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数学/三角関数(Excel2007)

FACTDOUBLE

FACTDOUBLE(二重階乗)

数値の二重階乗を計算します。

FACTDOUBLE(数値)

二重階乗を返します。 数値 が偶数のときは \[ \text{FACTDOUBLE}(n) = n !! = n (n-2) (n-4) \cdots 4 \cdot 2 \] 数値 が奇数のときは \[ \text{FACTDOUBLE}(n) = n !! = n (n-2) (n-4) \cdots 3 \cdot 1 \] となります。

関連

順列・組合せインデックス

FACT

GCD
LCM

GCD(最大公約数)

指定した数値の最大公約数を計算します。

GCD(数値1, [数値2], …)

最大公約数の値が返されます。

LCM(最小公倍数)

指定した整数の最小公倍数を計算します。

LCM(数値1, [数値2], …)

最小公倍数の値が返されます。 指定したセル範囲に空のセルがあると正しい結果が得られません。

MROUND

MROUND(四捨五入)

指定した値の倍数になるように数値の切り上げあるいは切り捨てを行います。

MROUND(数値, 倍数)

数値基準値 の整数倍の値に四捨五入されます。 四捨五入はその絶対値に対して行われます。 数値 に最も近い 基準値 の整数倍の値が2つある場合は 0 から遠いほうの値に丸められます。 数値, 基準値 がともに正の場合は \[ x \ge 0 \implies \text{MROUND}(x, m) = \lfloor x \div |m| + 0.5 \rfloor \times |m| \] 数値, 基準値 がともに負の場合は \[ x \le 0 \implies \text{MROUND}(x, m) = - \lfloor (-x) \div |m| + 0.5 \rfloor \times |m| \] となります。

関連

端数処理インデックス

ROUND

MULTINOMIAL

MULTINOMIAL

指定された数値の和の階乗、指定された数値の階乗の積との比を計算します。

MULTINOMIAL(数値1, [数値2], …)

関連

順列・組合せインデックス

QUOTIENT

QUOTIENT

除算の商の整数部を返します。

QUOTIENT(分子, 分母)

RANDBETWEEN

RANDBETWEEN

指定された範囲で一様に分布する整数の乱数を返します。

RANDBETWEEN(最小値, 最大値)

SERIESSUM

SERIESSUM

べき級数の和を計算します。

SERIESSUM(x, n, m, 係数)

SQRTPI

SQRTPI(円周率の平方根)

数値×πの平方根の値を計算します。

SQRTPI(数値)

数値と円周率との積の非負の平方根を返します。 \[ \text{SQRTPI}(x) = \sqrt{x \pi} \]

関連

PI

SUMIFS

SUMIFS

特定の条件に一致する数値の合計を求めます。

SUMIFS(合計対象範囲, 条件範囲1, 条件1, …)

数学/三角関数(Excel2010)

AGGREGATE

AGGREGATE

リストまたはデータベースの集計値を返します。

AGGREGATE(集計方法, オプション, 配列, [順位])
AGGREGATE(集計方法, オプション, 参照1, …)

CEILING.PRECISE
ISO.CEILING

CEILING.PRECISE(切り上げ)

指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に数値を切り上げます。 数値は正負に関係なく切り上げられます。

CEILING.PRECISE(数値, [基準値])

ISO.CEILING(切り上げ)

最も近い整数に切り上げた値、または、指定された基準値の倍数のうち最も近い値を返します。

ISO.CEILING(数値, [基準値])

数値基準値 の整数倍の値に切り上げられます。 切り上げは一様に行われ,負の数は 0 に向かう方向に丸められます。 数値 の符号にかかわらず \[ \text{CEILING.PRECISE}(x, m) = \lceil x \div |m| \rceil \times |m| \] となります。

互換

CEILING.MATH

FLOOR.PRECISE

FLOOR.PRECISE(切り捨て)

指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に数値を切り捨てます。 数値は正負に関係なく切り捨てられます。

