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浜陣、60分笑いっぱなし
(そしてちょびっとホロリ...)


2002/9/22、神戸チキンジョージ。
俺達いつでもロックバカ!! 行って参りました。
お目当ては勿論、木更津プラスティック少年帯。

そう、今回は氣志團じゃないんです。
しかも、ミュージカル、、、いや、寸劇?コント?新喜劇?
とにかく、楽しかったー!おなかよじれたもん。

                    

きっかけは4ヶ月前。くだんの氣志友・理奈さんに
「彼等がまた何かおバカなことやるみたいですよ!」
と教えてもらった浜陣は、いそいでチケット確保に走ったというわけなのさ。
(前回のツアーに行けなかった口惜しさもあってか、行動は素早かった...)

でも、木更津プラスティック少年帯、実はかなり正体不明な存在だったんです。
生で見たことがない以前に、何らかの媒体を通してですら、姿を見たことも声を聞いたこともなく。
氣志團の別名義ユニットらしいぞ、ぐらいなことはわかるのですが
一体何をする人達なのやら。

想像のよすがとしては、(恐らく綾小路君の手による)いにしえの少女漫画風イラストがあるのみ…。
でもさすが、それ見たらイッパツで「あっ絶対これ氣志團
!!」って思わせるような
ビミョーでゼツミョーなイラストでした。ぶくく(笑)。
いまだに私にとっては謎多きミステリアスなユニットではあるのですが、
その後
『バリヤバ』のお陰でかなりなことが判明、予習に役立てたのでした。

氣志團のバックダンサーなどをつとめたりもする、星条旗タンクトップの5人組
「網走ジャニーズJr.」という方々がいらっしゃいまして、
木更津プラスティック少年帯とは、その弟分にあたる集団なのだそうです。
“網ジャ”に入れる日を夢見て日々レッスンに励む少年達、
つまりは「網走ジャニーズJr.Jr.」てこと??ち、ちがう??

まあ、わからないことはこれからおいおいわかっていくとして
(プラ少公演、またあったら絶対行くんだもん!)
そろそろレポにいっとかないと、、長くなりそうだし、、、

                    

いやー、、、やっぱり最初にあやまっておきます。
こりゃ、ただの感想文です。
例によって脳味噌ぶっとんでいたので、芝居の筋など憶えているわけもなく。
結局、思ったことを好きなように書いてしまいました。
ごめんなさい
<(_ _)>

(きちんとストーリーまでおさえてらっしゃるレポも沢山ありますし、ここで間違ったこと書くより
正確な情報はそういうサイトにお任せした方が安心...という言い訳にて...)

                    

登場順に思い出してったので大体そんなかんじですが、後の方にかけて
私、勝手にヒートアップしてったようで、思い入れもたっぷりにだんだん長くなっていきます。
(ただ単に登場シーンとセリフが多く目立ってた人ほど長いのかもしれん...)

しかも今回、木更津プラスティック少年帯としてのおなまえと、
氣志團としての本名(笑)と、劇中の役名、
3つもあるのでややこしいです。
書いてて自分でもこんがらがってました。間違ってたらどうしよ。
(というか、これって対応させて書いちゃっててもいいのかなあ?ドキドキ…)

そしておふたかた、網ジャの錦織純平さんと二階堂腱ヂさんだけが
ただでさえ余裕ゼロな上、興奮気味でアホウになってた私には
見分けがつかんかった〜〜〜〜〜(汗)。

純平さんが、赤いスーツ、かわいしゅんいち役、
「せつめいしよう!」って言うくせになかなか説明しなかった人?
腱ヂさんが、紫のスーツ、いしはらよしずみ役、
劇のあとスクリーンに映された映像で、大土居まさるさんにやられてた人?

