浜陣、いろんな意味で“現象”に巻き込まれる…。
2002/10/13、神戸チキンジョージ。
『氣志團現象IV(完結編)
房総与太郎行進曲』
神戸公演。
私にとっての初・ワンマンGIGなんです。
あああ。幸せすぎてコワイよー。
とてつもなく恐ろしく長いレポ(という名の感想文)になってしまいました。
浜陣の妄想+相方の記憶、気がつけば膨大な量になり、
どれも切り捨てられずに、浮かんでくる情景のあれやこれやを
記憶違いでもアイマイでも、とにかく書きなぐっております。
とてもじゃないけど全部読めとは言えません、囓り読みでも御の字です、
楽しかったあのひととき、片鱗だけでも伝わるとよいのですが、、、
・ ・ ・ ・ ・ ・
まずは物販の列に加わることからスタート。
開場2時間前、チキンジョージ入口横の道路には既に数十人の列ができており。
いそいそと最後尾につく私、、、と無理矢理一緒に並ばされた、相方はいつもの旦那です。
あれと、あれと、、、売ってたらあれも買うで!よし!買うねん!などと
ひとり浮かれ上擦り声で話していると
壁の向こうから、リハーサルらしき音が響いてきます。
あ!ゴッスピ!雷電!ええっ?!グリグラやるの?!(←やらなかった)
ちょっと聞こえただけでワクワクしてしまって落ち着かない。
これぽっちで喜んでる自分に驚きつつ。顔が笑うよー。
壁越しのくぐもった音に耳を澄ます、というもどかしさが逆によかったりするの。
急にくるのではなく、じわ〜っと実感がわいてくると言いましょうか、
ああ、数時間後には彼等の姿が目の前に、そしてじかに聴けるんだァー、と
徐々に盛り上がってくるかんじ。
いーいお天気で、暑くもなく寒くもなく、空を見れば水色の風船なんかふわふわ飛んでるし。
なんだかやけに平和におめでたく、幸せ気分にひたっておりました。
これからライブだ!という状況にふさわしからぬ、ほのぼのムードかも(笑)
・ ・ ・ ・ ・ ・
ちなみに、入手したブツは4点。
読み物1点、
(「コレ1冊で御飯何杯食べられるか」第二弾!更にパワーアップ!)
着る物1点、
(“ファンタ買って来い!!ファンタ!ファンタ!”…後半が特にツボで…笑)
腕装着物1点、
(腕章レプリカの赤はUME-ROCKで買った、今度は黒だ!)
火をつける物1点、、、あイヤ3点?
(お気に入りは「君の夜をおくれよ。俺の朝をあげるから。」)
ああ、チケット代も含め一体今日でナンボ使うねん、と大人脳の囁きもうっちゃって
にこにこしていた私。すっかりおばかになってまーす。いいんだー。しあわせだから。
さて。中へ入り、後方に陣取った我々。
(おもに私の体力と根性の無さにより。今回は身の程をわきまえてみました)
会場のざわめきの中で徐々に上がってくテンgションg。
流れてくるSE、C-C-Bに頬が緩んでしまう浜陣、
一方相方は“ジュリー”にぴくり反応、苦笑し。
このへんのセンスがめちゃめちゃ素敵です、永遠の16歳。
予定時刻をすこし過ぎた頃、毎度お馴染み
COMPLEX 『BE MY BABY』 が響く!ビクッ!!
「We are
氣志團!房総与太郎路薫狼琉!夜露死苦機械犬!」
きやあああああ〜〜〜。
―
房総スカイライン・ファントム ―
心の準備はしていた筈なのに、突然現れた妖精さんたちに只茫然としてしまい、
まるで幻を見ているよう…などとぼんやりしていた私。
このあたり、意識朦朧であんまり記憶がありませんのですが、、、トホホ。
目にやきついてるのは、楽器隊の重厚な音にあわせ逆光の中を華麗に舞うツートップ。
翻る長ラン。目にも鮮やかな手袋の白。相変わらず、ただならぬ気迫です。
くーっ、、、カッコイイ!!
ビシッと揃った舞を見せつけつつ、團長の口元はやっぱり忙しく動いていて
でもやっぱり、一体何て言ってるのかわからない。
謎めいてるなー。いつか知りたい。
― 雷電 ―
この畳みかけるような、冒頭、怒濤の男前ナンバー、
トリハダぞわぞわの大興奮。好き好き!!
