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浜陣、氣志團3rdアルバム
『TOO FAST TO LIVE  TOO YOUNG TO DIE』に夢中。



今回は、ビジュアル的にも豪華ですね。定番衣裳が勢揃い。

ライン無しの学ランと単車、いかにも「族」風なショットで始まり
“鬼死團”、市松学ラン、サンタにワイン色びろうど、赤青ランまで
コスチュームとっかえひっかえ。
ステージで遠くからしか拝めなかったお衣裳など
じっくり見られて嬉しいです♪

(髭面のラムちゃんにしか見えない松坊ったら...きゃわい過ぎ☆)

トミ松ランマの弦楽器隊、お揃いの黒ライン入り長ランが
すてきですね。肩組んで仲良さそうに笑ってるのがまた良い。
ユッキのすっぽんぽん、ドラマーらしからぬフェミニンな体つきが衝撃的。(笑)
“セロニー&光”の素顔
(しかし改めて見てもあややそっくりですね)
ある意味衝撃でしたが…ははは。なんですかあの世界は。

                    

明日をも知れなかった(?)Kisses歴も、順調に伸びつつある今日このごろ。
前回アルバムが出てから、ちょうど1年ぐらいたつんですね。

やっとこさ、「略してTOO」のアルバム感想文を形にできました。
ペースがだんだんとろくなっていてゴメンナサイ。
初めに比べたら、テンション的にはかなり落ち着いてきたのだな。

いやあのそりゃね、氣志團にトチ狂っている時点でもう
ふつうの人より浮き足立ってるのには間違いないんですけど。
それこそもう取り憑かれたように書きまくるというか
思いのたけをぶちまけずにはいられなかった当初を考えれば
えらく大人になったもんだなあと。
(年相応の落ち着きを取り戻しただけともいう)


まああのう、氣志團ちゃん病はまったく治る気配ナシですのでね。
見た目は普通でも、奥深くでしっかりと病巣が根を張っているような
そんな感じ。(ってこれがファンの言いぐさか)
次のツアーもがんばるぞう!

溜めっぱなしの宿題、いつ仕上げられるかもう私もわかりませんが(ヒエー)
いつかひょっこり出来てるといいなあ、、、



『TOO FAST TO LIVE  TOO YOUNG TO DIE』
浜陣喋り倒し。

01

キラ キラ!

作詞・作曲 綾小路 翔

VOCAL : 綾小路 翔
SCREAM & DORA : 早乙女 光
GUITAR : 西園寺 瞳
GUITAR : 星 グランマニエ
BASS : 白鳥 松竹梅
DRUMS : 白鳥 雪之丞
CHORUS : 氣志團

いかにも氣志團らしい、というか團長らしい、
学園モノ王道路線まっしぐらな“卒業ソング”。大好き。
「硬派」と「おぶざけ」のハイブリッド加減も絶妙です。
ていうか團長さん。


“奴らにはフザけるという意識があまりないから(笑)、
そこは俺がしっかりと担っていけばいいんだなって”


という、何を今更な発言にはびっくりしましたがな。
そこでバランスさえ取れてれば何でもありなんだと
改めて気がついたという話。

楽器隊4人はとことん男前な演奏にがっつり勤しみ、
ツートップはその前で暴れ煽りいちびりたおすという
基本形にして黄金のスタンス。キラキラ!はその魅力が
最大限に活かされてる曲だと思いましゅ。

きれいに韻を踏んでいる歌詞、“聞き取りテスト”をしてた頃は
「刺すような瞳も」が1コぐらいあると思ってたんだけどなあ。

PV、靴箱が映るところでなぜだかうるっと来るのだ。
團長の「バイバイ」にも毎度ぎゅうっと胸を掴まれる。

 

若いっちゅうか瑞々しいっちゅうか素敵だなとは思う。けども。なんだかシュッとしすぎてて、ついつい「ふぅん?」と素通りしがち。ついていけなくてゴメン…って気分になります。
なんだろなぁ。イントロとかはきゅん、てさせてくれる雰囲気を十分に持ってるのだけど。

(光GENJIが守備範囲外なせいもあるんだろか)

「ウェィ。」だけは癖になるんです。絶対に我慢できない。
油断してるとポロッと口から出ちゃうので(ホントに)、
人混みで聴いてる時は気をつけねば。

ユッキのドラムが一段とつんのめりそうな感じで、ちょとハラハラ。(笑) あと聴いてる途中でなぜかロティカが浮かぶのってへんかしら。このアルバムかけてるとよく起きる現象。

