錦市場近辺で朝食兼昼食を食し、前日と同じ花屋で花束を購入して会場へ向かう。錦市場の花屋さんは安い上に、センスが良くて素敵でした。
さて、男子SP。エントリーが発表された当初から随分出場選手の変更があって、見たい選手が減って、そして知らない選手が多くなっていた…ちょっと残念。ディネフ見たかったなあ…。
Jeffrey BUTTLE(CAN) 去年の「ラストエンペラー」がとても印象的だった分だけ(坂本龍一好きだ!)、今回のプログラムはちょっと印象が薄い。スピンの印象が今回は余り残らなかったし。それにしても日本で大人気っすね、花束の多いこと多いこと…。
Chengjiang LI(CHN) カンフーのSP。いかにも中国!という雰囲気で凄く好き。オリンピックの時といい、これでプレゼンが抑えられてしまうのがどうにも納得行かない…個性的だし雰囲気もあるし、いいと思うんだけど。コンビネーションジャンプでちょっとミス。彼はジャンプ構成にダブルアクセルを入れているけれど、これって点数下がるんだろうなあ。中国=ジャンプ得意、というイメージがあるけれど、そうでもないのかも。
本田 武史(JPN) ウォームアップで衣装を見たとき、去年と同じプログラムか?とか一瞬思ったけど、「アランフェス」はFSだったからそれはない。振り付けなかなか格好いいです。ジャンプも決めて(4−3ではなく4−2になったけれど)SP1位。
Ilia KLIMKIN(RUS) 音楽開始前にリンクの端っこの角に行くから何かと思ったら、いきなりステップ(リンクを対角線上に滑る。ダイアゴナルステップだっけ?うろ覚え)。いつも独創的なプログラム「クリムキンワールド」を滑るのでかなり好きだ!今回はちょっとセクシー路線か。曲はX-Fileのサントラらしい。クリムキンワールドに住民票移したい(友人談)。代々木でのグランプリファイナルの時から好きだったけど、プレゼンテーションが5.9というのはびっくりした。評価こんなに高かったのね…。
Benjamin MILLER(USA) ウォームアップの時、彼がアメリカの選手とは予想しなかった。衣装といい雰囲気といい、あっさり風味の多いアメリカ選手とはちょっと毛色が違ってました。ジャンプはともかく、優雅な雰囲気と綺麗なスピンが好印象。
男子SP終了後、アイスダンスのフリーダンスが開始するまでの間に会場内をふらふらーっと歩いていると、ふらふらーっと歩いているクリムキンとマルクンツォフに遭遇。思わず指を指して(失礼)「あーーっ!」と小さく声をあげると、クリムキンが振り返ってこちらを指さして「あーーっ!」。…このお茶目さん!サイン書いてもらった上に一緒に写真撮ってもらっちゃいました。やた!
興奮してたのでお礼を英語で言えなかったのが心残りです(日本語で言ってもそりゃ分からないよなあ…)。クリムキンワールド愛好者としては、ショートプログラムすごく良かったですとか明日も頑張ってとか言いたかった…。