このへんで團長、片方の手袋を
“なぎさ脱ぎ” してたような気が。
いつも、気がついた時には素手。今日こそは見逃すまい!と思ってたんですが
結局もう片方はいつ脱いだのかわからぬまま…。見るとこいっぱいで、ついつい見逃すんだな…。
團長と光ちゃんがお尻くっつけたまんまジタバタまわるあのダンス
(とてもブラックなその名称を知った時には本気でビックリ・・・汗)も初めて見られた!
聞き慣れないかけ声、何か英語のようにも聞こえた
粉砕や〜 (粉砕や〜)!玉砕や〜 (玉砕や〜)!
團長&光のかけあいがカッコイイ!
(「や〜」=「yeah」かも?でもこれ、相方によればUME-ROCKでも言ってたらしい…オボエテナイ…)
この2人を見ると男のロマンを感じる、、という写真家さん(だっけ?)の言葉を思い出し。
あー、いいよなー、かっこいいなー、、、ただただ見蕩れていました。
ひっきーが耳を支点にサングラスをガクガク上下させながら行ったり来たりしてたのって
この曲だったっけ。ハッと気づいた團長、張り合ってグラサンガクガクでうろうろ。
負けん気、健在です(笑)。かわゆいのう。
― (新曲) ―
「オーライ、ビン-ビン-ビン聴いてくれ!」
……ときこえたのだけど。Bing-Bing-Bing?Bean-Bean-Bean?
正しくは何という曲なのかわからないのですが。
やたっ!硬派系!うれしーい!
グリとグラみたいな、ズシーンと重く野郎っぽく激しい曲でした。
やっぱりこの曲でも目立っていたのは2人のコンビネーションで
Yo〜!エビバディ! Yo〜!エブリバディ!
と観客を煽るところ。あああ興奮するね!!
everybody、ではなく確実にカタカナで「エビバディ」、えーと、「エビバデェ〜!」が近いかな。
こう書くとなんだかカッチョワルイようだけど、実際はめちゃ格好良かったんだよォ。
相方は、このYo〜!エビバディ!の振付がお気に入りらしい。
例によってゼンゼン記憶に残っていない私に「こんなんやったでー」と
再現してくれる恰好を見ると、なんとなく"来生三姉妹"を彷彿とさせるものがある・・?
えっ?ちょとちがう???(汗)
YoYoYoYo!前前前前!YoYoYoオラ!
神戸!こんなもんじゃねェだろ!!もっともっと来いよ!!!
と煽りまくるフロント2人。いやん、かっこいい・・・
でも、私が前の方にいたらここで間違いなく潰れてるな、、と確信した一瞬でもありました(汗)。
―
ゴッド・スピード・ユー ―
やっぱりこれが一番好き〜〜〜!!!
漏れ聞こえるリハーサルから既に大興奮だったんだも〜〜ん!!!
大好きな科白のところ、もうちっとアジテイトしてほしかった気もするけど
花嫁どこだァ〜?とか、
我々の活動に共感を持っている、キミ?キミ?キミ?とか
微妙にアレンジされていて面白かった(笑)。
God!God! Speed!Speed! You! You!
光ちゃんのパートはお客さんもいっしょになって絶叫。もちろん私も!
オラオラ威嚇系の煽り、やっぱり好きだ〜。
ワチャチャチャーーー!!!
― MC ―
お楽しみのMCだ。どきどき。
「オウラァァイ!オムライス!」に始まり、
大黒摩季だの牧伸二だのポール牧だの真木蔵人だの、
よくわかんないけど人名がズラリ。
でもお客さんも慣れたもので、息もピッタリのコール&レスポンス。
「どいつもこいつも、気合入ってんじゃねえの?」と言いつつ
俺も気合入ってるから今ガッと(口をマイクに)ぶつけて歯が欠けた、と。
食べちゃった…(歯を??)と泣く團長。カワイー!
MCの最中、誤って「ビヨ〜ン…」とギターを鳴らしてしまったトミーさん團長に睨まれる、
というシーンが見られ。でも、ちょっと仕込みくさい???(笑)
― 恋人 ―
イントロの叫び、「オウラーイ、コムロ!」って聞こえたんだけど、、、
(CDでは 「Come up!」
とも聞こえる)
ほんとはなんて言ってるのかな??