FLOOR.PRECISE(数値, [基準値])

数値基準値 の整数倍の値に切り捨てられます。 切り捨ては一様に行われ,負の数は 0 から離れる方向に丸められます。 数値 の符号にかかわらず \[ \text{FLOOR.PRECISE}(x, m) = \lfloor x \div |m| \rfloor \times |m| \] となります。

互換

FLOOR.MATH

数学/三角関数(Excel2013)

ACOT

ACOT(逆余接)

ACOT(数値)

逆余接の値が返されます。 \[ \text{ACOT}(x) = \cot^{-1} x \]

関連

三角関数インデックス
ACOSASINATANATAN2

ACOTH

ACOTH(逆双曲線余接)

ACOTH(数値)

逆双曲線余接の値が返されます。 \[ \text{ACOTH}(x) = \coth^{-1} x \]

関連

双曲線関数インデックス
ACOSHASINHATANH

ARABIC

ARABIC

ローマ数字をアラビア数字に変換します。

ARABIC(文字列)

詳細:

使用例:

EXCEL の数式文字列結果EXCEL の数式文字列結果
=ARABIC("I")I1=ARABIC("I")I1
=ARABIC("II")II2=ARABIC("V")V5
=ARABIC("III")III3=ARABIC("X")X10
=ARABIC("IV")IV4=ARABIC("L")L50
=ARABIC("V")V5=ARABIC("C")C100
=ARABIC("VI")VI6=ARABIC("D")D500
=ARABIC("VII")VII7=ARABIC("M")M1000
=ARABIC("VIII")VIII8
=ARABIC("IX")IX9
=ARABIC("X")X10

関連

記数法インデックス

BASE
DECIMAL

BASE

数値を特定の基数(底)を持つテキスト表現に変換します。

BASE(数値, 基数, [最小長])

詳細:

DECIMAL

指定された底の数値のテキスト表現を10進数に変換します。

DECIMAL(数値, 基数)

詳細:

関連

数値の変換インデックス

CEILING.MATH
FLOOR.MATH

CEILING.MATH(切り上げ)

CEILING.MATH(数値, [基準値], [モード])

数値基準値 の整数倍の値に切り上げられます。 モード = 0 を指定した場合は切り上げは一様に行われ,負の数は 0 に向かう方向に丸められます。 数値 の符号にかかわらず \[ \text{CEILING.MATH}(x, m, 0) = \lceil x \div |m| \rceil \times |m| \] となります。 モード ≠ 0 を指定した場合は切り上げは絶対値に対して行われ,負の数は 0 から離れる方向に丸められます。 数値 が正の場合は \[ x \ge 0 \implies \text{CEILING.MATH}(x, m, -1) = \lceil x \div |m| \rceil \times |m| \] 数値 が負の場合は \[ x \le 0 \implies \text{CEILING.MATH}(x, m, -1) = - \lceil (-x) \div |m| \rceil \times |m| \] となります。

※ Office Support

Office Support の 解説 において,基準値についての誤りがあります。 CEILING.MATH の結果は常に整数になるわけではありません。

FLOOR.MATH(切り捨て)

FLOOR.MATH(数値, [基準値], [モード])

数値基準値 の整数倍の値に切り捨てられます。 モード = 0 を指定した場合は切り捨ては一様に行われ,負の数は 0 から離れる方向に丸められます。 数値 の符号にかかわらず \[ \text{FLOOR.MATH}(x, m, 0) = \lfloor x \div |m| \rfloor \times |m| \] となります。 モード ≠ 0 を指定した場合は切り捨ては絶対値に対して行われ,負の数は 0 に向かう方向に丸められます。 数値 が正の場合は \[ x \ge 0 \implies \text{FLOOR.MATH}(x, m, -1) = \lfloor x \div |m| \rfloor \times |m| \] 数値 が負の場合は \[ x \le 0 \implies \text{FLOOR.MATH}(x, m, -1) = - \lfloor (-x) \div |m| \rfloor \times |m| \] となります。