♪いつかの君の声がはなれない、と歌う綾翔の声が
耳についてどうにも離れない・・・

02

さよなら December

作詞・作曲 綾小路 翔

VOCAL : 綾小路 翔
GUITAR : 西園寺 瞳
GUITAR : 星 グランマニエ
BASS : 白鳥 松竹梅
DRUMS : 白鳥 雪之丞
CHORUS : 氣志團

 

03

スクール★ウォーズ

作詞 綾小路 翔
作曲 西園寺 瞳

VOCAL : 綾小路 翔
SCREAM : 早乙女 光
GUITAR : 西園寺 瞳
GUITAR : 星 グランマニエ
BASS : 白鳥 松竹梅
DRUMS : 白鳥 雪之丞
CHORUS : 氣志團
BLUES HARP : 阿部義晴

大幅なアレンジでより魅力を増したのか、氣志團流の
一風変わったブルースも思いのほか良いですね。
最初、またこれ氣志團にしては毛色違うな〜と思ったのが
聴くほどに印象がどんどん塗り替えられ、今ではすっかり
「アリなんじゃない?」 に。トミーさん、やるのう。

挑発的で勢いがあって、まさに「ホレかかってこい」と煽られ乗せられ、いつしかペースに巻き込まれてしまったような感じ。GIGではどんな風になるのかちょっと楽しみです。

「何も持ってない だけど一つも失いたくはない」
「強い体と もろい心 熱い想いと 冷めた現実」


いかにも團長さんらしい。

清濁併せ呑み、きちんと現実を見据える眼を持ちながら
尚も夢を見続けられるって、とても強いなあと思うのだけど。大人の理性と少年の魂、なぜああも異和感なく共存してるんでしょうかね。

 


キャッチーでメロディアスで、一見明快なメッセージ性もあって一般受けしそうだとは思う。だけども。
キシーとしてのわが琴線にはモヒトツこう、響かないのだ。
だーってつまんないんだもォーん。にぎりこぶし。

「日の丸を貼ってたらちょっとヤバイ人だと思われる日本っておかしな国だなぁって」云々という、この曲に関する團長さんコメントを読みまして。(恋心がすぐさま日本の明るい未来を願う心に直結しちゃうあなたはスゴイ)
そこで、メッセージに込められた意味が初めて正しくわかった(ような気がした)今更な私。ウムムと唸ったんですが。

曲からはその想いがいまいちリアルに伝わってこないとこがもったいない。なんでなんだろうなあ。

映像がついてくるとこれまた話は別なんですよ。
PVの気持ちいいまでの壊れよう。あそこまで気が狂ってくれちゃったらもう、バンザーイ。映像に関しては大満足。うーん。もともと歌と演奏と踊りが揃って初めて氣志團、ってとこがあるしなあ、、、なにやら、いつのまにやらボヤキじみた感想になってしまってすみません。

妙に軽快な「アイヤホイ !」が好き。ってフォローになってない?

04

スウィンギン・ニッポン

作詞・作曲 綾小路 翔

VOCAL : 綾小路 翔
SCREAM & WHISTLE : 早乙女 光
GUITAR : 西園寺 瞳
GUITAR : 星 グランマニエ
BASS : 白鳥 松竹梅
DRUMS : 白鳥 雪之丞
KEYBOARDS : 阿部義晴
CALL ADVISOR :

 夢雫 神 & クラブ・ロワイヤルTOKYO

 

05

スパトニック・シティ・ブビ ブビ〜黎明篇〜


作詞・作曲 綾小路 翔

VOCAL : 綾小路 翔
SCREAM : 早乙女 光
GUITAR : 西園寺 瞳
GUITAR : 星 グランマニエ
BASS : 白鳥 松竹梅
DRUMS : 白鳥 雪之丞
KEYBOARDS : 阿部義晴
SHOUT : 一斉不憫 SEPIA

アホかっこよさがなんともたまらないブビブビですが。
ナンジャコリャー!的改変、これはこれで楽しいね。
もともと持ってたバカバカしさ、いちびりっぷりはかなり薄まっているけど、同じ曲で2度楽しめると思えばお得感倍増。

歌詞が大幅に変わったと聞いたとき、きっと電話番号じゃなくなったんだろうな、じゃあなんだろ、んーとえーと、あ、
K・I・S・H・I・D・A・N、でぴったりやん。とか思ってたんですけど。ちょいかすったか。