みんな嬉々として動き出すこの曲。大好きなんだなあってよくわかる。
please, love me more & more のところ、
両手を順に持ち上げてハートを作り、左右に揺らすんですが。
一斉に上がったみんなの手が作った、何百個ものハートがそこらじゅうで揺れてる・・・
そりゃあもう、感動的で幸福感に満ち満ちた光景でした。
ゆらゆらしてる沢山のハート越しに見る氣志團ちゃん。
うーん、愛があふれてるなァー…。
ここにいる全員、氣志團のことが大好きな人達なんだ、と
改めて噛みしめ、無性に嬉しくなってしまいました。
一緒に踊ろうぜ、踊らにゃ嘘だぜ、一緒に恋をしようよ、、、なんて
低く甘く語りかけ、「たぶんS・A・D・A・M・E
さ」のところをこう叫ぶ團長。
「ぜったいS・A・D・A・M・E
さ!!」
涙しそうになっちゃったじゃないかー!!
そうだよ、絶対 S・A・D・A・M・E
に決まってるよねーっ!!
最高潮に盛り上がったまんま突入するのは・・・
― 鉄のハート
―
“熱く強く守る”ために俺達やって来たんだぜぇ!という團長の叫び。
引き続き、ハート鷲掴み。あ。もうヤラレタ。
これもみんな大好きな曲、元気にとびはねてました。浜陣はどっちかというと
硬派・男前系の曲が好きなので、CDだとそれほどはしゃぎはしないのですが
大勢で暴れながら聴くとすごく楽しい!てことをいまさら実感。
全員で OSSA!! OSSA!! OSSA!! OSSA!! と叫ぶ!
う〜〜〜、一体感!たのっし〜い!!!
メンバーが順番に叫ぶセリフ、
「俺達傷だらけだけど 忘れちゃいけねー!!」
初めて光ちゃんがハッキリ言うのを聞けた!びっくり。嬉。
―
高校与太郎組曲 〜喧嘩ボンバー〜
―
うわわわ、これが聴けるなんてっ!!
はー、、、かっこいいなあ。。。。
息もつかせぬという感じの激しい演奏、
松のチョッパーベースも素敵。。。
ツラに穴開けてぇ、二度とでけえ口きけねえようにしてやるかぁ!!
(多分…ヒアリングが合っていれば…)
という、私の大好きな科白は無かったけど
「OliOliOliOliOliOliO〜〜〜!」「YaliYaliYaliYaliYaliYa〜!!」
「このバカたれがぁ〜!!!」
ナマで聞くと聴き惚れちゃう〜。
クォーラル!クォーラル!ボンバー!
カッチョワルカッコイイ(どないやねん)という噂の
決めの「金剛力士像」ポーズはなかなかDoして、悪くなかったよ。
この2人が揃うと男のロマンを・・・(以下略)
― 愛と平和
―
光さん大ダイコ装着。
(光ちゃんの姿は、タイコの向こうにすっかり隠れていました)
聞いただけではふざけてるように思えたけど
大太鼓、意外にもしっくりはまっていました。
それにしてもコーラスで入るランマちゃん、凛々しかった。
いつものへにゃへにゃモードはどこへやら、
いつも 「もっとデッカイ声で!!」
と叱咤されてる様子はどこへやら、
美しくも力強い声を聞かせてくれたのに、ちょっと感Do・・・。
いつもの、ハラハラしてつい見つめてしまう男の子、ではなくて
かっこいい、、と見とれちゃう男の人、だったです。ポ。
― MC 2 ―
「みんな、今日はおやちゅみちゅこですか?」
「Yeah!めっちゃホリデイですか?」
ようするに休日なのか?と訊きたかったそうです(笑)。
+ + + + +
俺達にチャットなんて必要ねえ!ホントはお喋りが苦手なんだ、という團長に
えーーーーっ、とあがるギモンの声。
「俺はただ、暗記が得意な小学生だっただけだよ」
日本中の駅名が言えたんですって。三代目魚武に嫌われちゃうよ(笑)。
「でも不思議だネ、そういう力って、中学に入ると無くなっちゃうんだネ」
"もっと賢くなるから"とおかしな瓶を渡されて飲んだら、どんどん感情を忘れてしまい
アンgパンgマンに助けられた團長。
「こうして更正するまでどのくらい月日がたったかわからずに、今も俺は16歳」
ナルホド・・・(笑)!!!
