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02-02
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[02] Two people were killed and six others were injured by the gunman, who came in the front entrance of Sports Club Renaissance Sasebo at around 7:10 p.m. and started firing what was believed to be a shotgun.


kill<動詞3>殺す
other<名詞>他の人
injure<動詞3>傷つける
entrance<名詞>入り口
start<動詞3>始める
fire<動詞3>発射する
believe<動詞5>信じる
shotgun<名詞>散弾銃

2つのイメージ1+「副-前置詞句」となっています。

「副-前置詞句」の中の名詞には、「形容-代用詞節」の修飾がついています。the gunmanがすでに限定された名詞なので、この形容詞は非限定になっていますね。
非限定の形容詞
その内部構造を確認すると、

イメージ1+2つの「副-前置詞句」とイメージ3となっています。

イメージ3の名詞Bは「名-ing句」となっています。その内部構造は、

ここにもイメージ3の構造がありますね。この中の名詞Bが疑問詞で始まっているので「名-疑問詞節」ということがわかります。その内部構造を確認すると、

イメージ2(イメージ5の受け身)です。疑問詞節なので、疑問の意味で日本語にしてみると「何が散弾銃であると信じられていたのか」となりますね。しかし、この意味で、

firing what was believed to be a shotgun

この「名-ing句」を理解しようとすると、「何が散弾銃であると信じられていたのか、を発砲すること」となってしまって、意味がよくわかりませんよね。実は、これは「確定の疑問詞節」といって、疑問詞の疑問の意味がなくなって、確定の意味になっているもので「散弾銃であると信じられていたもの」という意味になります。「散弾銃と思われるものを発砲すること」なら意味がわかります。

確定の疑問詞節

[02] Two people were killed and six others were injured by the gunman, who came in the front entrance of Sports Club Renaissance Sasebo at around 7:10 p.m. and started firing what was believed to be a shotgun.

「その銃殺犯によって、2人が殺され、6人がけがを負わされた。その犯人は、午後7時10分頃、スポーツクラブルネッサンス佐世保の正面入り口に入り、散弾銃と思われるものを発射し始めた。」