あげてあげて〜、を聴くと「KOME KOME WAR」が頭を巡る。ヴァン・ヘイレンのJump、もう20年前ですってよ。うわあ。

「ウッ」「ハッ」のところがGIGん時には全部「ウェイ」に。
妙にノリがよくて、その悪ふざけしてるような感じがやたらと楽しかったのを憶えています。

一世風靡コスのダンサーズ、名前に爆笑。
この曲は動きも含めて大っ好きなのだけど、特に
「Jumbo! Jumbo!」のところの振り付けがお気に入りです。

 

リアルシックスティーンに引き戻される醍醐味。
やられた。330に引き続き、この2人には敵わないよォ。


(もうどうしても、BOOMとかPANIC ATTACKの頃の民生っち切なげな掠れ声がダブってしまう。コーラスでかぶるランマ声はEBIくんの美声に。そして、イントロのじゃかじゃか言ってるあたりはyellowの頃の岡村ちゃんを彷彿とさせるやね。
以上、オヴァちゃんの妄想独り言でした)

一体どんな顔して歌とんねん!とつっこみたくなる、珠玉の
おとめちっくフレーズ。


「ピーターパン お願いがあるよ」
「僕のティンカーベルなんだ」
「冷やかすなよぅ ねぇ!」


この曲において綾翔さんのピーターパン症候群は更に進行中らしいですが。成人男子がこんな歌詞、正気じゃなかなか歌えませんよ?天晴れな退行っぷり、いいぞいいぞー。

おんなじ妄想系の曲でも、これみたいにカンペキ入り込めるやつと素通りしてしまうやつとがあるのはなんでなのか。
思うに、私の心が震えるかDoかの分かれ目は
結局のところ『病んでるか否かなのではないか。スルーしちゃうやつは
きっと、病み度が足りないのだ。そうかそういうことなのね。

(果してこれがファンとして正しい姿勢なのかDoかは知らん)

06

PETERPAN EXPRESS

作詞 綾小路 翔
作曲 星 グランマニエ

VOCAL : 綾小路 翔
GUITAR : 西園寺 瞳
ACOUSTIC & ELECTORIC 
  GUITAR ,VOCAL : 星 グランマニエ
BASS : 白鳥 松竹梅
DRUMS : 白鳥 雪之丞
TAMBOURINE : 早乙女 光

 

07

アンドロメダの先輩

作詞 綾小路 翔
作曲 星 グランマニエ

VOCAL : 綾小路 翔
GUITAR : 西園寺 瞳
GUITAR : 星 グランマニエ
BASS : 白鳥 松竹梅
DRUMS : 白鳥 雪之丞
RAP : MC LADEN
Mr. SORRY : 早乙女 光
KEYBOARDS & ACOUSTIC GUITAR :

阿部義晴

「Heil Heil Heil Heil 先輩」 「D・E・A・R 後輩」

ピョンピョンと飛び跳ねながら、ステージ狭しと暴れ回ってる悪ガキ2人が実に楽しそう。ぐるんぐるん腕ぶんまわし不敵な笑みで客席煽る姿もカッコカワウィ〜。かわいさ余ってぐりぐりしたくなっちゃうぐらいホント、こにくら愛らしいったら !!

「俺等がやるしかねぇよ 誰にも出来やしねぇよ」

氣志團がやらねば誰がやる・・・どっかの新造人間みたいなこと言うてからにまーこのオットコマエめ。
本気でふざけてるように見せかけて実は結構ホントに本気っぽい
(ややこしなもう)、押しの一手な「成り上がってやるぜ」魂。ダッサイクッサイが一周回って、こんなにも恰好良くなっちゃった。しかしなぜにこのタイトル?

ブッパッパーと意味不明に軽快なラッパー松坊。
ブビブビ黎明篇で耳にした時も「なんじゃこりゃ!! 」ってビックリしたけど、わけわかんなさが楽しく思えてきました。
ガッツ!全裸で!気合い!

冒頭の「ちわっす!」で反射的に挨拶を返したくなるらしい相方氏(体育会系の血 が騒ぐ?)。しかも「気合い!気合い!」が「キライッキライッ」に聞こえると。もう可笑しくてしょうがない…

 

おどろおどろしいイントロにもつい顔がニヤけてしまう。
“鬼死團”再来!ぶぶ(笑)

こういう、「朝くる」系の息詰まる曲ってクラクラするー。好き。
据わった目をしてブツブツ呟きながら、ひたすら
暑苦しく息苦しく執拗に迫り来るようなさまに
(言い過ぎ?)
毎度悶えながら聴き入っております。むむ。良い。