ウーンちがうかも。
思い出してるとごっちゃになってくるしな、、、まったく自信無いもんな、、、ほんとうに失礼な話ですいません。
何しろプラ少自体初めてで必死で見てるぐらいなので、網ジャなんてもっと謎で。
私の限りある記憶容量はギリギリアウトだったみたいです。
(神無月 薫に目がクギヅケだったからという説もある)

次行った時にはぜったい見分ける!もうちょっとテンパらないで落ち着いて見るんだ!
ぐだぐだ言い訳つづけてないでそろそろ本題にまいりませう。
ひとりずついきまーす。



松村 ケン
ホスト「あずまのすみただ(通称hyde)」 役

長い髪を後ろでひとつにしばって、細く長く眉毛描いて、
もしかしすると目張りまでキッチリ入れてた松さん。
ナマイキなんだけどまだまだね〜、という下っ端ホストな感じがうまく出てました。

よく喋るし(セリフあるから当たり前だってば)、笑ったりするし、歌っちゃうし、
落ち着きないし
(そういう役だっつうの)、薬瓶のラベル「POISON」は読めないし(笑)、
いつもの無表情は何処へやら、とてもかわいらしい松さんを見てしまった(嬉)。
(どっかの公園で動物形の遊具(下にバネがついてる奴)にまたがって
ただ一心不乱に揺れてるだけとか。ぷぷぷ。カワイイ)

普段も、もっと笑えばいいのになー。
いやいや、普段無愛想だからこそ、たまの笑顔が良いのだ。
そしてコワモテでいてお間抜けな行動、ギャップが効果的。
なんにせよ、「かわいくない」松って逆に可愛いんだよな。ふはは。



猪原 富一トミー
キャバクラの看板持ち「くろちゃん」 役

蝶ネクタイにつんつるてんの黒いずぼん、黒縁めがねかけて
「氣志團ちゃん」って書かれた紫のハッピ着用。
あれ?そいで、なんか変なヒゲとか描いてたっけかな?
アタマだけ普段のままリーゼントなのが異和感なような、似合ってるような。
ハッピも妙にしっくり似合ってました。
あのハッピ欲しいなぁ、と話していた我々。グッズとして売ってくれないかしらん。

ニコニコしてて、ちょっとどんくさくって、なんだか人の良さそうな感じの役。
もっと出番とセリフと見せ場があったらよかったのにー。
何しゃべってたか殆ど憶えてないよ、くろちゃん。

しかしやっぱり富一っつぁん(このまま読んでも「トミーさん」だ…)、デカイなあ。
舞台を闊歩するロングトールなお姿と、ハレンチなことがでかでかと書いてある(笑)
ド派手な桃色看板
(こんなもん持ったら誰でもすっとぼけて見えるって)との
ミスマッチなご様子ったら。いやある意味マッチしていたのかも。
なんともユーモラスで微笑ましい富一っつぁんでした。



来津 照ユッキ
ホストクラブ店長「田中リチャード富士雄」 役

みょうちくりんドレッドヘアに大きなツケバナ、顔黒く塗ってるせいで目がぎょろぎょろ、
コワイって!いつものユッキと全然ちがう〜!!美しくな〜い!!!(笑)
口調もインチキ外人喋りや方言で、ますます正体不明。
しかも、たなか・りちゃーど・ふじお、略してTRF。
もうよーわからんわ。

どうやら私は、オネエキャラなユッキの方が好きみたいです。
田中リチャード富士雄、おかしな言葉遣いやら妙なテンションやらで
濃ゆいのは濃ゆいんだけど、どうもモヒトツ、物足りない。
これは一応役だから男っぽくしてるってことなのかしら。
“来津 照”
(しかもアンタ言うにことかいて"くるつ・てる"て…笑)
としては、どういうキャラクターなのかしら。
次回までのおたのしみ?

