2000年3月某日

 長いお休みに入っていましたが再開します。私は飽きっぽいので完成の形が見えてくると急激に興味が薄れてきます。そのまま放置される場合も多いので、この時期が一番危険です。(完成せずに廃棄された物が如何に多いことか!というか、完成に到らない物の方が多いのでは?と思います。)
 基本的には完成していますので、リモコン送信機はニッカド電池を内臓して、充電器を用意します。電池容量は1400mA/hrで消費電流は0.4A(もう0.1Aは削りたかった!電圧安定化に使用したDC−DCが大飯食らい。常時送信を止めればもう少し減るのですが!)ですから連続3時間は動作OKの筈です。しかし、元がノートパソコンの使用済み電池ですから、最初は1時間ぐらいしか持ちませんでした。何回か充放電を繰り返すとかなり回復した様子です。電源のカットオフ回路も1セルあたり0.9Vまで低下したらカットオフするように調整しました。快調です。リモコン受信機も小型のスイッチングレギュレータを組み込みAC100Vで動作するようになりました。ソフトも最終デバッグが終わり快調です。テプラを取り出してお化粧します。レタリングが入ると美人になりました。


2000年3月11日

 東京に出張しました。帰りにFMトランスミッターを探しに秋葉原に寄ります。原振がクリスタル(セラロック)と思われるFMトランスミッター(MCA−55T)を富士無線だったけ?の店頭で見つけて購入しました。ステレオである必要は無いのですが、モノラルの良いのは見つかりませんでした。3980円はちょっと高いか?
 帰りにクラッシクコンポーネンツと云う真空管屋さんに始めて行きました。めちゃくちゃ沢山の真空管あります。ポータブルラジオ用の電池管がフルセット有るのは驚きました。どこから捜してくるのでしょうか?最近、秋葉原の部品屋さんは減る一方と思っていたのにオーディオ関係は元気が良いようです。新しい店がどんどん出来ます。(といっても2年ぐらい前に出来たらしいのですが、私は知りませんでした。この店の隣にも同様の店が有るらしいです。) ここでサイラトロン2D21買いました。何に使うのでしょう?

2000年3月19日

 FMトランスミッターを改造します。改造といっても簡単で、単4乾電池2本で動作しますので低ドロップ3端子レギュレータのAN8003を内臓し、リモコン受信機より5V供給して動作するようにするだけです。これで1式揃いました。FMラジオとしてICF−5900を使い(スカイセンサー5900と言った方が通りが良いかな?贅沢でしょう。)リモコンでIC−PCR1000を動かします。懐かしの31mbを探るとNSBやら北京放送やら聞こえました。子供の頃と比べて日本語放送の数も時間も減ってしまいました。冷戦時代はモスクワ放送が一日中と思われるほどやってましたし、ジャミングも沢山あった筈なのに何にも有りません。(平城放送に少し名残があります。)アマチュア無線の方はアンテナがプアーなのであまり聞こえませんが、それなりに使えます。こちらも一時期の混み具合は無いようです。携帯電話も普及してるし、インターネットもあるから、無線やる人減ってるんでしょうね。
 ベットに寝っころがってICF−5900で聞きながら受信機を操作する。久しぶりに計画通りの物ができました。

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