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AVERAGE(数値1, [数値2], …)
引数を指定する場合は,AVERAGE(数値1, [数値2], …),配列引数を指定する場合は,AVERAGE({配列}),セル範囲の参照を指定する場合は,AVERAGE(セル範囲)として,戻り値を調べます。
引数 | 配列 | 参照 | 備考 | |
数値 | 有効 | 有効 | 有効 | |
論理値 | 有効 | 除外 | 除外 | |
数値を表す文字列 | 有効 | 除外 | 除外 | 引数の場合は数値に変換 |
数値を表さない文字列 | #VALUE! | 除外 | 除外 | |
エラー値 | エラー値 | エラー値 | エラー値 | |
値なし | 0 | 無効 | 除外 |
引数:
論理値 TRUE は,1 と見なされます。
論理値 FALSE は,0 と見なされます。
数値を表す文字列 "2" は,数値 2 に変換されます。
日付を表す文字列 "1900/1/1" は,シリアル値 1 に変換されます。
空の引数は,0 と見なされます。
配列:
論理値,文字列は,処理の対象から除外されます。
参照:
論理値,文字列,空セルは,処理の対象から除外されます。
AVEDEV,DEVSQ,GEOMEAN,HARMEAN,KURT,MAX,MEDIAN,MIN,SKEW,STDEV,STDEVP,SUM,VAR,VARPに指定できる引数もAVERAGEと同様です。
ただし,GEOMEAN,HARMEANは,0 に対してエラー値を返します。
AVERAGEA(値1, [値2], …)
引数を指定する場合は,AVERAGEA(値1, [値2], …),配列引数を指定する場合は,AVERAGEA({配列}),セル範囲の参照を指定する場合は,AVERAGEA(セル範囲)として,戻り値を調べます。
引数 | 配列 | 参照 | 備考 | |
数値 | 有効 | 有効 | 有効 | |
論理値 | 有効 | 除外 | 有効 | |
数値を表す文字列 | 有効 | 0 | 0 | 引数の場合は数値に変換 |
数値を表さない文字列 | #VALUE! | 0 | 0 | |
エラー値 | エラー値 | エラー値 | エラー値 | |
値なし | 0 | 無効 | 除外 |
引数:
論理値 TRUE は,1 と見なされます。
論理値 FALSE は,0 と見なされます。
数値を表す文字列 "2" は,数値 2 に変換されます。
日付を表す文字列 "1900/1/1" は,シリアル値 1 に変換されます。
空の引数は,0 と見なされます。
配列:
論理値は,処理の対象から除外されます。
文字列は,0 と見なされます。
参照:
論理値 TRUE は,1 と見なされます。
論理値 FALSE は,0 と見なされます。
文字列は,0 と見なされます。
空セルは,処理の対象から除外されます。
COUNT(値1, [値2], …)
引数を指定する場合は,COUNT(値1, [値2], …),配列引数を指定する場合は,COUNT({配列}),セル範囲の参照を指定する場合は,COUNT(セル範囲)として,戻り値を調べます。
引数 | 配列 | 参照 | |
数値 | 1 | 1 | 1 |
論理値 | 1 | 0 | 0 |
数値を表す文字列 | 1 | 0 | 0 |
数値を表さない文字列 | 0 | 0 | 0 |
空白文字列 | 0 | 0 | 0 |
空文字列 | 0 | 0 | 0 |
エラー値 | 0 | 0 | 0 |
値なし | 1 | 無効 | 0 |
引数:
数値,論理値,数値を表す文字列,空の引数が計数の対象になります。
引数は1個以上指定しなければなりません。
配列:
数値が計数の対象になります。
空の配列要素は指定できません。
参照:
数値が計数の対象になります。
COUNTA(値1, [値2], …)
引数を指定する場合は,COUNTA(値1, [値2], …),配列引数を指定する場合は,COUNTA({配列}),セル範囲の参照を指定する場合は,COUNTA(セル範囲)として,戻り値を調べます。
引数 | 配列 | 参照 | |
数値 | 1 | 1 | 1 |
