願いがかなって、ディジュの故郷アーネムランドに行ってきました。そして、そこで、とてもすばらしい時を過ごしてきました。
到着した時は、すっかり日が暮れていたので、周りの様子はよくわかりませんでした。しかし、すぐそばに広がる海は、十六夜の月が波の上を照らしてとても綺麗でした。
今でも目を閉じたら、あの時の波の音が聞こえてきそうです。
アーネムランドで過ごした数日はとても充実していて言葉には出来ないので、ここではほとんど省略させてもらいます。(私の稚拙な文章ではとても表現できないです・・・。でも、思い出すだけで幸せ。幸せ気分を独り占めしてごめんなさい。)
ひとつだけ、アーネムランド最後の夜の話をしますね。 
その日は何かのフェエスティバルの日(英語で説明されたのでわかりませんでした・・・)で、外で遅くまで賑やかな声が聞こえていました。いったんは眠りについたのですが、騒がしさに目が覚めたら夜中の2時でした。
しばらく眠れそうになかったので、ホテル内を少し散歩してこようと思い、部屋の外へとでかけました。もう数時間したらここを離れなければならない、毎日とても楽しかったな〜、せっかく目が覚めたのだからここでの最後の夜を記憶に残しておこう・・・などと思いながら。
部屋を出てすぐに、ホテルのテラスで煙草を吸っている男の人に会いました。
話をしたら、彼も外が騒がしくて眠れず、そこに来たということでした。私がこれから散歩にいくつもりだというと、一緒に行こうということになり、私達は2人で散歩に出かけました。
「夜、一人で出歩いてはいけない」と旅行前に友達から注意を受けていたので、まさかこんな真夜中に出歩くことが出来るとは思っていませんでした。しかも、彼のおかげで
『 ちょっとホテル内を散歩 → 夜のビーチへレッツゴー!』
に早変わりです。
散歩をしながら、彼がダーウィン(オーストラリア)の人で、レスキューの仕事でここにきているということがわかりました。そして、彼は、自分の仕事にとても誇りを持っているといいました。
私が彼に、「あなたみたいに頼りになる人と一緒に散歩が出来て嬉しい、オーストラリアの人はみんないい人ばかりですね。」と言うと(もちろん簡単な英語でしか会話してないです)、「みんな、いい人ばかりではないから、気を付けないといけないよ」と注意されました。
ビーチでは、砂にカンガルー・エミュー・カメ・ワニ・ヘビなどの足跡の絵を描いて、私にそれが何かを教えてくれたり、プラバーといって人の頭めがけて飛んでくる鳥がいるから気をつけるように注意してくれたり、仕事のこと家族のことなど、短い時間でしたが、いろんな話をしました。
真っ赤な大地にユーカリの林、キラキラと眩しく光る海と砂浜、澄んだ空、そこで出会った人たち、すべてがとても綺麗ですてきでした。
ディジュを始めなければ行くことの無かった土地、会うことのなかったであろう人達と知り合えて、人との出会いの不思議さ素晴らしさを、た〜んと感じてきました。
この世には神様がいて、必要な時に必要な人と出会えるようにしてくれているんだな〜って・・・。出会った人たち、そして神様に感謝!

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次回はケアンズでのおはなしです、お楽しみに
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