あのツケバナがいつ取れるかいつ取れるかと(テポドン日記参照のこと)
ちょっとハラハラ期待してみたものの結局取れず。がっかりするやらほっとするやら。



石羽澤 MASAYA
ホストクラブのV.I.P.マダム役 (役名忘れた…)

あら懐かしい、塩沢ときさん風なマダム、、、ん?
ひ、光ちゃんっ?! 光ちゃんだっ!!! ぶわははは!!! バンバン!!!(机叩)

キレのあるダンスのかっこよさで観客を魅了するあの光ちゃんが。
ドクター中松フライングシューズ履いてギター振り回し、ガンガラガンと落っことして慌てふためき、
さらにメトロノームの音に合わせて成仏ギターを拝んでる、あの無邪気な(?)光ちゃんが。
厚化粧のオバチャンて・・・ヤラレター・・・・ボーゼンよー・・・・・。

湯婆婆仕様ヘアスタイル(巨大!)&頬紅も目に鮮やかなコテコテの白塗り、
ふくよかな体を揺すりながら舞台を駈けまわる姿、
パタパタ手を振りまわしておちょぼ口で喋る高い声、
仕草から表情から何から何までオバチャンにしか見えません。
それでいて、とっても愛らしかったりして。
どう受けとめるべきなんだか、アタシャ、とまDoってしまったよ。。。

セリフ無い時でも、"お気に"のホスト・イーグルさん(下参照)と一緒に
舞台の隅っこでじゃれあってる姿がたいへんプリチーでした。
きっと、人間には聞こえない妖精語でさえずってるに違いない、とか思っちゃいそうな微笑ましい光景が展開。
運良く目撃できた私ってなんてラッキー、と勘違いし幸せな気分に(笑)。

プラ少の出番はトップだったのですが、カーテンコールの御挨拶(出演バンド全員)の時も
キャスト皆そのままの扮装で出て来てくれました。そして光ちゃんは
最後の最後までやっぱりオバチャンにしか見えなかったという。
凄いわ、、、、あれが演技力ってもんなの?!



クリス・チャンランマ
ナンバーワンホスト「イーグル」 役

勝手に断言してしまいますけど、彼は、まったく演技してなかったと思う。
名(迷)優:石羽澤=マダム=光の隣にいながらにして、どう見ても「素」なんです。
なのになぜだか、しっかりばっちり、その場に嵌ってました。
これは結果オーライなのか、はたまた演出者の狙い通りなのか。ワカラン。

独特のへなへな感を漂わすこのひと、普段もよく團長さんに叱られていて
その頼りなげな風情が母性本能ぐりぐり指圧な存在だなぁ、と思っていたけど
芝居においては、そのへなへな感が非常にいい具合に作用したんでしょうか。
たまに発するセリフの間(ま)、その天才的なこと。
本人、素で喋ってるだけなのに大爆笑。
天然てスゴイ。。。ああ、文字なんかではそのカケラも伝えられなくて歯がゆいな。

あっあとね、ホスト役のスーツ姿は非常にお似合いでした。学ランの時はどうしても
「無理に着せられてる」感が否めない彼ですが
(注・私が勝手にそう思っているだけですが)
ちょっとおミズ風な恰好、やけに似合う。
ただし、最後スクリーンで見たマダムとの濡場にはちょっとひいたカモ...(笑)。
ぎゃはははは!キモチワル〜!!そこまでやるかぁ〜!!!
手つきがちゃんと「機械犬!!」だったとこが笑えるよーな、泣きたいよーな。



星屑 輝矢
ロック芸人 「ローリング・ヒルタ」 役

噂の男前な社長さん、やっと実物を拝むことができました。
70年代グラムロックな、イエモンみたいな
(一緒か)、青池保子の漫画に出てきそうな、
つまりは私のツボ一撃な風体で登場。かっちょええ!!