「もう年なんか関係ないっ」と言った直後、
「かんけーないねっ」(by柴田恭兵)と口をすべらせ
自己嫌悪に陥る姿は可笑しくも愛らしい。。。
+ + + + +
前川清がもしかしたら宇多田ヒカルのおとーさんになってたかもしれない、と
芸能界マメ知識を披露する團長。きょとん、とした若きkissesに
「知らない?おまえらオクレテンナア!あーん?」
とガンを飛ばすことも忘れない(笑)。
ステージの際で大きくふりかぶった團長、客席に汗がしたたり落ちたので
「ごめんな、気をつけろよ、それ酸性だから。
髪の毛とかだとそこから生えてこなくなるから」
たぶんみんな、いいっ!生えてこなくてもいいからっ!て思ってたよね?私は思った(^0^)。
+ + + + +
「もう、バレてるかもしれないけど・・・
俺・・・おまえらに、好いちょう」
え?と思った瞬間、御本人も気づきました。
「おまえらに、好いちょう?!」
スイッチョ、スイッチョ!とかわいく誤魔化し
オカスィー、オカスィー、オカスィースィー。
失敗してもウケるまで喋り続ける團長、、、(笑)。
「決めた!今日は、おまえらにコクる!」
告白するのに名乗りもしないんじゃ礼儀が成ってないから、自己紹介させてくれ!
てことでメンバー紹介へ。
「On Guitar、身長2メーター9センチ、一人民族大移Do、一人チョモランマ、一人高山病、
小学校4年から中学校2年までの渾名がビグザム、多摩の大巨人、西園寺ロングトールトミー瞳です!」
「ハローーーーーー神戸!!!」
で始まるトミーさんの御挨拶。
「ここ神戸は、我々が初めて訪れる土地だが、
(↑噛んでしまったので2回言ってた/笑)
あの未曾有の大震災からめざましく復興した
みんなのそのすごいパワーを、今夜俺達に見せてくれ!
がんばろうKOBE!
ヨロシク西園寺です!」
相変わらず熱い男、トミーさん。
カミカミしちゃったけど、キリリと言い直す姿が男らしかった!
「俺っちも震えるほどクールだったぜ!
クールってことはアツイってことなんだぜ!」
トミーさん、素顔がちょっぴりジョン・B・チョッパーに似てるそうです。
おめめが見える写真を見てみれば、うんうんたしかに(笑)!
ウルフルズでは浜陣一番好きだったジョン・B・チョッパーさん。
(あのへなへな感&「素」なところ、ちょっとランマちゃんに似てるかも…)
今はどうしているのかしら?
「俺達の屋台骨、イエロービューティー、美しき野獣と書いて
“のけもの” と読む、
好きな芸能人はきよ彦、小学校時代の渾名がリリアン(!)、中学校時代の渾名が○○○○(思い出せず…)、
On Drums、白鳥雪之丞、通称ユッキですよろしく!!」
ユッキの小学校時代の渾名なんて初めて聞いたよ。
(新作キャッチフレーズ?それともご当地ネタ?)
リリアン(笑)、、、今、脳裏をダミ声が駆け抜けませんでしたか?
「きょうはァ〜、神戸ってことだけどォ〜、ボクねえ、神戸は初めてなの。
んとさ〜、神戸のことなんにも知らないんだ。
だから、一人しりとりするね」
その論旨、いまいちよくわかりませんが(笑)、誰も止められません。
「こうべ!べ、べ、、、、、べんき!」
ヤッパリそっち系ですか、、、もー、、、イエロービューティーが台無し、、、
あとはご想像におまかせしたいところですが、もうちょっと頑張って伏せ字でいってみます(←けっこう必死)。
「き、き、、、うーんと、、、き××ま!」
ひぃぃ、やっぱりだめだ、ここでカンニンしてぇ
!!
