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学名(Delphinapterus leucas) |
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4.0〜5.5m | ごくまれに日本の北/オホーツク海沖でも見られる事が有る。寿命は25〜35年程。食性はおもに魚・タコ・イカ、甲殻類。海のカナリアと呼ばれる程高くて綺麗な鳴き声を出す。体は白ないし乳白色。幼年期はややグレーがかっている。極地で生活する彼らは保護色である白い体をしている。氷の下を泳ぐ為なのだろうか彼らベルーガや同科のイッカクと同じく背鰭を持っていない。 | |
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1.5トン | ||
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上顎16本、下顎18本 | ||
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北極圏、亜北極圏 | ||
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クジラ目/歯クジラ亜目/イッカク科 | ||
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クジラ・イルカ属には珍しく頚椎(首の骨)がくっついておらず、上下左右に動かす事が出来る。 額のでっぱり(メロン)は成長と共に前方にせり出す。又、このメロンのカタチを変えてエコロケーションの精度を変えているらしい。ピーピー言う時もメロンがボコッと膨れるのが判る。 大人の雄ベルーガは胸ビレの先がそり上がるのも特徴。 夏季には入江等の浅瀬で体を底にこすりつけて表皮を剥がす「脱皮」が見られる。この頃のベルーガは体表がささくれてキモチワルイ。 |
第一印象は「可愛い・触って確かめたい」。可愛いのは言うまでもなく「触って」確かめたいのが先ず最初である。期待通り触る事が出来たがやはり「柔らかい」。例えるならスーパーで買って来た豚肉の脂(出来れば皮付)を触っているかの様である。 歯のカタチだが、肉を引きちぎるkiller whale系の歯は太く先はとがっており、肉を引きちぎるには最適な形だが、ベルーガの歯は先が少し平らでエサを与えると「パフッ」と口で吸引するのだ。そうそう、彼らイルカ・クジラの口は人間と違い呼吸をする構造にはなっていない。呼吸は全て頭の上に有る噴気孔のみで行い、高い声を発する時も噴気孔を使っている。 体の表面には細かいシワが多くイルカ・シャチとは違った感触。余談では有るがどのイルカ・クジラにも言える事だが、良く見ると眼球の位置が前方/下方向優先で有ることが解る。どのクジラやイルカもスパイホップの姿が似ているのも当然。海のカナリアとは上手く言った物で、実際はカナリアの数万倍うるさい。ロシアでもうるさい人の事を「シロクジラの様な人」と言う位。 関東の水族館では「千葉・鴨川シーワールド」「横浜八景島シーパラダイス」で彼らに会える。 |
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