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統計関数(Excel97-2003)

AVEDEV

AVEDEV

データ全体の平均値に対するそれぞれのデータの絶対偏差の平均を返します。引数には、数値、数値を含む名前、配列、セル参照を指定できます。

AVEDEV(数値1, [数値2], …)

平均偏差(平均値からの平均偏差)の値が返されます。 \[ \text{AVEDEV}(x_1, … , x_n) = \frac{1}{n} \sum_{i=1}^n |x_i-\mu|,\qquad \mu=\frac{1}{n} \sum_{i=1}^n x_i \]

関連

統計量インデックス

AVERAGE
AVERAGEA
AVERAGEIF

AVERAGE(平均値)

引数の平均値を返します。引数には、数値、数値を含む名前、配列、セル参照を指定できます。

AVERAGE(数値1, [数値2], …)

平均値が返されます。 \[ \text{AVERAGE}(x_1, \dots, x_n) = \frac{x_1+\dots+x_n}{n} \]

AVERAGEA(平均値)

引数の平均値を返します。引数の文字列およびFALSEは0、TRUEは1と見なします。引数には、数値、名前、配列、参照を含むことができます。

AVERAGEA(値1, [値2], …)

平均値が返されます。 \[ \text{AVERAGEA}(x_1, \dots, x_n) = \frac{x_1+\dots+x_n}{n} \]

AVERAGEIF(平均値)

特定の条件に一致する数値の平均(算術平均)を計算します。

AVERAGEIF(範囲, 条件, [平均対象範囲])
※ Office Support 2016.9.11

Office Support の 解説 において,セル範囲に指定した文字列等の扱いについて誤りがあります。

関連

AVERAGEの引数と戻り値

統計量インデックス

BETADIST
BETAINV

BETADIST

累積β確率密度関数を返します。

BETADIST(x, α, β, [A], [B])

BETAINV

累積β確率密度関数の逆関数を返します。

BETAINV(確率, α, β, [A], [B])

互換

BETA.DISTBETA.INV

BINOMDIST
CRITBINOM

BINOMDIST

二項分布の確率を返します。

BINOMDIST(成功数, 試行回数, 成功率, 関数形式)

CRITBINOM

累積二項分布の値が基準値以上になるような最小の値を返します。

CRITBINOM(試行回数, 成功率, α)

互換

BINOM.DISTBINOM.INV

CHIDIST
CHIINV
CHITEST

CHIDIST

カイ2乗分布の片側確率の値を返します。

CHIDIST(x, 自由度)

CHIINV

カイ2乗分布の片側確率の逆関数の値を返します。

CHIINV(確率, 自由度)

CHITEST

統計と自由度に対するχ2分布から値を抽出して返します。

CHITEST(実測値範囲, 期待値範囲)

互換

CHISQ.DIST.RTCHISQ.INV.RTCHISQ.TEST

CONFIDENCE

CONFIDENCE

母集団の平均に対する信頼区間を求めます。

CONFIDENCE(α, 標準偏差, 標本数)

互換

CONFIDENCE.NORM

CORREL
PEARSON

CORREL

2つの配列の相関係数を返します。

CORREL(配列1, 配列2)

PEARSON

ピアソンの積率相関係数rの値を返します。

PEARSON(配列1, 配列2)

関連

相関・回帰インデックス

COUNT
COUNTA
COUNTBLANK

COUNT

範囲内の、数値が含まれるセルの個数を返します。

COUNT(値1, [値2], …)

引数にセル範囲の参照を指定した場合は,セル範囲に含まれる数値の個数が返されます。

COUNTA

範囲内の、空白でないセルの個数を返します。

COUNTA(値1, [値2], …)

引数にセル範囲の参照を指定した場合は,空でないセルの個数が返されます。 空文字列は COUNTA と COUNTBLANK の両方に算入されます。

COUNTBLANK

範囲に含まれる空白セルの個数を返します。

COUNTBLANK(範囲)

セル範囲に含まれる空文字列,空のセルの個数が返されます。 空文字列は COUNTA と COUNTBLANK の両方に算入されます。

COUNTIF

指定された範囲に含まれるセルのうち、検索条件に一致するセルの個数を返します。

COUNTIF(範囲, 検索条件)