口調はカワイイけど、もうこの先は文字に起こせません(汗)。
しかしこの人、そういうこと口にする時ほどやけにイキイキと嬉しそうなのよね。。。
100%迷いのない晴れ晴れとした笑顔、、、音声をミュートさせて眺めていたいような(笑)。
結局、5つ目で
“ん”がつく言葉を言い放ったために
呆気なくしりとりが終わってしまい。
「ああああ〜〜〜!まちがえちっち〜!」
まちがえちっち・・・。もうもう、バカすぎてカワイイ!!!そして何故だか
「♪ばかにしないでよぉ〜、ジャカジャン」
最後に付け加えた“ジャカジャン”が妙に小声で可笑しかった。
あきれ顔の團長、次へ。
「そんな、大胆かつハレンチな男・白鳥雪之丞の腹違いの種違いの実の弟、
はちみつ大好きこぐまちゃん、眼鏡をはずすとちょっぴりこずえ鈴、On
Bass、白鳥松竹梅、通称松坊!」
「神戸と言えばさぁー、やっぱこれだよなー」
言うなりガバッと顔を伏せたかと思うと、ばさっと髪をかきあげて
口の横に手をそえ、しなを作り、おちょぼ口でひたすら笑う松。
「ほほほほほ、ほほほほほ、、、、」
意味がわからず、ざわめく客席。(失笑もチラホラ?笑)
「松さん、誰なんですか?(笑)」
と、戸惑い気味の團長さん、フォロー。
「浅野ゆう子だよ!!」
そんなんでわかるか(笑)!!!
最後はムスッとした顔で元の立ち位置に戻って行きました。
松坊ったら相変わらずゴーインなんだから。。。
「そんな松とは、ガキの頃から一緒に悪さばっかりやってきた、ある意味、幼なじみですな。
九州のダブルドラゴン、と2人は呼ばれてました。薩摩隼人は泣きの竜、On
Guitar、星グランマニエ、通称ランマ!」
「ええと、神戸と言えば桃太郎でゆーめーですが、」
エーッ(笑)。
「それ昨日だよ!岡山だよ!」と止めに入る團長を無視して
たどたどしく頑張るランマちゃん。
「桃太郎で言うとボクは、リス的存在だと思います。
ぴょん ぴょこ ぴよ〜〜〜ん。」
あ・ぜ・ん。そして大爆笑。カワイー!の声が飛ぶ。
天然、バンザイ!
「話聞けよ(笑)!桃太郎にリスなんかいねェよ・・・んで咳き込むなよ(笑)!」
という團長のボヤキ入ります(笑)。
ANN-com放送中に「咳するだけだったら帰っていいから」と叱られてたのが誰なのかが判明
?!
「Dance &
Screaming担当、おっきな病院から、おまえらにハウドゥドゥユー!
俺の相方、早乙女ライトニング光!よろしく!」
(いつも思うけど、How Do You Doの間違いなのか、こういう言い回しが別にあるのか、
はたまた造語なのか?なんでもいっか。「ハウドゥドゥユー」、なんか語呂がよくて好き…^0^)
「★*/=|"#&'0(<>
=*-? -( &'%$#"$ ★☆&%!!!」と光語で御挨拶。
そして何を思ったか、マイクに向かって思いっきり「ブッ!!」唾を吐いたっ!
あっ!こらっ光ちゃん!めッ!
なーんつって思いっきり目尻下がってる私。やられてますね(笑)。
しかしもちろん團長は許さない。
光ちゃんの肩に腕をまわし、顔を寄せて思い切りメンチきってます。
おびえて逃げ腰になる光。そのままゼント投げ(られ)にもつれこみ。
いつもながらよく髪型崩れないもんだ。。。両者とも、ある意味職人技?
「こいつが何者なのか、俺にはわからなくなってきた…
おまえ・・・誰だ?・・・オイ・・・誰だよ!お前はァ!」
関係ないけど團長、その低くかすれた恫喝声がステキ。なんて気を散らしていた私。へけけ。
「さてはお前・・・萩原流行だな?」
團長に長いトサカを持ち上げられ、サングラスをずらされて
「流行」顔になる光。
ぶぶっ。似てる!!(笑)
次のネタに移ろうとするとき、先回りして「あやや〜!」と声をかけたために
「っさいな!!シッ!!!」と怒られてたお客さん、、、喜んでた(笑)。
「さてはお前・・・森進一だな?」
口をワナワナさせて「進一」顔を作る光。
ぶぶっ。これも似てる!!(笑)。
そうして、さっきと同じ人なのかどうか、またも「あやや〜」の声に
「何?あやや?んなわけないだろ?何言ってんだよ、そんなわけないだろー?」
しかし光ちゃんを見ると、しっかり“あやや”顔!