「次の時代の若者の為に 我ら育ったこの国のために
生き急いでくあの人の為に
WE ARE UNITED NIGHT THE KNIGHTS」


言ってることはスウィンギン・ニッポンと同じでも
断然こっちのほーがスキだ
。夜騎士万歳。

「そこで君達が感じた全てを 俺達と共に考えて行こう」
なんとも押しつけがましい生真面目さがすてきに可笑しくてグッと来ます。ぜひともGIGでリッパに再現して頂きたいわ。特にユッキ、そしてだんちょ、死なないようにがんばって。

08

NIGHT THE KNIGHTS

作詞・作曲 綾小路 翔

VOCAL : 綾小路 翔
SCREAM : 早乙女 光
GUITAR : 西園寺 瞳
GUITAR : 星 グランマニエ
BASS : 白鳥 松竹梅
DRUMS : 白鳥 雪之丞
SINGALONG : 氣志團
KEYBOARDS : 阿部義晴

 

09

あばよ クレージュ・タクト,
BABY…


作詞・作曲 綾小路 翔

VOCAL : 綾小路 翔
GUITAR : 西園寺 瞳
GUITAR : 星 グランマニエ
BASS : 白鳥 松竹梅
DRUMS : 白鳥 雪之丞
SILENT POCKET BEEPER : 早乙女 光
KEYBOARDS : 阿部義晴

80年代、いや下手したら70年代まで溯れそうな、昔懐かし
歌謡ロック。子供心に聞いてた歌謡曲ってこんなんこんなん…。
(SNACK『亜土利府』で流したら異様に似合いそう)
1:50以降、いかにも「間奏!」って作りにしてあるあたりが
なんともあざとく色っぽくてゾクゾク。もともとはインストだったという話、驚きつつもすんごい頷けます。渋い。おっとな〜。

歌詞の方は相変わらず、ごたまぜオマージュって感じですが
ジュリーとマッチとハイティーン・ブギ、という単語が3点セットで頭に浮かんでしまう。綾翔ドリーミンワールド炸裂。
思い出はどこまでも美しくドラマチックに。カッチリ見事に作り込んだ世界に、ちょっと安っぽくてベタベタにせつない歌声がホント似合いすぎなぐらいです。11 12 32 44 93...小道具までカンペキよ。

そうして、艶めかしくうねるベースに夢見心地で酔っぱらう。
きもちいい。至福じゃのう。

 

最初の頃こそ、懐かし恥ずかしくてむず痒くなったもんですがふっきれたら素直にカッコヨク聞こえてきた。疾走感!
しっかし、ランマちゃんの抽斗も無限に広がっているのねぇ。

合間にはさまれる雑多な効果音もオモロイ。
意外に呆気ない終わり方も肩すかしでオモロイ。
ごちゃごちゃ詰め込んだ揚句、ストンと終わっちゃうので
聴き手はポカーン。“よくわからないインスト”を目指したとか言ってるけど、この置いてきぼり感がもうむしろ快感です。

團長、『威張り散らし』担当。
(そんなにしてまで名前を載せねばイカンのか・笑)

10



作曲 星 グランマニエ

DOMINEERING : 綾小路 翔
VIBRA SLAP : 早乙女 光
GUITAR : 西園寺 瞳
ACOUSTIC & ELECTORIC GUITAR :
星 グランマニエ
BASS : 白鳥 松竹梅
DRUMS : 白鳥 雪之丞
KEYBOARDS : 阿部 B-SQUARE

 

11

SECRET LOVE STORY

作詞 綾小路 翔
作曲 綾小路 翔 & 星 グランマニエ

VOCAL : 綾小路 翔
SCREAM : 早乙女 光
GUITAR : 西園寺 瞳
ELECTORIC &

ACOUSTIC GUITAR : 星 グランマニエ

BASS : 白鳥 松竹梅
DRUMS : 白鳥 雪之丞
KEYBOARDS & STRINGS

+ BRASS ARRANGE : アヴェ・ヨシハル

STRINGS : 金原ストリングス

金原千恵子(1st Violin) 古川原裕仁(Viola)

栄田嘉彦(2nd Violin) 堀沢真己(Cello)

BRASS : 西村浩二(Trumpet)

木幡光邦(Trumpet) 広原正典(Trumpet)