論理値 | 1 | 1 | 1 |
数値を表す文字列 | 1 | 1 | 1 |
数値を表さない文字列 | 1 | 1 | 1 |
空白文字列 | 1 | 0 | 1 |
空文字列 | 1 | 0 | 1 |
エラー値 | 1 | 1 | 1 |
値なし | 1 | 無効 | 0 |
引数:
すべての要素が計数の対象になります。
引数は1個以上指定しなければなりません。
配列:
空白文字からなる文字列,空文字列を除いた要素が計数の対象になります。
空の配列要素は指定できません。
参照:
空セルを除いた要素が計数の対象になります。
COUNTBLANK(参照)
引数 | 配列 | 参照 | |
数値 | 無効 | 無効 | 0 |
論理値 | 無効 | 無効 | 0 |
数値を表す文字列 | 無効 | 無効 | 0 |
数値を表さない文字列 | 無効 | 無効 | 0 |
空白文字列 | 無効 | 無効 | 0 |
空文字列 | 無効 | 無効 | 1 |
エラー値 | 無効 | 無効 | 0 |
値なし | 無効 | 無効 | 1 |
参照:
空文字列,空セルが計数の対象になります。
EXP(数値)
引数を指定する場合は,EXP(数値),配列引数を指定する場合は,EXP({配列}),セル範囲の参照を指定する場合は,EXP(セル範囲)として,戻り値を調べます。
引数 | 配列 | 参照 | 備考 | |
数値 | 有効 | 有効 | 有効 | |
論理値 | 有効 | 有効 | 有効 | |
数値を表す文字列 | 有効 | 有効 | 有効 | 数値に変換 |
数値を表さない文字列 | #VALUE! | #VALUE! | #VALUE! | |
エラー値 | エラー値 | エラー値 | エラー値 | |
値なし | 無効 | 無効 | 0 |
論理値 TRUE は,1 と見なされます。
論理値 FALSE は,0 と見なされます。
数値を表す文字列 "2" は,数値 2 に変換されます。
日付を表す文字列 "1900/1/1" は,シリアル値 1 に変換されます。
空セルは,0 と見なされます。
ABS,ACOS,ACOSH,ASIN,ASINH,ATAN,ATANH,COS,COSH,DEGREES,EVEN,FACT,INT,LN,LOG,LOG10,NORMSDIST,NORMSINV,ODD,RADIANS,SEC,SIGN,SIN,SINH,SQRT,TAN,TANH,TRUNCに指定できる引数もEXPと同様です。
ただし,ACOSH,LN,LOG,LOG10は,0 に対して,NORMSINVは,0 と 1 に対してエラー値を返します。
FACTDOUBLE(数値)
引数を指定する場合は,FACTDOUBLE(数値),配列引数を指定する場合は,FACTDOUBLE({配列}),セル範囲の参照を指定する場合は,FACTDOUBLE(セル範囲)として,戻り値を調べます。
引数 | 配列 | 参照 | 備考 | |
数値 | 有効 | 有効 | 有効 | |
論理値 | #VALUE! | #VALUE! | #VALUE! | |
数値を表す文字列 | 有効 | 有効 | 有効 | 数値に変換 |
数値を表さない文字列 | #VALUE! | #VALUE! | #VALUE! | |
エラー値 | エラー値 | エラー値 | エラー値 | |
値なし | 無効 | 無効 | 0 |
数値を表す文字列 "2" は,数値 2 に変換されます。
日付を表す文字列 "1900/1/1" は,シリアル値 1 に変換されます。
空セルは,0 と見なされます。
GCD(数値1, [数値2], …)
引数を指定する場合は,GCD(数値1, [数値2], …),配列引数を指定する場合は,GCD({配列}),セル範囲の参照を指定する場合は,GCD(セル範囲)として,戻り値を調べます。
引数 | 配列 | 参照 | 備考 | |
数値 | 有効 | 有効 | 有効 | |
論理値 | #VALUE! | #VALUE! | #VALUE! | |
数値を表す文字列 | 有効 | 有効 | 有効 | 数値に変換 |
数値を表さない文字列 | #VALUE! | #VALUE! | #VALUE! | |
エラー値 | エラー値 | エラー値 | エラー値 | |
