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オーストリア道中編(2002/5/19〜5/26)B

国内交通・ウィーン編

景色を堪能しようと思いつつ、あまりの変化のなさにいつの間にやら眠り込み、
気付けば、ウィーン西駅に到着である。
ほんとにどこででも、乗り物に乗ったら寝てしまうヤツだ、私は。

 ホームからコンコースへ降りてきた所。 
 正面に見えているコーナーがウィーンの
 観光案内所である。
 余談だけど、ここの駅のスタンドの
 ホットドッグがメチャうまでした。

ここで、3日間のフリー乗車券である、『ウィーンカード』と
市内の目ぼしい場所のパンフを集める。
市内を網の目のように地下鉄・路面電車・Sバーン(近郊列車)が
走っているので、車を運転しない観光客でもとっても便利。


 どのガイドブックでも必ずお奨めのウィーンカード。
 確かに自力で観光をする人には必需品である。
 あ、右肩に日本語発見!
 

このウィーンカード、初めて乗るときに改札機(というかただのスタンプ台みたいなもの)に
差し込んで日時を打刻するのだが、なーんの説明もないので
差し込む方向もわからない我々。(写真の左端の汚れはジツは失敗打刻)

そのスタンプ台の前で悩んでいると、前を歩いていたキレイなお姉さんが
つかつかと寄ってきて、方向を手振りで教えてくれた。
おおお、なんと親切な!!感激しつつ笑顔で御礼を言ってホームにあがる。
・・・・・当然、上りと下り(というのだろうか?)にどんどん地下鉄が入ってきているが
わかっているのは降りる駅名だけなので、どっちの電車に乗っていいのやら。。
路線図とホームの表示を読もうとするが、ドイツ語だわ、あせっているわ、
土地感ゼロだわで、なかなか見つからない。
また駅名が、〜PLATZ、〜SUTRAβEばっかりなんだなあ、これが!
(PLATZは広場、STRAβEは通り。よくある駅名なのはわかるけどさ)

と、先ほどのお姉さん、気にかけてくれていたのか、またしても寄ってきて、
「どこに行くの?」(と聞かれたと思う)。
彼女が女神様のように見えました・・・・・。
我々が手にもった路線図を見て、「こっちよ」と(手振りで)教えてくれ、
さらに降りる駅に着いた時には、「ちゃんと降りられたかな」と言う風に
こっちを確認して、無事降りた我々に手まで振ってくれたおねーさん。

重い荷物をひきずって、結構疲れていた私達には、その親切がとっても身に染みました。
日本でそんな場面に遭遇した時には、同じように親切にしよーと心に誓いました!
その機会にはまだ巡り合ってないけど。
ここがホテル最寄駅。
やっぱり、STRAβEだ。
日本の地下鉄の様に路線毎に
色分けしてあります。
駅で2個ほど離れてるだけなので
毎日のように通った、シェーンブルン。

地下鉄と共に、何度乗ったかわからない路面電車。
特にリングと呼ばれる環状線はどこに行くにもとても便利だし、
乗ったまま1週するだけで、かなりの名所を見れてしまう。


 ああっ、車に邪魔されちゃった。
 ただ、この市電、かなりのスピードで走っている上、
 音もなく建物の陰からいきなり現れるので
 注意していないとかなり危険かも。

 それでも、地上の風を受けて走る市電は
 大のお気に入りでした。

芸術の都ウィーンでは、駅舎もまた芸術品となっているところあり。

 カールスプラッツ駅。
駅舎内にちっさなギャラリーがある。
有名な建築家が設計したらしい。
(誰か忘れた)
シェーンブルン駅なんだけど、
なんと「皇帝専用駅」!だそう。
皇帝が地下鉄で別荘に来てたのか?
今も来てるのか??

大きな都市は、徒歩&公共交通機関のみで
色々と動き回れるので、やっぱりいいなあ!

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