※ Office Support

Office Support の 解説 において,基準値についての誤りがあります。 FLOOR.MATH の結果は常に整数になるわけではありません。 使用例 においても計算結果の説明に誤りがあります。

切り上げ関数の使用例

使用例(整数に切り上げる場合)

負の数値が 0 に向かう方向に丸められるもの。

数値CEILING.PRECISECEILING.MATH結果
12.345=CEILING.PRECISE(A2)=CEILING.MATH(A2)13
−2=CEILING.PRECISE(A3)=CEILING.MATH(A3)−2
−7.1=CEILING.PRECISE(A4)=CEILING.MATH(A4)−7

負の数値が 0 から離れる方向に丸められるもの。

数値ROUNDUP結果
12.345=ROUNDUP(A6,0)13
−2=ROUNDUP(A7,0)−2
−7.1=ROUNDUP(A8,0)−8
数値CEILINGCEILING.MATH結果
12.345=CEILING(A10,1)=CEILING.MATH(A10,1,−1)13
−2=CEILING(A11,1)=CEILING.MATH(A11,1,−1)−2
−7.1=CEILING(A12,1)=CEILING.MATH(A12,1,−1)−8
使用例(一般の場合)

負の数値が 0 に向かう方向に丸められるもの。

数値CEILING.PRECISEFLOOR.MATH結果
−12.345=CEILING.PRECISE(A2,10)=CEILING.MATH(A2,10)−10
−12.345=CEILING.PRECISE(A3,0.1)=CEILING.MATH(A3,0.1)−12.3
−12.345=CEILING.PRECISE(A4,0.01)=CEILING.MATH(A4,0.01)−12.34

負の数値が 0 から離れる方向に丸められるもの。

数値ROUNDUP結果
−12.345=ROUNDUP(A6,−1)−20
−12.345=ROUNDUP(A7,1)−12.4
−12.345=ROUNDUP(A8,2)−12.35
数値CEILINGCEILING.MATH結果
−12.345=CEILING(A10,−10)=CEILING.MATH(A10,10,−1)−20
−12.345=CEILING(A11,−0.1)=CEILING.MATH(A11,0.1,−1)−12.4
−12.345=CEILING(A12,−0.01)=CEILING.MATH(A12,0.01,−1)−12.35

切り捨て関数の使用例

使用例(整数に切り捨てる場合)

負の数値が 0 から離れる方向に丸められるもの。

数値INTFLOOR.PRECISEFLOOR.MATH結果
12.345=INT(A2)=FLOOR.PRECISE(A2)=FLOOR.MATH(A2)12
−2=INT(A3)=FLOOR.PRECISE(A3)=FLOOR.MATH(A3)−2
−7.1=INT(A4)=FLOOR.PRECISE(A4)=FLOOR.MATH(A4)−8

負の数値が 0 に向かう方向に丸められるもの。

数値TRUNCROUNDDOWN結果
12.345=TRUNC(A6)=ROUNDDOWN(A6,0)12
−2=TRUNC(A7)=ROUNDDOWN(A7,0)−2
−7.1=TRUNC(A8)=ROUNDDOWN(A8,0)−7
数値FLOORFLOOR.MATH結果
12.345=FLOOR(A10,1)=FLOOR.MATH(A10,1,−1)12
−2=FLOOR(A11,1)=FLOOR.MATH(A11,1,−1)−2
−7.1=FLOOR(A12,1)=FLOOR.MATH(A12,1,−1)−7
使用例(一般の場合)

負の数値が 0 から離れる方向に丸められるもの。

数値FLOOR.PRECISEFLOOR.MATH結果
−12.345=FLOOR.PRECISE(A2,10)=FLOOR.MATH(A2,10)−20
−12.345=FLOOR.PRECISE(A3,0.1)=FLOOR.MATH(A3,0.1)−12.4
−12.345=FLOOR.PRECISE(A4,0.01)=FLOOR.MATH(A4,0.01)−12.35

