Elena LIASHENKO (UKR) 座ったとたん始まった演技。「あれ、練習の時って音楽かかるの?」などと言った私に「もう本番だよ」と友人リリコ(仮名)が冷たく一言…。そうか、本番でしたか…。曲はフリーダのサウンドトラック。スパニッシュぽい。去年の曲もこんな感じだったような気がする(記憶曖昧)。ジャンプの前に足を前に一回跳ね上げる独特の動きは健在。そういえばスカパーで解説者から「あの足の動きはタンゴにマッチしてる」とか言われてました。ジャンプは全部決まって、得点(TSS)は102.36。過去2大会の点数から見ると100点を越すと表彰台に乗れる点数だったので、かなり良い出来だったと推察。
村主章枝(JPN) ウォームアップ時からルッツ−トゥの3−3ジャンプを練習。本番の最初のジャンプでもちょっとステップアウト気味だけど何とか下りた!凄い!と喜んだのも束の間、次のジャンプ(多分フリップ?)で大転倒。正面から顔以外全身を打ち付けるような凄い転び方で…演技が続けられるのか心配になるくらいの転倒。多分その影響もあって、その後のジャンプが決まらない…。スピンは相変わらず早くて、観客からの拍手も大きかった。
恩田美栄(JPN) 直前の国内大会(中部地区)での出来が非常に悪かったので(4点台も出ていた)、ちゃんと調子をあげてきてるのかちょっと心配でしたが、ジャンプはほぼクリーンに下りてました。コンビネーションジャンプの着氷が少しふらついたくらい。この曲の雰囲気は好きです。踊る要素が去年よりまた大きくなっているプログラムで、難しそう。
Ann Patrice McDONOUGH(USA) 去年の荒川静香のSPのクラシック曲使用バージョンといった趣。羽ばたく動作を表現する腕の動きなんかは特に似ている。気になってISUのプロフィール見たら、振り付け師は案の定モロゾフ。それって手抜きでは…(去年の荒川の振付もモロゾフ)。ついでに胸の所に白鳥の顔のある衣装って言うのはどうかと思います。スケーティングもすっきりしていて軽やか。でもジャンプが決まらず得点が伸びなかった。