スパンコールぎらぎら、ショッキングピンクのジャンプスーツ着て、
前髪長めの金髪ロン毛に派手なメイク、
丁度見えなかった足元も、ロンドンブーツを履いててほしいところであるが
おお!ローリー寺西、似てる!
少々、彼のけばけばしさ&イヤらしさを薄めて野郎っぽくしたかんじで。

しかし化粧して逆に男っぽくなるって凄いな。
團長とは真逆の意味で凄いなー。
むむむ、おとこまえでした。醸し出す雰囲気まで。

そして舞台慣れしているというか、上手だった。
ローリングさんて人物が普通にそこに実在するかのような、
『今私は演技しています』クサくない、すこぶるナチュラルな空気を漂わせ。
ランマちゃんの場合は、全く演技してない
(できてない?笑)ことで自然に溶け込んでいて
輝矢氏の場合は、役そのものにしか見えない巧みな演技ができちゃう、てことかも。。。

ええと、つまりですね、アプローチの方向はどうであれ
結局ふたりとも同じ地点に到達してたちゅうことか?
あやややそんなこと言ったら演技してる人に失礼か、、とか言ったらランマちゃんに失礼か、、
言えば言うほどドツボにはまっていく、、もうヤメとこ、、、

そうそう、歌も上手い!イヤイヤ決して話を誤魔化しているわけではなく!
“再結成したclass” としてユッキと一緒に歌った『夏の日の1993』、
なんちゅう素晴らしいハモりっぷり。
普通に聴き入ってしまい。じ〜ん、とかしてしまい。
むかし本物のclassが歌うのを聴いてもなぁ〜んにも感じなかったのになぁ。
スゴイなぁ。
芸達者な人やなぁ。



神無月 薫團長
ワケありの一見客「おかもとなつき(通称ナッキー)」 役

真打ち登場。今回の一番のお目当てがこれ!
團長女装姿。
いやー、ええもん見してもろたわー。。。
ほんで、本人も楽しそうやったわー、、、イキイキしてたもん。

もうかわいくてたまりません。どこにいても目で追ってしまう。
たしかに、女性にしてはガタイよすぎるし鍛え上げられすぎてるんだけども
そんなことはDoでもよくなっちゃう。醸し出される色香にDo氣Do氣。
こんなことがあってよいのか!

長い金髪に黒のホルターネック、むきだしの白い肩のなんという色っぽさ。うそみたい。
見てはいけないものを見ちゃったような気がして微妙に狼狽えてしまったりして、、、
切れ長なおめめ、長い付け睫毛とアイシャドーのせいか
多少ロンパリに見えちゃう(!)ところすら逆に魅力的だったりして、、、

そして持ち前のハスキーボイス、そんなに無理して作り声しなくても
口調が女っぽいだけで全然オッケーなんやねこれが。意外にも。
(意外でもないのかもしれないが、、、顔知らないでラヂオで声だけ聴いた人は
実際よりずっと軟派な風貌を想像するそうなので)
体格もろもろハンデあるはずなのに、女の子より女の子らしいって一体Doゆうことよーーー?!?!(絶叫)

・・・あれ?これってかなり欲目はいってる?
恋する人の女形姿なんてトーサク的なものにドキドキするあまり、
雰囲気に酔っ払っちゃってるのかしらん?

でもね、女性の扮装で女性に見えるのはまだわかるとしてもですよ。
タキシード姿で上着だけ脱いだみたいな恰好、つまり
白シャツ・黒ズボン・蝶ネクタイにサスペンダー、カマーベルトという
メイクとかつら以外は完全に男の子の姿なのにもかかわらず
これまた可憐なる“男装の麗人”してたんですよ!これってスゴイでしょ!
立ち姿も細くって華奢ナノヨネ〜♪みとれちゃう〜♪目の保養〜♪

これはやはり、たんに女装が似合う似合わないという次元など既に超越しておられたということで。エエ。
舞台見て無理なくフツウに
「おっ紅一点」 って思えた、見事なまでの美女っぷりだったです。
(カンペキ本物のオバチャンに見えたひかるちゃんも含めれば
ホントは紅二点なんだけど・・笑)

