レッスン2.2〜多角形モード〜
PolygonEditor
Version 1.1.1+T.1.2.335


Macro Version 2.0.573/Max

企画: ProjectTeamDo-GA
開発: (株) Do-GA
ProjectTeamDoGA:


HP: http://doga.jp/
その図形を構成する辺の平行度や直角度など、その図形を構成する為に
必要となるもののこと。

例として「正方形」を構成する要素としては

 ・4つの辺の長さが等しい
 ・4つの角が各々90度
 ・対角線の長さが等しい
 ・2本の対角線が直行する

などが挙げられます。これはその図形の定義とよく似た物がありますが、
ここで挙げる”要素”とは必要条件で、定義といった必要十分条件とは
異なっています。

難しく考えずに、その図形の持っている特徴だと思ってください。

PolygonEditor: PolyEdit

The webpages explain the PolyEdit.
The PolyEdit which is 3DCG creation software,
distributing by ProjectTeamDoGA.

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レッスン2.2
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『多角形』モード

このモードは起動時に自動的に選択されている状態のモードです。
カーソルによってマーキングを行って任意の点を指定して多角形を製作する
ためのモードです。レッスン1で行ったマーキングではこのモードで
マーキングを行いました。

長所

・任意に点のマーキングを行えるので比較的自由度は高い。
・点をマーキングするだけなので直感的にわかりやすい。

短所

・ある程度正確な図形の要素を必要とする図形が作りづらい。
 (しかし完全に正確な座標が必要な場合はこのモードを使用)
・複雑な図形では作業手順が複雑化し、効率がとてもわるい。

基本操作方法

レッスン1で行ったマーキングで図形の頂点を指定します。

補足1(ちょっと判りにくいかもしれません)

レッスン1では「三角形を図形の基本」とすることを学びましたが、
多角形では三角形をつくるために必要な3点以上の頂点をマーキング
することが出来ます。

え?じゃあ、あの原則は嘘だったの?

いえ、そんなことはありません。あくまで「原則」ですから。
下の3DCGのモデルを見ていただければわかると思いますが、三角形を
使っている場所はごくごくわずかですね。だからといって

騙された!

と思わないで下さいね。


実は実際の図形で三角形を使っているところは少ない。

たとえ原則が三角形でも、その根底にあるのは平面なら構わない
という事です。つまりいくら四角形以上の多角形になってもその図形が
平面ならとくに問題はないのです。

しかし、四角形以上の図形だったらその図形が必ずしも平面になる
保証がないじゃないか、と仰られると思います。しかし殆どの3DCG
プログラムは、例えば平面でない四角形でもある程度までは”平面”
として扱ってくれています。(ちょっと違うかも;) つまり完全な
平面でなくてもその辺りは誤差として扱ってくれる訳です。

あまり三角形に執着する必要はないのですが、あまりにも平面とは程遠い
四角形(図1)と言った多角形を作成するとプログラムは正しく情報を
処理できなくなってしまい、3Dの画像が正常に表示されないことになって
しまいます。


「平面度」高い←                         →「ゆがみ」大きい


左のアニメーションをよーく目を凝らして見て下さい。

はっきりとは判らなくても「なにか変だ」という事が
掴めればいいと思います。この四角形は4つの頂点で
構成されていますが、その点が平面上にないので平面の
四角形ではありません。
そこでプログラムが正しく計算できない例を示しました。

  図1 平面とは程遠い四角形

四角形以上の多角形をこのモードで作成する場合はこのことを念頭に
おいておいてください。


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