値なし | #N/A | 無効 | 0 |
数値を表す文字列 "2" は,数値 2 に変換されます。
日付を表す文字列 "1900/1/1" は,シリアル値 1 に変換されます。
1番目の引数を省略するとエラー値 #N/A,2番目以降の引数を省略すると,0 と見なされます。
空セルは,0 と見なされます。
LCMに指定できる引数もGCDと同様です。
MODE(数値1, [数値2], …)
引数を指定する場合は,MODE(数値1, [数値2], …),配列引数を指定する場合は,MODE({配列}),セル範囲の参照を指定する場合は,MODE(セル範囲)として,戻り値を調べます。
引数 | 配列 | 参照 | |
数値 | 有効 | 有効 | 有効 |
論理値 | #VALUE! | 除外 | 除外 |
数値を表す文字列 | #VALUE! | 除外 | 除外 |
数値を表さない文字列 | #VALUE! | 除外 | 除外 |
エラー値 | エラー値 | エラー値 | エラー値 |
値なし | #VALUE! | 無効 | 除外 |
配列:
論理値,文字列は,処理の対象から除外されます。
参照:
論理値,文字列,空セルは,処理の対象から除外されます。
STDEVA(値1, [値2], …)
引数を指定する場合は,STDEVA(値1, [値2], …),配列引数を指定する場合は,STDEVA({配列}),セル範囲の参照を指定する場合は,STDEVA(セル範囲)として,戻り値を調べます。
引数 | 配列 | 参照 | 備考 | |
数値 | 有効 | 有効 | 有効 | |
論理値 | 有効 | 除外 | 有効 | |
数値を表す文字列 | 有効 | 除外 | 0 | 引数の場合は数値に変換 |
数値を表さない文字列 | #VALUE! | 除外 | 0 | |
エラー値 | エラー値 | エラー値 | エラー値 | |
値なし | 0 | 無効 | 除外 |
引数:
論理値 TRUE は,1 と見なされます。
論理値 FALSE は,0 と見なされます。
数値を表す文字列 "2" は,数値 2 に変換されます。
日付を表す文字列 "1900/1/1" は,シリアル値 1 に変換されます。
空の引数は,0 と見なされます。
配列:
論理値,文字列は,処理の対象から除外されます。
参照:
論理値 TRUE は,1 と見なされます。
論理値 FALSE は,0 と見なされます。
文字列は,0 と見なされます。
空セルは,処理の対象から除外されます。
MAXA,MINA,STDEVPA,VARA,VARPAに指定できる引数もSTDEVAと同様です。
SUM(数値1, [数値2], …)
引数を指定する場合は,SUM(数値1, [数値2], …),配列引数を指定する場合は,SUM({配列}),セル範囲の参照を指定する場合は,SUM(セル範囲)として,戻り値を調べます。
引数 | 配列 | 参照 | 備考 | |
数値 | 有効 | 有効 | 有効 | |
論理値 | 有効 | 0 | 0 | |
数値を表す文字列 | 有効 | 0 | 0 | 引数の場合は数値に変換 |
数値を表さない文字列 | #VALUE! | 0 | 0 | |
エラー値 | エラー値 | エラー値 | エラー値 | |
値なし | 0 | 無効 | 0 |
引数:
論理値 TRUE は,1 と見なされます。
論理値 FALSE は,0 と見なされます。
数値を表す文字列 "2" は,数値 2 に変換されます。
日付を表す文字列 "1900/1/1" は,シリアル値 1 に変換されます。
空の引数は,0 と見なされます。
配列:
論理値,文字列は,0 と見なされます。
参照:
論理値,文字列,空セルは,0 と見なされます。
引数,配列,セル範囲の参照に指定するデータタイプを,次のように分類しています。
2020.12.29 作成 / 2020.12.31 更新
引数と戻り値 | AVERAGE | AVERAGEA | COUNT | EXP | FACTDOUBLE | GCD | MODE | STDEVA | SUM
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