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A 同志社 礼拝堂

重要文化財   5/JAN/2002

所在地: 京都市上京区今出川通烏丸東入ル

建築年: 明治19年 (1886年)

設計者: D・C・グリーン

施工  : 三上 吉兵衛

   
 彰栄館に次いで建てられた煉瓦造建築で、日本に現存するプロテスタントの煉瓦造チャペルとしては最古の物である。設計は彰栄館に引き続いてグリーンさん。

 切妻造で、南北両妻の円形のバラ窓、尖りアーチ窓の木枠に色ガラスをはめ込んだ素朴なステンドグラスに特徴をもつ。アメリカンゴシック様式のシンプルな建物である。この建物も、レンガの積み方は彰栄館と同じくアメリカ積みの手法が用いられている。(長手積み3段、小口積み1段の繰り返し)

 ミッション系の学校らしく、清楚でかつロマンチックな雰囲気のチャペルがキャンパスの中央に据えられていてアクセントになっていると感じた。私の学生生活には、こんなシーンは全くなくうらやましい限りである。

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南側 玄関ポーチ


全景