関連

COUNTの引数と戻り値
計数・ルックアップインデックス

COVAR

COVAR

共分散を返します。共分散とは、2組の対応するデータ間での標準偏差の積の平均値です。

COVAR(配列1, 配列2)

互換

COVARIANCE.P

DEVSQ

DEVSQ

標本の平均値に対する各データの偏差の平方和を返します。

DEVSQ(数値1, [数値2], …)

偏差平方和の値が返されます。 \begin{align} \text{DEVSQ}(x_1, … , x_n) &= \sum_{i=1}^n (x_i-\mu)^2,& &\mu=\frac{1}{n} \sum_{i=1}^n x_i \\ &= \frac{1}{n} \left\{n \sum {x_i}^2 - \left(\sum x_i\right)^2 \right\} \end{align}

EXPONDIST

EXPONDIST

指数分布関数を返します。

EXPONDIST(x, λ, 関数形式)

互換

EXPON.DIST

FDIST
FINV
FTEST

FDIST

F確率分布を返します。

FDIST(x, 自由度1, 自由度2)

FINV

F確率分布の逆関数を返します。

FINV(確率, 自由度1, 自由度2)

FTEST

F-検定の結果を返します。F-検定により、配列1と配列2とのデータのばらつきに有意な差が認められない両側確率が返されます。

FTEST(配列1, 配列2)

互換

F.DIST.RTF.INV.RTF.TEST

FISHER
FISHERINV

FISHER

フィッシャー変換の結果を返します。

FISHER(x)

FISHERINV

フィッシャー変換の逆関数を返します。y=FISHER(x)であるとき、FISHERINV(y)=xという関係が成り立ちます。

FISHERINV(y)

関連

相関・回帰インデックス

FORECAST

FORECAST

既知の値を使用し、線形トレンドに沿って将来の値を予測します。

FORECAST(x, 既知のy, 既知のx)

互換

FORECAST.LINEAR

FREQUENCY

FREQUENCY

範囲内でのデータの度数分布を、垂直配列で返します。返された配列要素の個数は、区間配列の個数より1つだけ多くなります。

FREQUENCY(データ配列, 区間配列)

GAMMADIST
GAMMAINV

GAMMADIST

γ分布関数の値を返します。

GAMMADIST(x, α, β, 関数形式)

GAMMAINV

γ累積分布の逆関数の値を返します。つまり、確率=GAMMADIST(x,...)であるとき、GAMMAINV(確率,...)=xとなるようなxの値を返します。

GAMMAINV(確率, α, β)

互換

GAMMA.DISTGAMMA.INV

GAMMALN

GAMMALN

γ関数G(x)の自然対数を返します。

GAMMALN(x)

関連

特殊関数インデックス
GAMMALN.PRECISE

GEOMEAN
HARMEAN
TRIMMEAN

GEOMEAN

正の数からなる配列またはセル範囲のデータの幾何平均を返します。

GEOMEAN(数値1, [数値2], …)

幾何平均の値が返されます。 \[ \text{GEOMEAN}(x_1, x_2, … , x_n) = \sqrt[n]{x_1 \times x_2 \times \dots \times x_n} \]

HARMEAN

正の数からなるデータの調和平均を返します。調和平均は、逆数の算術平均(相加平均)に対する逆数として定義されます。

HARMEAN(数値1, [数値2], …)

調和平均の値が返されます。 \[ \text{HARMEAN}(x_1, x_2, … , x_n) = \frac{n}{\frac{1}{x_1}+\frac{1}{x_2}+\dots+\frac{1}{x_n}} \]

TRIMMEAN

データ全体の上限と下限から一定の割合のデータを切り落とし、残りの項の平均値を返します。

TRIMMEAN(配列, 割合)