もちろん、見た目だけじゃなく演技力もばっちりときた!例えば
泣いて化粧が崩れた顔を見せたくない、としゃくりあげながらナッキーが言うこのセリフ、

「女の子はね、女の子はね、みんなおうちを出る前に魔法をかけて出かけるのよ」
「だめよ、こんな顔、見せらんない」
顔を隠した指の間からチラッと元カレ・ローリングさんを見上げて、
「・・・魔法、解けてない?」

いやー、まいった、まいりました。くーっ。かわいすぎよアンタ・・・。
女の私ですら、ここまで庇護欲・保護欲を刺激されるとわ。

(たとえほんとに化粧がグズグズであろうとも…笑)
おきゃんで勝ち気で、だけど健気でかわいくて
思わず守ってあげたくなるようなお茶目な「女の子」そのものなんだもん。
いよっ!薫ちゃん!お見事!拍手喝采!やんややんや!

とゆうわけで。
それやこれやを総合してみて、テポドンさんの名科白
「一生わからないと思っていた、オスの不節操種まき願望を体験」
(新年会余興でメンバーの女装姿を見て「ヤラセロ」を連発)
の意味が、よぉくわかってしまった。ウン、あなたは正しかった。

氣志團で「鬼のオーラ」メラメラな時は、あまりの凛々しさに目が眩んでしまって気が付かないし
そばにいるユッキのおネエっぷりに幻惑されてしまうおかげでさらに目立たないけど
そういや綾小路君、割と女の子度数が高いのだなぁ、、、。

思えば、リーゼント作って長ランひるがえし、おっとこまえに歌い・喋り・動き回ってる時でも
かなり頻繁にあらわれる可愛いめの仕草や表情。あれって、時と場合と見ようによっちゃあ
かなり大げさに、そして少々カマっぽく見える時もあるのだった。
それが、女装することによってきもちいいくらいピタッと嵌ってしまうのですな。
そうだよ、きっとそういうことなんだろう。

ともかく、ナッキー、ムチャクチャかわいかったです。かわいすぎる。夢に見るぞ。
もう、大・大・大満足の巻。
この日、最大の目標
綾小路君の美しい女装姿を目にやきつけること
見事達成いたしました。はー、もう言うことないわ。。


以上。

たぶんこんなんじゃぜんぜんわからん、と思われると思う・・・。
あの夢のような、きらきらした1時間をどうやって書いたら伝わるかと思ったけど
わたくしの力など到底及ばず。無理でした。とてもレポとは言えないようなシロモンに
ながながとおつきあいいただいてしまい、誠に申し訳ございませぬ。
芝居の筋とかぜんっぜんわからんけど、きっとよっぽど楽しかったんだろう、
と思ってくだされば間違いないかと。

いい意味で、内輪ネタ・内輪ノリっぽいところがすごく面白かった。
こいつらいっつもこんなんやってんねやろなー、楽しそうやなー、ええなー、って。

またまた明星“テポドン”真由美さんの言をひっぱってきてしまいますが、
(だって「テポドン日記」、至極共感&リスペクトしてしまう名作なんだもん・・・)

「たとえお客様を相手にしない余興だとしても妥協を許さない我等が團長」

「お勤め帰りの人々が行き交う夜の公園の片隅で、“バカ”をひたすら稽古する彼らは、
笑えるを通り越して泣ける。」

だとかいうくだりを目にしてとっても気になっていたので、
そういう、私たちが見ることのできない、全力を注いだ
"余興"って多分こういう感じなのかな?と。

ほんとうに楽しそうな彼等を見るのがこんなに楽しいなんて。
イキイキと、じつに一生懸命にバカやってる彼等が大好きだー!!

自分たちもトコトン楽しみながら真剣にみんなを楽しませようとしてくれる
やっぱり汗だくな姿に泣き笑いしそうな、
♪うぅーれしい、たのしー、だいす・きぃー♪って鼻歌全開しちゃいそうな、
ちょっとわけのわからないあぶない精神状態です(笑)!
目を閉じれば脳裏を駈けめぐる、彼等のあの姿を思い出せばいつでも泣けるかも!