FEMALE CHORUS : 佐々木久美、斎藤妙子
CRACKER : パーティー大好き!氣志團ちゃん

これ一曲だけ、アルバムの中でなんとなくちょっと浮いてるというか、異色だわ〜と感じてしまうんですが。いかにも付きのクリスマスソングだしなあ、、、曲としてはキレイにまとまっているけど、これを氣志團がやる意味がいまだにピンとこないんだもの。團長が思い入れを熱く語れば語るほど、エェー、そうかぁ・・・?と思ってしまうという。

いかん、このボヤキパターンはスウィンギンと同じ流れだ…
折角DVDが付いてたことですし、PVの話でもしましょかね。
ヅラが微妙ではあるものの、星屑さん男前。しゅっとしてる。
ヒロインもかわゆいし。紡木たく風な雰囲気も上手に出てる。
でもどっちかというと、本編以外の方がより楽しかったりして。

しょうもない悪戯したりこづき合いしたり、
内輪で流行ってる妙ちくりんな遊びで盛り上がったり、
何もそこまでっていうくらい腕相撲大会に命懸けてみたり、
楽しそうにじゃれてる氣志團ちゃんの日常風景って
なんであんなに面白いのかなあ。
ト。
PVの存在意義を全否定したところで(汗)次!いってみよー。

 

明るくってあったかくてそれでいてちょっぴり感傷的、意味はよくわかんないとこもあるけど、とにかく愛には溢れてる。
前ツアー、エンドロールの為に作られたかのように、ぴったし嵌ってました。もうタイトルからしてランマちゃんらしい。

(しかもいきなり「愉快痛快」、怪物ランドのプリンスかいな)

「長い長い一日が 終わりまた過ぎてゆく」
「心に残る 胸を焦がす そんな日だ」
「何もわからなくていい 上手くゆかなくてもいい
嘘か本当かどうでもいい そんな日だ」

ロマンティストだけが知っている、究極の悟りの境地なんでしょうか。にこにこ笑いながら、涙がほろっと出ちゃいそうな。おまけに、明日もがんばるぞーと元気まで出ちまいますぜ。
じんわり、深ーく、心に沁みいる“名曲です”。

途中、モンキーダンスみたいな振り付けがキュート。
順繰りにメンバーのソロパートがあるのも嬉しい。
ほとんど超音波状態なユッキの高音、3・30京都GIGでは
ビジョン前で笑いが起きてて、ちと切なかったけれども。(笑)

12

ゆかいな仲間たち

作詞 綾小路 翔 & 星 グランマニエ
作曲 星 グランマニエ

VOCAL : 綾小路 翔

GUITAR & VOCAL : 西園寺 瞳

GUITAR & VOCAL : 星 グランマニエ

BASS & VOCAL : 白鳥 松竹梅
DRUMS & VOCAL : 白鳥 雪之丞
KEYBOARDS : 阿部義晴
PEANUTS : 早乙女 光


キラ キラ!の頭がフェイドインなので、アルバム自体をリピートさせていても
つなぎ目をあまり意識することなく延々聴けるという仕掛け。
ぐーるぐーるとエンドレスで聴いています。

ベースの音が気持ちいい、と書いた曲が
まったくおんなじ場所に出てきて、ふと気がついたんですけど。
全体のおおまかな流れが前作と一緒だ。

勢いある、男くさい系をまず2、3曲かましてきて(ワンナイ、潮騒、ゴッスピ)
続けて元気のいいおバカナンバー(恋人)
中盤あたりで翔ランコンビのせつなナンバーを投入
(330)
再び硬派な曲でぐぐっと締めて
(DxDxD、朝焼け、BOYS BRAVO!)
ちょっと変わったネタをこのへんに挟み(俺俺、朝くる、そして雷電)
ハートウォーミングなランマ曲でしめくくる
(一番星)、と。

ていうかこれ、大きく見るとGIGもおんなじ流れか。
よくノートに書き出しては一人悦に入るという、
翔ちゃんお気に入りのパターンなのかしらん。


1st は映画のサントラ盤みたいなつもりで作った、ていうのは聞いたことあるけど
2nd、3rd は、その気でがんばればプチGIG気分が味わえるってことなのかも。
よし。今日からこれを聴く時は
“ひとり脳内GIG”決行だ、ひゃっほーう。

                    

光ちゃんの担当パートを逐一チェックしてみると面白いですよ。
意味がわからない箇所もあるのは毎度のことなんだけど…
スタジオ内で何が行われていたのか、いっぺん見てみたい。

裏表紙の白ラン姿にはほれぼれ。いずれ劣らぬ男前揃いですなあ。
そして、どんどん増える松坊のくわえ煙草。
2本、4本、てことは、次はもしかして、、、(笑)


(2004/4/25)

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