上限から 割合 / 2 を,下限から 割合 / 2 を除外した中間項の平均値が返されます。 配列 に含まれるデータを昇順に並べ替えたものを x1, x2, … , xn とすると \[ \text{TRIMMEAN}(\{x_1, … , x_n\}, r) = \frac{x_{1+\lfloor nr/2 \rfloor}+\dots+x_{n-\lfloor nr/2 \rfloor}}{n-2 \lfloor nr/2 \rfloor} \] となります。

関連

統計量インデックス

GROWTH

GROWTH

既知のデータポイントに対応する指数トレンドの数値を返します。

GROWTH(既知のy, [既知のx], [新しいx], [定数])

関連

相関・回帰インデックス

HYPGEOMDIST

HYPGEOMDIST

超幾何分布を返します。

HYPGEOMDIST(標本の成功数, 標本数, 母集団の成功数, 母集団の大きさ)

互換

HYPGEOM.DIST

INTERCEPT
SLOPE

INTERCEPT

既知のxと既知のyを通過する線形回帰直線の切片を計算します。

INTERCEPT(既知のy, 既知のx)

SLOPE

指定されたデータポイントから線形回帰直線の傾きを返します。

SLOPE(既知のy, 既知のx)

関連

相関・回帰インデックス

KURT
SKEW

KURT(尖度)

引数として指定したデータの尖度を返します。

KURT(数値1, [数値2], …)

引数を標本と見なした尖度の値が返されます。 μ = AVERAGE(x1, … , xn) は平均値, s = STDEV.S(x1, … , xn) は標準偏差を表します。 \[ \text{KURT}(x_1, \dots, x_n) = \frac{n(n+1)}{(n-1)(n-2)(n-3)} \sum_{i=1}^n \left(\frac{x_i-\mu}{s}\right)^4 - \frac{3(n-1)^2}{(n-2)(n-3)} \]

SKEW(歪度)

分布の歪度(ひずみ)を返します。歪度とは、分布の平均値周辺での両側の非対称度を表す値です。

SKEW(数値1, [数値2], …)

引数を標本と見なした歪度の値が返されます。 μ = AVERAGE(x1, … , xn) は平均値, s = STDEV.S(x1, … , xn) は標準偏差を表します。 \[ \text{SKEW}(x_1, \dots, x_n) = \frac{n}{(n-1)(n-2)} \sum_{i=1}^n \left(\frac{x_i-\mu}{s}\right)^3 \]

関連

統計量インデックス
SKEW.P

LARGE
SMALL

LARGE

データの中から、指定した順位番目に大きな値を返します。

LARGE(配列, 順位)

配列 に含まれる 順位 番目に大きな数値が返されます。

SMALL

データの中から、指定した順位番目に小さな値を返します。

SMALL(配列, 順位)

配列 に含まれる 順位 番目に小さな数値が返されます。

関連

順位インデックス

LINEST
LOGEST

LINEST

最小二乗法を使って直線を当てはめることで、既知のデータポイントに対応する線形トレンドを表す補正項を計算します。

LINEST(既知のy, [既知のx], [定数], [補正])

LOGEST

既知のデータポイントに対応する指数曲線を表す補正項を計算します。

LOGEST(既知のy, [既知のx], [定数], [補正])

関連

相関・回帰インデックス

LOGINV
LOGNORMDIST

LOGINV

xの対数正規型の累積分布関数の逆関数の値を返します。ln(x)は平均と標準偏差を引数にする正規型分布になります。

LOGINV(確率, 平均, 標準偏差)

LOGNORMDIST

xの対数正規分布の確率を返します。ln(x)は、平均と標準偏差を引数にする正規型分布になります。

LOGNORMDIST(x, 平均, 標準偏差)

互換

LOGNORM.INVLOGNORM.DIST

MAX
MAXA
MIN
MINA

MAX

引数の最大値を返します。論理値および文字列は無視されます。

MAX(数値1, [数値2], …)

最大値が返されます。 x1, x2, … , xn は指定された数値を昇順に並べ替えたものを表します。 \[ \text{MAX}(x_1, \dots, x_n) = x_n \]

MAXA

引数の最大値を返します。論理値や文字列も対象となります。

MAXA(値1, [値2], …)

