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04NHK杯in名古屋 11月5日11月6日11月7日

会場へ
 地元開催って近くて素敵だ、と思っていた今年のNHK杯in名古屋。
 車で1時間であっさり会場に到着。しかしながらあまりにも近所すぎて、会場に向かう道中が普段買い物に行くのと同じような気分になるのはいただけない。飛行機を使ったりすると
(前年の旭川、3年前の熊本。遠かった)いやがおうにも観戦気分が盛り上がるのですが。…貧乏だから交通費助かりますけども。
 開催時期が11月下旬→11月上旬の移動も、気分が何故か盛り上がらない理由の一つかも。何しろ汗ばむくらいの陽気。会場内も、コートどころか薄手の長袖シャツ着ているとじわりと汗が。こんなに暑い会場は初めてでした。リンクの氷溶けないのかな?

アイスダンスOD

 今年のNHK杯のアイスダンスには私の応援しているイザベルとオリビエが出場!
 …もちろん、昨年の世界チャンピオンのナフカ&コストマロフ、同じく2位のデンコワ&スタビスキー出場という超豪華メンバーなのもアイスダンス好きとしてはとても嬉しいです。が、それよりもフランス出場というのが私的には最重要事実と敢えて言い切ってみたり。昨年は来日してくれなかったためについ中国まで見に行った過去に免じて、突っ込みは勘弁して下さい。


DENKOVA / STAVISKI (BUL) シーズン始めのせいかステップはまだ「頑張ってます!」という感じで滑ってました。たどたどしさはあったものの、滑り込めばいいプログラムになりそう。でも蛍光ピンクの襟は正直どうかと…。最初と最後の動きがちょこまかしていて可愛かった。

DELOBEL / SCHOENFELDER (FRA) 全身黒のイザベルの衣装がとても可愛い!昨シーズンのブギウギとか今シーズンのチャールストンとか、アップテンポのODの雰囲気がとてもいい感じ。最後のツイズルも合っていたし、それなりに良い出来。そしてイザベルのビールマンに驚いた(ちょっときつそうだったけど)、さすが趣味が新体操。最近は組んだ時の身長差があまり気にならなくなってきた。ファンの贔屓目なのか、男性が膝を使って柔らかく滑られるようになったのか、どちらかなぁ。後者希望。

NAVKA / KOSTOMAROV (RUS) ナフカの衣装、背中が大きく開いていて綺麗だー。上半身のラメは遠目にも眩しい。そして腰の辺りからぴよぴよと飛び出た黒い羽根、それは邪魔じゃないのか。演技中に三枚ほど落下してたのが見えました。そして何とストレートラインステップの最初の方でコストマロフが大きくよろけてツイズル全く入らず!ナフカだけが軽やかにツイズル…。TESが20点にも届かず、何とODだけでは3位、総合では2位の大波乱。


 今年のODの課題はチャールストン必須で、あとはスローフォックストロットとクイックステップの一方または両方を選ぶリズムコンビネーション。雰囲気は去年の課題にやや似ている感じでした。

女子SP


安藤 美姫 (JPN) 右肩に大きくテーピング。この日の新聞によると、練習中にぶつかって脱臼したらしい。3ルッツ-3ループは成功!会場大盛り上がり…したものの、次のサルコウ着地でふらつく。スパニッシュな曲だけど、淡々と滑っている印象。昨シーズンの火の鳥と同じような感じに見えました。

恩田 美栄 (JPN) 女子十二楽房の曲。背中が半分くらい開いた薄紫の衣装が可愛い。腕、全部隠れていた方がほっそりして見えて似合ってました。ステップは、曲に対してちょっと軽やかさが不足していたような…。ジャンプもコンビのジャンプの1個目で転倒。練習中はばっちり決まっていたのに残念…。

Elena SOKOLOVA(RUS) 相変わらず衣装可愛い、背中が綺麗だー。コンビネーションジャンプは3-2だったような(種類見分けられず)。もう一つの3回転も微妙。でも滑り終わった時点でガッツポーズ。

荒川 静香 (JPN) 最終滑走。衣装はもの凄く微妙…似非忍者みたいだ。3ルッツ-3トウ(回転不足判定されたらしいけど)、イーグルからの2アクセルで大拍手喝采。これでもかとばかりにいろんな体勢で見せるスパイラルも貫禄たっぷり。リンクサイドにいるコーチのタラソワさん(会場内暑いのにすごい毛皮着てた)も上下左右に揺れまくり。全体に低調だった女子SPの中で一人パーフェクト!見ていて感動しました、会場も大盛り上がりで終わった後はスタオベ。


 全体にミスの多かった女子SP。第1グループで滑走の安藤も恩田もミスが目立っていたし、コーウィンも3-3ジャンプを決めたものの何もないところで転倒するし、とやや会場も盛り下がり気味。が、最終滑走の荒川がもの凄く良い出来でもの凄く高得点で一気に会場大盛り上がり。一度世界チャンピオンになると貫禄まで出てくるのは凄い。
 競技開始前には日本人表彰台独占か!?とか期待していたけれど、恩田さんの転倒があったのでちょっと難しそう。安藤フリー頑張って順位上がってくれるといいなあ、と思っていました。でも密かにソコロワも好きなのでちょっと複雑な気分でもあったり。

ペアFS


WAKAMATSU / FECTEAU (CAN) 女の子が紫色の短め着物風衣装。フィギュアで着物、となるとこのデザイン多いな…。男性の方は普通にスーツか?と思ってよく見ると前の合わせのところが羽織っぽくなっている。さらによく見ると袖の部分もちょっと広がっていて、本当に羽織のイメージらしい…。その上演技開始時には氷の上に正座して、両手をついてお辞儀だし。まじめに考えたのか冗談で考えたのかどっちなのか気になる。どっちでも微妙だけど。

PETROVA / TIKHONOV (RUS) 曲は昨年と同じで「サーカスの女王」。このプログラム好きなのでまた見ることが出来て嬉しかったです。中国ペアと比べて高さはないけれど、落ち着いて見ていられる雰囲気。


 ペアはとにかく豪快で、見ていて楽しかったです。NHK杯のペアはいつも木・金曜で終わってしまいなかなか観戦機会がないので。スピンをシンクロさせるために叫んでいるとかは、生観戦して初めて知りました。

余談

 道路が予想外に空いていたため、開場と同時に入場。こんなに時間に余裕を持って会場に到着したのは初めてかも知れない…。
 この日だけはアリーナ席で観戦。長い通路を抜けて階段を下りて行くと、ようやく見えた席の横側から見覚えのある金髪が。ブルガリアのアイスダンスのデンコワさんでした。まだ男子FSの練習時間中だったので(音楽が流れていた)、それを見ていた模様。「
おおー、デンコワさんだ!」と友人と会話しながら移動しつつも、視線はついついそちらの方に行きがち。
 チケットをポケットから取り出して、さて自分の席はどこだろう、と席の背もたれに貼ってある席番号を見ようと視線を下に戻したところ。
  
 
真正面にオリビエいました

 固まること数秒。ようやく我に返って自分の席を探さなきゃ、と思ったものの、席番号を見ようとするとそこにオリビエいるし。そっちを見ていいのかびくびくして(席番号見るくらいでびびる小心者な自分…)激しく挙動不審者でした。結局近くの係員が席まで案内してくれて無事に着席できましたが。他にもスタビスキー(ブルガリアのアイスダンスの選手)とかも練習を見てました。


11月5日11月6日11月7日

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