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11.空をこえて


私の田舎は山陰です。家の前は日本海という、なんとも風光明媚な所です。

今回はお盆休みに、初めてチビックと一緒に飛行機で帰省した時の話です(いつもは、新幹線を利用)。
伊丹空港から石見空港まで約1時間の空の旅でした。

さあ、飛ぶぞ!

チビックに飛行機は大丈夫かな?とドキドキしながら空港まで行きました。

移動には、虫かごを使用。軽くて、安くて、手頃な大きさで、なかなか便利なのです。その中に新聞紙を敷き、ティッシュを敷き、餌 (ヒマワリの種、果物、生野菜など) を少量入れて、チビックを入れます。
いつもと違う環境に戸惑い、落ち着かない様子のチビック。しかし、カゴをカバンの中に入れて、上にタオルをかぶせて暗くしておくと、いつの間にか寝てしまいます。
あきらめたのか、環境の変化にすばやく適応するのかは謎ですが・・・。

家(奈良)から伊丹空港まで、電車バスを乗り継いでいきます。日中移動すると暑いので、朝早く涼しい時間に出発です。

空港に着き、搭乗手続きでハムスターがいることを係りの人に告げると、そんな人(ハムスターを飛行機に載せる人)はめったにいないのか、「少々お待ちくださいませ」としばらく待たされました。その間カウンターの上に置いた虫かごを、通りすがりの人がちらっちらっと横目で見ていきます。

もしかしてハムスターは飛行機に乗れないの?この先どうしよう〜〜〜とドキドキしながら待ちました。その時間のなんと長く感じられた事か。しばらくして、飛行機に乗せてもOKと返事が返ってきました。しかし、機内持込はダメ。ここで、チビックとしばしのお別れ。
虫かごだけで飛行機に乗せるのは不都合なので、一回り大きなケースに入れられ、荷物と一緒にベルトに乗って私の目の前を流れていきました。

しばしの別れ、寂しかったよ〜。
ちなみに、チビックの飛行機代はたしか片道3,800円だったと思います。今後飛行機にハムスターを乗せる人はご参考までに。
石見空港へ着き、チビックを受け取りに行ったら、受け渡しをしてくれた人になぜか笑われました。何がおかしかったのかいまだに謎です。

その後、空港で待っていた母と一緒に、車で家まで帰りました。
家に着いたら、今度は鳥かご(以前飼っていたオカメインコの物)へといれられたチビック。

どこでも住めば都?

【ハムスター豆知識 ・・・ハムスターは近眼】

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