♪何故だろう、お前見てると涙こぼれそうさ、信じてる、愛してる、恋人ォ♪
ううーッ・・・ヤッパリ泣けてきた・・・でも半笑い・・・ナッキー化粧どろどろ状態?(笑)・・・
きっと、いとおしいってこういうことなのね。うるうる。

一緒に出ていた他のバンドとは、今回はまったく違った方向だったけど
みんなみんな、愛すべきロックバカだなあ。とつくづく思いましたです。
次にプラ少に会えるのはいつかな。またきっと、会いたいな。そして泣き笑いしたいな。

                    

氣志團を見る時に感じるドキドキ、緊張感、高揚感、
そしてなんとも言えない切ない気持ち、それって
楽しくもあり、そしてちょっぴりつらくもあり、なかなかどうして複雑な気分なのですが
(好きすぎる自分に振り回されてわけわからなくなってる状態か??)
木更津プラスティック少年帯は、肩の力抜いて
掛け値なし、腹の底から笑って楽しめるものでした。

一緒に見てた相方の感想は「今回はオレ興奮してへんで〜」だって。
私と同じく、妙な緊張とかしないで楽しむことに集中できたって意味かと思えば。
「だからあんまし憶えてへん」


彼奴の興奮度と記憶力とは比例するのか???
変わってんなあ・・・。まあ、私と反対だから丁度いいか。
よく笑ってたし、楽しんでたのには違いなさそう。
もうすぐ始まる『氣志團現象IV 〜房総与太郎行進曲〜』ツアーでは相方氏、頼んだよ。
私は興奮してノーミソぶっとばすから、君は興奮してしっかり憶えていてくれたまえ!

                    

最後に、対バンの3組について。(ホント単なる感想...)

GELUGUGU

スカパンク、かっこいい!ホーンセクションのあるバンドってかっこいい!!
むかしTHE BOOMがスカやってた頃
(がいちばん好きだった)を思い出して楽しかった。
と思ったら『星のラブレター』歌ってくれて大喜び。思わず一緒に口ずさんでしまった。
最後には、でっかいゲルググ旗
(海賊のドクロ旗みたいなやつ)が2つ出てきて
ステージの上手・下手でぐるんぐるん振って盛り上がってました。

(旗の一方は黄・黒の阪神カラーだった。さすが大阪人!)

ロリータ18号

ボーカルはむちゃくちゃ元気ねえちゃん、ベースはちょこっと不思議ちゃん風、
ドラムはしっかりちゃん
(ナンヤソレ…)
よく知らずに女の子ばっかりのバンドだと思っていたら黒一点(?)、
その楳図かずお似
(笑…に見えたんだもん…)のギターの人が
いーい具合におもろかった。喋りの間がなんとも言えず。
『おとなたいそう』という歌がぐるぐる頭をまわっております。振付も。

ニューロティカ

氣志團の「楽しそうに楽しませる」姿の原型を見た気が。
ステージ上もお客さんもぴょんぴょん大暴れしてて、本当に楽しんでました。
雰囲気をたとえるとしたら、、、カラフルなジェリービーンズばらまいたような状態。
つぷつぷしてて、弾けて、跳ね回ってて、みんな笑顔でワクワクしっぱなし。
みんな本当にロティカが大好きなんだなあ、っていうのがひしひし伝わってくるし、
曲なんかひとっつも知らなくたってめちゃめちゃ楽しめました。
すごいなあと思った。さすが、氣志團が兄貴分と仰ぐバンドだぁ。

そしてそして、ボーカルあっちゃんのチャーミングなことといったら・・・!
いっぺんで大好きになってしまったよ。
じつは、写真でしか見たこと無かった頃は、ピエロメイクのせいなのか
すこし不気味な人だなぁと思っていた私。実物見たらそんなのふっとんだ!
かわいい!おもしろい!楽しい!
見てるだけでほんわかした気分になって、
こっちまでニコニコしてしまう不思議なキャラクターでした。


(2002/9/29)

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