負の数値が 0 に向かう方向に丸められるもの。

数値TRUNCROUNDDOWN結果
−12.345=TRUNC(A6,−1)=ROUNDDOWN(A6,−1)−10
−12.345=TRUNC(A7,1)=ROUNDDOWN(A7,1)−12.3
−12.345=TRUNC(A8,2)=ROUNDDOWN(A8,2)−12.34
数値FLOORFLOOR.MATH結果
−12.345=FLOOR(A10,−10)=FLOOR.MATH(A10,10,−1)−10
−12.345=FLOOR(A11,−0.1)=FLOOR.MATH(A11,0.1,−1)−12.3
−12.345=FLOOR(A12,−0.01)=FLOOR.MATH(A12,0.01,−1)−12.34

関連

端数処理インデックス

互換(非推奨)

CEILINGCEILING.PRECISEFLOORFLOOR.PRECISEISO.CEILING

COMBINA

COMBINA(重複組合せ)

COMBINA(総数, 抜き取り数)

総数 のものから 抜き取り数 のものを取る重複組合せの数が返されます。 総数 = 0 の場合も計算できます。 \[ \text{COMBINA}(n, k) = \binom{n+k-1}{n-1} = \frac{(n+k-1)!}{k!(n-1)!} \]

代替表現

総数 ≥ 1 の場合は

COMBIN(総数 + 抜き取り数 − 1, 抜き取り数)
※ Office Support 2016.9.11

Office Support の 書式 において,引数に指定できる値の範囲に誤りがあります。 総数 < 抜き取り数 の場合でもエラーになりません。

関連

順列・組合せインデックス

COMBIN

COT
CSC
SEC

COT(余接)

COT(数値)

余接の値が返されます。 \[ \text{COT}(x) = \cot x = \frac{1}{\tan x} \]

代替表現

−π/2, π/2, … 等を除く 数値 に対して

1/TAN(数値)
は COT(数値) と同じ値を返します。

CSC(余割)

CSC(数値)

余割の値が返されます。 \[ \text{CSC}(x) = \csc x = \frac{1}{\sin x} \]

代替表現
1/SIN(数値)

SEC(正割)

SEC(数値)

正割の値が返されます。 \[ \text{SEC}(x) = \sec x = \frac{1}{\cos x} \]

代替表現
1/COS(数値)

関連

三角関数インデックス
COSSINTAN

COTH
CSCH
SECH

COTH(双曲線余接)

COTH(数値)

双曲線余接の値が返されます。 \[ \text{COTH}(x) = \coth x = \frac{e^x+e^{-x}}{e^x-e^{-x}} \]

CSCH(双曲線余割)

CSCH(数値)

双曲線余割の値が返されます。 \[ \text{CSCH}(x) = \mathop{\mathrm{csch}} x = \frac{2}{e^x-e^{-x}} \]

※ Office Support 2016.9.10

Office Support の 説明 において,CSCH が角度の関数とされています。 双曲線関数を三角関数と同じような角度の関数と見なす必要はありません。

SECH(双曲線正割)

SECH(数値)

双曲線正割の値が返されます。 \[ \text{SECH}(x) = \mathop{\mathrm{sech}} x = \frac{2}{e^x+e^{-x}} \]

※ Office Support 2016.9.10

Office Support の 解説 等において,SECH が角度の関数とされています。 双曲線関数を三角関数と同じような角度の関数と見なす必要はありません。

関連

双曲線関数インデックス
COSHSINHTANH

MUNIT

MUNIT

指定された次元の単位行列を返します。

MUNIT(次元)

関連

行列インデックス

数学/三角関数(Microsoft365)

RANDARRAY

RANDARRAY

乱数の配列を返します。

RANDARRAY([], [], [最小], [最大], [整数])

SEQUENCE

SEQUENCE

数列を返します。

SEQUENCE(, [], [開始], [目盛り])

数学/三角関数

2016.8.27 作成 / 2021.1.16 更新

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