最大値が返されます。 x1, x2, … , xn は指定された数値を昇順に並べ替えたものを表します。 \[ \text{MAXA}(x_1, \dots, x_n) = x_n \]

※ Office Support 2016.9.11

Office Support の 解説 において,セル範囲に指定した文字列等の扱いについて誤りがあります。

使用例

引数にセル範囲の参照を指定すると MAX と MAXA の結果は異なります。

値1値2値3MAX結果MAXA結果
102030=MAX(A2:C2)30=MAXA(A2:C2)30
TRUEFALSE=MAX(A3:C3)0=MAXA(A3:C3)1
FoxDog−1=MAX(A4:C4)−1=MAXA(A4:C4)0
=MAX(A5:C5)0=MAXA(A5:C5)0

MIN

引数の最小値を返します。論理値および文字列は無視されます。

MIN(数値1, [数値2], …)

最小値が返されます。 x1, x2, … , xn は指定された数値を昇順に並べ替えたものを表します。 \[ \text{MIN}(x_1, \dots, x_n) = x_1 \]

MINA

引数の最小値を返します。論理値や文字列も対象となります。

MINA(値1, [値2], …)

最小値が返されます。 x1, x2, … , xn は指定された数値を昇順に並べ替えたものを表します。 \[ \text{MINA}(x_1, \dots, x_n) = x_1 \]

※ Office Support 2016.9.11

Office Support の 解説 において,セル範囲に指定した文字列等の扱いについて誤りがあります。

使用例

引数にセル範囲の参照を指定すると MIN と MINA の結果は異なります。

値1値2値3MIN結果MINA結果
102030=MIN(A2:C2)10=MINA(A2:C2)10
TRUETRUE=MIN(A3:C3)0=MINA(A3:C3)1
FoxDog1=MIN(A4:C4)1=MINA(A4:C4)0
=MIN(A5:C5)0=MINA(A5:C5)0

関連

MAXの引数と戻り値
順位インデックス

MEDIAN

MEDIAN(中央値)

引数リストに含まれる数値のメジアン(中央値)を返します。

MEDIAN(数値1, [数値2], …)

奇数個の数値を指定した場合は中央に位置する数値の値が返されます。 x1, x2, … , xn は指定された数値を大きさの順に並べ替えたものを表します。 \[ \text{MEDIAN}(x_1, \dots, x_n) = x_{(n+1)/2} \] 偶数個の数値を指定した場合は中央に位置する2つの数値の平均値が返されます。 \[ \text{MEDIAN}(x_1, \dots, x_n) = \frac{x_{n/2}+x_{(n+2)/2}}{2} \]

関連

統計量インデックス

MODE

MODE(最頻値)

配列またはセル範囲として指定されたデータの中で、最も頻繁に出現する値(最頻値)を返します。

MODE(数値1, [数値2], …)

最頻値が返されます。最頻値が複数ある場合は最初に出現した最頻値が返されます。

互換

MODE.SNGL

NEGBINOMDIST

NEGBINOMDIST

負の二項分布の確率関数の値を返します。試行の成功率が一定のとき、成功数で指定した回数の試行が成功する前に、失敗数で指定した回数の試行が失敗する確率です。

NEGBINOMDIST(失敗数, 成功数, 成功率)

互換

NEGBINOM.DIST

NORMDIST
NORMINV

NORMDIST

指定した平均と標準偏差に対する正規分布関数の値を返します。

NORMDIST(x, 平均, 標準偏差, 関数形式)

NORMINV

指定した平均と標準偏差に対する正規分布の累積分布関数の逆関数の値を返します。

NORMINV(確率, 平均, 標準偏差)

互換

NORM.DISTNORM.INV

NORMSDIST
NORMSINV
ZTEST

NORMSDIST

標準正規分布の累積分布関数の値を返します。この分布は、平均が0で標準偏差が1である正規分布に対応します。

NORMSDIST(z)

NORMSINV

標準正規分布の累積分布関数の逆関数の値を返します。この分布は、平均が0で標準偏差が1である正規分布に対応します。

NORMSINV(確率)

ZTEST

z検定の片側確率のP値を返します。

ZTEST(配列, x, [σ])