ぶわははは、爆笑!
これがね、どういうわけだかちゃんと松浦亜弥でした!!
口を「ぱっ」とさせて目を見開く感じ?顔真似というか形態模写というか、、、
なんで似てたのか、いまだに不思議な気がするんですが(笑)。
「そして俺が、今ちょっとつまづいた(笑)綾小路“セロニアス”翔です夜露死苦!」
えっ團長さんの自己紹介はそれだけ???さびしーなあ。
ちょっとした罰ゲームでメンバーにコントをやらせることになった、と言う團長。
みんなの体が少し冷えてきたところに「更に冷えること請け合いですぜ」。
ひっひっ(笑)、こりゃ楽しみ。
そ、それは、リアルHikkiの『Final
Distance』・・・えっ!オチですかそれもしかして?! |
あきれてものも言えない、という顔の團長。
「(コントとして)アリだと思う人〜?」
まばらな拍手(汗)、、、がだんだん大きくなって。
みんなあたたかく見守ってました(笑)。
・・・もう、ネタがどうとかじゃなくてキャラクターの勝利と言いましょうか。 |
それにしても、このふたりを眺めてる時の團長の弛緩しきった顔が忘れられません(笑)。
アゴがだら〜ん…と下がっちゃって、マンガみたいな表情。真剣に呆れておられたご様子。
「おンまえら、ほんっと、ダメだよなあ〜・・・・・・」
すかさずトミーさん、「そんなんゆうなら、アンタらやってよ」とネタふり。
なんだかえっちなことを言って(笑)お客さんを嬉しがらせていた團長、
ついうっかり 「じゃあやろうか、光。俺等の出し物を・・・」などと言ってしまい。
「出し物?」「出し物?」とざわつくお客さん。
「出し物…」と小さくつぶやいて團長さん、恥ずかしがってました(笑)。
|
「出し物」発言というミスも、これでなんとか取り返した(笑)團長さん。予定通りの曲へ。
―
朝焼けBANZAI ―
指揮棒のつもりで特殊警棒をかまえる、マエストロ光。
しかし何度かまえても、ふり上げた途端にスルスルと棒が縮んでしまう。
「ムキーッ!!!」と怒る光ちゃん。かわい〜。
次に取り出しましたるは、トイレの「すっぽん」。(正しくはなんて言うんでしたっけ?)
ふと「すっぽん」のゴムの所に何かを発見、指で触った光、
指についたその何かを……舐めたっっっっ!!!そしてニヤリ。
(客席、大騒ぎ!!!! まあそらそうだわな…^-^;)
光ちゃんがいろいろ忙しい間も客席からは「翔や〜ん!」と何度も声があがり、
その度に大袈裟にのけぞって反応してくれる團長。優しいね。
急に「トミー!」と声がかかるも、光ちゃんを夢中で見ていたトミーさんは
自分への声援に気づかぬまま棒立ち。團長に睨まれてました(笑)。
結局「すっぽん」も放り投げ、ようやく指揮棒が見つかって
無事演奏が始まります。
こちらに背を向けて台の上に立った光ちゃん。
5人は半円形にかこみ、指揮にあわせてきちっと演奏してました。
ずっと見たかった、やっと見られた、
真剣な表情でお口モゴモゴさせながらギターを弾く團長。。。
誰よりも近づいて立ち、誰よりも食い入るようにマエストロ光を見つめてます。
全員が楽器を持ちひたすら演奏に没頭するストイックなさまをじっと見ていると、
あー、この人達ってバンドなんだ・・・と当たり前のことを実感。
ちょっと感動的でした。。。。
―
デリケートにキスして ―
MCに続き朝焼けBANZAIというインストナンバーで、一旦落ち着いた客席は
静まりかえっていたのですが、デリキスで一気に再燃!!
ダンダラダダダダ〜ン、Kiss!Kiss!Kiss!でまた手が一斉に動く。
これも、みんなで振付真似るのが楽しいんだよなーっ!
「Kiss Me, Ah〜〜〜〜〜!!」の叫びも大好きなので、
きゃあきゃあ喜んでいた私。
(この勢いのある激しい「Ah〜〜〜〜〜!!」は、GIGならではなのだ!!)
