
そして5回、酒井くんの幸運なヒットもあり、逆転に成功。1点差ではありますがリードして後半に突入。

そして、あの6回の裏を迎える。
先頭の町田くん。この人の打席からあの10点の豪打が始まったのだ。
何といっても、前田くんの3ランホームランはすごかった。ノースリーからの打って出て、ファール。さらに、ワンスリーになってもフルスイング。
打った瞬間それと判るレフトスタンド中段に飛び込む大飛球。向かい風をもろともしなかった打球は、満員のスタンドに大きなどよめきを起こした。


試合終了直後のスコアボード。
8回、9回の知弁和歌山の反撃はすさまじかった・・・・。3塁打に、ホームランまで飛び出し、流れは完全に相手に渡る。独特の応援歌が俄然勢いを増す!!!。
戸狩くんの投げる一球、一球に一塁側のスタンドがどよめきます。
しかしその猛攻を防いだのは、町田くんの9回無死1塁から飛び出た、超ファインプレー!!
完全に抜けたと思われるジャストミートされた打球を倒れながらも捕球、そのまま2塁の酒井くんへ送球し、何とダブルプレーを取ったのだ。
もしこの打球が抜けていれば、無死1塁2塁で、知弁和歌山の4番バッター、坂口くんを迎える。ホームランが出れば同点の場面であっただけに、まさに値千金のプレー!!

そして、勝利の校歌が流れる。一塁側ベンチ前では、知弁和歌山の選手たちが・・・・。
あの名将、高島監督の姿も見える。対照的ではあったがこれが勝負の世界。


大歓声に包まれる中、勝利の報告のために、3塁側アルプス席に駆け寄る選手たち!
本当によくやりました!! 
いよいよ明日は準決勝。期待が膨らみます。