互換

NORM.S.DISTNORM.S.INVZ.TEST

PERCENTILE

PERCENTILE

配列に含まれる値のk番目の百分位を返します。

PERCENTILE(配列, )

関数の概要:

配列要素の個数が n,配列要素を昇順に並べ替えたものが x1, x2, … , xnが p のとき, 順位 r を次のように決めると, \[ r=p(n-1)+1 \] PERCENTILE によって,包括的(Inclusive)なパーセンタイルが求められます。 \[ \mathrm{PERCENTILE}(\{x_1,\dots,x_n\},k)=x_{\lfloor r\rfloor}+(r-\lfloor r\rfloor)(x_{\lfloor r\rfloor+1}-x_{\lfloor r\rfloor}) \]

互換

PERCENTILE.INC

PERCENTRANK

PERCENTRANK

値xの配列内での順位を百分率で表した値を返します。

PERCENTRANK(配列, x, [有効桁数])

互換

PERCENTRANK.INC

PERMUT

PERMUT(順列)

指定した数の対象から、指定された数だけ抜きとる場合の順列の数を返します。

PERMUT(標本数, 抜き取り数)

総数 のものから異なる 抜き取り数 のものを取る順列の数が返されます。 \[ \text{PERMUT}(n, k) = \frac{n !}{(n-k) !} \]

関連

順列・組合せインデックス
PERMUTATIONA

POISSON

POISSON

ポワソン分布の値を返します。

POISSON(イベント数, 平均, 関数形式)

互換

POISSON.DIST

PROB

PROB

指定した範囲内の値が、上限と下限で指定される範囲に含まれる確率を返します。

PROB(x範囲, 確率範囲, 下限, [上限])

関連

確率分布インデックス

QUARTILE

QUARTILE

配列に含まれるデータから四分位数を返します。

QUARTILE(配列, 戻り値)
戻り値QUARTILE.INC の結果
0最小値
1第1四分位数
2第2四分位数(中央値)
3第3四分位数
4最大値

関数の概要:

配列要素の個数が n,配列要素を昇順に並べ替えたものが x1, x2, … , xn戻り値が k のとき, 順位 r を次のように決めると, \[ r=\frac{k}{4}(n-1)+1 \] QUARTILE によって,包括的(Inclusive)な四分位数が求められます。 \[ \mathrm{QUARTILE}(\{x_1,\dots,x_n\},k)=x_{\lfloor r\rfloor}+(r-\lfloor r\rfloor)(x_{\lfloor r\rfloor+1}-x_{\lfloor r\rfloor}) \]

互換

QUARTILE.INC

RANK

RANK

順序に従って範囲内の数値を並べ替えたとき、数値が何番目に位置するかを返します。

RANK(数値, 参照, [順序])

互換

RANK.EQ

RSQ

RSQ

指定されたデータポイントからピアソンの積率相関係数の2乗を返します。

RSQ(既知のy, 既知のx)

関連

相関・回帰インデックス

STANDARDIZE

STANDARDIZE

平均と標準偏差で決定される分布を対象に、正規化された値を返します。

STANDARDIZE(x, 平均, 標準偏差)

x の標準化変量の値が返されます。 \[ \text{STANDARDIZE}(x, \mu, \sigma) = \frac{x-\mu}{\sigma} \]

関連

統計量インデックス

STDEV
STDEVP

STDEV

標本に基づいて予測した標準偏差を返します。標本内の論理値、および文字列は無視されます。

STDEV(数値1, [数値2], …)

STDEVP

引数を母集団全体であると見なして、母集団の標準偏差を返します。論理値、および文字列は無視されます。

STDEVP(数値1, [数値2], …)

互換

STDEV.SSTDEV.P

STDEVA
STDEVPA

STDEVA

論理値や文字列を含む標本に基づいて、予測した標準偏差を返します。文字列および論理値FALSEは値0、論理値TRUEは1と見なされます。

STDEVA(値1, [値2], …)