最後、決めの 「KISS!!!!!!」もやっぱりかっこいい!きゃー!きゃー!(興奮しすぎ…)
― One Night
Carnival ―
「オウラァァ〜イ!こんな夜あったよね?OneNightCarnival、聴いてくれっ!」
来たっ!!これが一番盛り上がるんだ!!
やっぱり名曲なんだよなああ、とつくづく思います。
科白はインディーズバージョン。やっぱこれが落ち着くねえ。
てってってってってれれれれ〜、のトコで両手を交互にくるりん、とする振付、
團長の「右!左!」というかけ声にあわせて動くのも心地よく。
♪恋しているのさ〜、のところからは演奏がピタッと止まり、
アカペラで客席大合唱。
・・・寂しがり屋たちの伝説さ、ワンナイトカーニバル、fanfan〜♪まで
もうおそろしいくらい揃ってた!スゴーイ!
私たち、そこらの合唱団よりウマイかもよ?(笑)
「お前達にィ!」恋している〜のさ〜、で演奏再開。
あー、盛り上がるっっ!たまらんのうっ!
― 國道127號線の白き稻妻
―
バイクのイグゾースト・ノートがきこえてきて、ざざっとトリハダ。
ううう。ワンナイ〜127、のこの流れで一度聞いてみたかったから、嬉しい。。。
(これも科白はインディーズのほう。一部、「強制ニグロパンチ」と不思議に合体?)
ついに、手首カクカクの静香ダンスも見たっ!
それから團長と光ちゃんのチュウも見たっ!
きゃあああ〜!かわゆい!
手話をあやつりながらの「真っ白な稻妻になった」、かっこよく決めたあと
なにやら團長の様子がおかしくなり・・・
(姉さぁん、顔が事件ですぅ、とか言って)
「稻妻になった、、、真っ白な、、、稲、、、川淳二?」
(じょんじって聞こえた…笑)
アレ、おかしいな、と首をかしげつつ、
「まっしろぅ・・・?・・・110460(伊東四朗)な・・・はなづまりになった・・・?
おまえら、優秀だね!ニン!」
ツン、ツクツクツクツン!まで付いて(笑)。
127コールも氣志團コールも、やっと初体験!これまた楽し!!
メンバーが延々「ワン!ツー!セブン!」とコーラスを続ける中、
いつまでもいつまでもいつまでもいつまでも喋り続ける團長。
本当に心配になるくらいずーっと喋ってましたね團長。
そら大木も倒れるわ、、佐藤浩市ばりに「カッ!」と言いながら血ィも吐くわな、、、。
(「現象3」ビデオの127コーラス特訓風景、あながち誇張じゃない気がしてきました…)
「もっともっともととともっと」の氣志團コールをレクチャーする團長。
「やらない人が一人でもいると、4時間半から6時間半やります!」
その中途半端さは何だろう(笑)。
「ひとりぼっちのソニンのために、俺達全員ユウキになってあげよう!」
よく意味がわからないってば(笑)。私も「不憫でならないヨー」とは思うけども。
“たんぼを返せ〜”泥田坊の手つきで、でも泥田坊は縁起が悪いから
“ひしゃくをよこせ〜”船幽霊スタイルで行きましょう!
などと、スナオに言われるがままやってるお客さん、かわいい(私も含め/笑)。
「もーっともっと、もととともっと、もととともっと、よっしゃ!」
一緒に手をヒラヒラしてきたよ!ちくしょー、楽しいなああ。
曲のラスト、光ちゃんの肩車で團長、ザンゲの神様、×じるし。
清水宏次朗『Love Balladeは歌えない』をはさんでアンコールへ。
アンコールの前に・・・
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ステージへは大太鼓装着で現れ、ガンガン叩いて歩き回り、ようやく気を取り直したらしい團長。
「一応流れがあった筈なのに、キミら(=お客)の所為で何がなんだかわからなくなった」
と本気でボヤきつつ、開き直った口調で
「えー、わたくしウザオがですね、新しい曲を作りましてですね、
日本一ウザい曲(笑)です!」と紹介したのは、、、
― ボーイズブラボー!―
ああ、なんか懐かしいぞ。この曲調。せつなくて懐かしくてたまらない。
BOOWYに夢中で本気でドキドキしていたような、
リアルシックスティーンの自分に一気に引き戻されちゃいました。
青春全開!いえーい。
でも團長さんの歌う歌詞を聞き取るには高度なテクニックを要する(笑)こともあり
さっきの、タイトル不明(ビン-ビン-ビン?)の曲とともに、リリースが待ち遠しいわ。
パンフに歌詞の一部が載ってたのはこれかな?