引数を標本と見なした不偏標準偏差(母標準偏差の不偏推定量)の値が返されます。 \begin{align} \text{STDEVA}(x_1, … , x_n) &= \sqrt{\frac{1}{n-1} \sum_{i=1}^n (x_i-\mu)^2},& &\mu=\frac{1}{n} \sum_{i=1}^n x_i \\ &= \sqrt{\frac{1}{n(n-1)} \left\{n \sum {x_i}^2 - \left(\sum x_i\right)^2 \right\}} \end{align}

※ Office Support 2016.9.11

Office Support の 解説 において,セル範囲に指定した文字列等の扱いについて誤りがあります。

STDEVPA

論理値や文字列を含む引数を母集団全体とみなして、母集団の標準偏差を返します。文字列および論理値FALSEは値0、論理値TRUEは値1と見なされます。

STDEVPA(値1, [値2], …)

引数を母集団と見なした標準偏差の値が返されます。 \begin{align} \text{STDEVPA}(x_1, … , x_n) &= \sqrt{\frac{1}{n} \sum_{i=1}^n (x_i-\mu)^2},& &\mu=\frac{1}{n} \sum_{i=1}^n x_i \\ &= \sqrt{\frac{1}{n^2} \left\{n \sum {x_i}^2 - \left(\sum x_i\right)^2 \right\}} \end{align}

※ Office Support 2016.9.11

Office Support の 解説 において,セル範囲に指定した文字列等の扱いについて誤りがあります。

関連

統計量インデックス

STEYX

STEYX

回帰において、xに対して予測された値yの標準偏差を返します。

STEYX(既知のy, 既知のx)

関連

相関・回帰インデックス

TDIST
TINV
TTEST

TDIST

スチューデントのt-分布を返します。

TDIST(x, 自由度, 分布の指定)

TINV

スチューデントのt-分布の逆関数を返します。

TINV(確率, 自由度)

TTEST

スチューデントのt検定に関連する確率を返します。

TTEST(配列1, 配列2, 検定の指定, 検定の種類)

互換

T.DIST.2TT.DIST.RTT.INV.2TT.TEST

TREND

TREND

最小二乗法を使用することで、既知のデータポイントに対応する線形トレンドの数値を返します。

TREND(既知のy, [既知のx], [新しいx], [定数])

関連

相関・回帰インデックス

VAR
VARP

VAR

標本に基づいて母集団の分散の推定値(不偏分散)を返します。標本内の論理値、および文字列は無視されます。

VAR(数値1, [数値2], …)

VARP

引数を母集団全体と見なし、母集団の分散(標本分散)を返します。論理値、および文字列は無視されます。

VARP(数値1, [数値2], …)

互換

VAR.SVAR.P

VARA
VARPA

VARA

標本に基づく、分散の予測値を返します。文字列および論理値FALSEは値0、論理値TRUEは値1と見なされます。

VARA(値1, [値2], …)

引数を標本と見なした不偏分散(母分散の不偏推定量)の値が返されます。 \begin{align} \text{VARA}(x_1, … , x_n) &= \frac{1}{n-1} \sum_{i=1}^n (x_i-\mu)^2,& &\mu=\frac{1}{n} \sum_{i=1}^n x_i \\ &= \frac{1}{n(n-1)} \left\{n \sum {x_i}^2 - \left(\sum x_i\right)^2 \right\} \end{align}

※ Office Support 2016.9.11

Office Support の 解説 において,セル範囲に指定した文字列等の扱いについて誤りがあります。

VARPA

母集団全体に基づく分散を返します。文字列および論理値FALSEは値0、論理値TRUEは1と見なされます。

VARPA(値1, [値2], …)

引数を母集団と見なした分散の値が返されます。 \begin{align} \text{VARPA}(x_1, … , x_n) &= \frac{1}{n} \sum_{i=1}^n (x_i-\mu)^2,& &\mu=\frac{1}{n} \sum_{i=1}^n x_i \\ &= \frac{1}{n^2} \left\{n \sum {x_i}^2 - \left(\sum x_i\right)^2 \right\} \end{align}

※ Office Support 2016.9.11

Office Support の 解説 において,セル範囲に指定した文字列等の扱いについて誤りがあります。

関連

統計量インデックス

WEIBULL

WEIBULL

ワイブル分布の値を返します。

WEIBULL(x, α, β, 関数形式)

互換

WEIBULL.DIST

統計関数

2016.8.27 作成 / 2021.1.1 更新

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統計関数(Excel97-2003)  |  AVEDEV  |  AVERAGE  |  AVERAGEA  |  AVERAGEIF  |  BETADIST  |  BETAINV  |  BINOMDIST  |  CHIDIST  |  CHIINV  |  CHITEST  |  CONFIDENCE  |  CORREL  |  COUNT  |  COUNTA  |  COUNTBLANK  |  COUNTIF  |  COVAR  |  CRITBINOM  |  DEVSQ  |  EXPONDIST  |  FDIST  |  FINV  |  FISHER  |  FISHERINV  |  FORECAST  |  FREQUENCY  |  FTEST  |  GAMMADIST  |  GAMMAINV  |  GAMMALN  |  GEOMEAN  |  GROWTH  |  HARMEAN  |  HYPGEOMDIST  |  INTERCEPT  |  KURT  |  LARGE  |  LINEST  |  LOGEST  |  LOGINV  |  LOGNORMDIST  |  MAX  |  MAXA  |  MEDIAN  |  MIN  |  MINA  |  MODE  |  NEGBINOMDIST  |  NORMDIST  |  NORMINV  |  NORMSDIST  |  NORMSINV  |  PEARSON  |  PERCENTILE  |  PERCENTRANK  |  PERMUT  |  POISSON  |  PROB  |  QUARTILE  |  RANK  |  RSQ  |  SKEW  |  SLOPE  |  SMALL  |  STANDARDIZE  |  STDEV  |  STDEVA  |  STDEVP  |  STDEVPA  |  STEYX  |  TDIST  |  TINV  |  TREND  |  TRIMMEAN  |  TTEST  |  VAR  |  VARA  |  VARP  |  VARPA  |  WEIBULL  |  ZTEST

統計関数(Excel2007)  |  AVERAGEIFS  |  COUNTIFS

統計関数(Excel2010)  |  BETA.DIST  |  BETA.INV  |  BINOM.DIST  |  BINOM.INV  |  CHISQ.DIST  |  CHISQ.DIST.RT  |  CHISQ.INV  |  CHISQ.INV.RT  |  CHISQ.TEST  |  CONFIDENCE.NORM  |  CONFIDENCE.T  |  COVARIANCE.P  |  COVARIANCE.S  |  EXPON.DIST  |  F.DIST  |  F.DIST.RT  |  F.INV  |  F.INV.RT  |  F.TEST  |  GAMMA.DIST  |  GAMMA.INV  |  GAMMALN.PRECISE  |  HYPGEOM.DIST  |  LOGNORM.DIST  |  LOGNORM.INV  |  MODE.MULT  |  MODE.SNGL  |  NEGBINOM.DIST  |  NORM.DIST  |  NORM.INV  |  NORM.S.DIST  |  NORM.S.INV  |  PERCENTILE.EXC  |  PERCENTILE.INC  |  PERCENTRANK.EXC  |  PERCENTRANK.INC  |  POISSON.DIST  |  QUARTILE.EXC  |  QUARTILE.INC  |  RANK.AVG  |  RANK.EQ  |  STDEV.P  |  STDEV.S  |  T.DIST  |  T.DIST.2T  |  T.DIST.RT  |  T.INV  |  T.INV.2T  |  T.TEST  |  VAR.P  |  VAR.S  |  WEIBULL.DIST  |  Z.TEST

統計関数(Excel2013)  |  BINOM.DIST.RANGE  |  GAMMA  |  GAUSS  |  PERMUTATIONA  |  PHI  |  SKEW.P

統計関数(Excel2016)  |  FORECAST.ETS  |  FORECAST.ETS.CONFINT  |  FORECAST.ETS.SEASONALITY  |  FORECAST.ETS.STAT  |  FORECAST.LINEAR

統計関数(Excel2019)  |  MAXIFS  |  MINIFS

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