レベッカ「ガールズブラボー!」
からタイトルを頂いたのかも、と思い、
ききとれた曲名に「!」を勝手につけちゃいました...。
― 黒い太陽
―
ラスト!って叫ばれちゃったから、急に「あー、もう終わりなんだ……」と。
時間のたつのも忘れてた私、聴きながら一気にさみし〜くなってしまい。
一緒に踊るんだ!と思ってた大っっ好きな間奏部分の振付、團長&光のばっちり揃った動きも
涙目でぼうっと眺めてるような、そんな気分でした。
最後はちょっと感傷的になってしまった…。
光ちゃんの膝の上に立ち上がり、團長ザンゲの神様、こんどはマル!
〜 エンディング 〜
「エンドレスレイン」をBGMに、セルフ・スローモーションで動く6人。
全員横に並び、万歳のまま手をつないで大きくお辞儀をしながら
さっき泣きそうになったことなんて忘れさせてくれる、見事な「芸」(笑)を見せてくれました。
バッタバッタ倒れるの、勿論それもゆ〜っくりと。
上手に向けてのお辞儀。
團長のふりあげた左手がユッキの頭に、ユッキの左手がトミーの頭に当たり、
ゆっくりぶっ倒れる2人。気づかない團長。
こんどは下手に向けてお辞儀。
團長の右手が光の頭に、光の手が松に、松の手がランマに当たり、
これまたゆっくりぶっ倒れる3人。気づかない團長。
最後は正面に向かってお辞儀。
光とユッキの手が團長に当たるかと思いきや、そこだけ速い動きでよけた團長。得意げな顔。
そこに戻ってきた2人の腕が当たる。ゆっくりとぶっ倒れる團長。
んまー、ちゃんとオチもあるのねぇ・・・。
全員めでたく起き上がり、平和にお辞儀をして、、、
「せーのーで、やったー!!!」
「今夜、夢で逢おうぜ!バラードのように眠れ!おやちゅみちゅこ〜!
残り28箇所、このあとも全国まわってきます!」
爽やかな笑顔とともに、駆け抜けて行ってしまいました、氣志團ちゃん。
どうか元気でね!呑み過ぎるなよ!体に気をつけてがんばって!次は日比谷で会おうね〜!
以上。
今回は前方密集区を避け、後方のわりと全体が見渡せる場所をキープできたため、
比較的冷静に見られたんじゃなかろうかと。
楽しかった・・・・・。とても満ち足りた気持ちで帰れました。
激戦区に飛び込んじゃうと、チビな私はまず呼吸確保に必死、立ち位置確保で精一杯、
もうステージなんか見てる余裕ナシ!という本末転倒的状況に陥ること必至なので
今日は後ろでおとなしく見ようぜ、ということになったんですが・・・
ああ、やっぱり、もみくちゃになってでも、もっと近くで見たかったような、
ちょこっとそんな気がするような。ないものねだりですけども。
氣志團のことが大好きな人で埋め尽くされていた会場で
今までのGIGでは経験したことのない、一体感みたいなものを味わえた気がします。
あったか〜い気持ちで、楽しすぎる豪華すぎる2時間を堪能してまいりました。
見蕩とれちゃうほど格好良くて、
わくわく楽しくさせてくれて、
ドキドキときめかせてくれるくせに、
おなかの底から笑わせてくれて、
そしてちゃーんとせつなく涙させてくれる、、、
こんなバンド、いやこんなエンターテイナーって他にいると思う?
そんじょそこらにはいませんよ。あたいは生まれて初めてだ!
すごいやつらです、、、、氣志團。知れば知るほど大好きに。
やばいね、雪だるま式だね、もう本当に足抜けできないね。
あー、し・あ・わ・せ(^0^)!
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(2002/10/20)
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・・後日談・・
読んでいただくほどのものではござらんのですが、、、
私の一人“氣志團現象”についてのしょもない話。
浜陣のバカっぷりを笑ろたってください。