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学名(Lagenorhynchus obliquidens) |
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1.7〜2.4m | 美しい体色の流線型はカマイルカならでは。黒、灰色、白(ややピンク)が印象深い。又、鎌状の背鰭を持つ事からその名が付いた。特に泳ぎが早く飼育下でも野生でもアクロバチックな動きを見せる。泳ぐ速度は時速55km程。寿命はおよそ40年弱。一般的には外洋性だが沿岸にも姿を見せる。大きな群を作る事で有名。日本の水族館でも必ずと言って良いほど見かけるのがバンドウイルカとこの「カマイルカ」。 | |
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最大で150kg | ||
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上顎42〜64本、下顎42〜64本 | ||
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北太平洋北部の深い海域 | ||
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クジラ目/歯クジラ亜目 マイルカ科/カマイルカ属 |
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日本で一番数多く見られると言っても過言ではない「カマイルカ」。太平洋沿岸〜日本海と分布は広く、温水域から冷水域まで幅広く順応している様だ。又、定置網漁に於いて魚と一緒に捕獲されてしまうケースが多く、水族館等で見られるのはこの時捕獲されたモノが多い。ハンドウイルカ、マイルカ、マダライルカ等と同じく舟の舳先の波乗りをしたり、併走したりと好奇心旺盛。 |
小さく見えるが実際にはやっぱり小さい(笑)第一印象は「活発な子」達である。皮膚の感触は見た目通り、シャチやベルーガと異なり張りが有る様に思える。身軽さは他のイルカを遥かに凌ぐ。スグに「すっ飛んで」来て愛嬌を振りまいてくれるのだ。終わる時も「すっ飛んで」しまうのは勘弁して欲しい。見慣れて居るせいか、個人的にはかなり「らぶりい」なイルカである。極自然に触れ合ってそのらぶりぃさを確かめたい種類。飼育下で人間に対し従順に見られるが、これは「群」という社会性の表れと私は考えている。当WEBで紹介している全ての水族館で飼育されており、ハンドウイルカとカマイルカのショーは各パフォーマンスの双璧をなす。ダイナミックなハンドウイルカのショーも見逃せないが、活発な動きで「キレ」の有るカマイルカのショーもはずせない。プールサイドでは甘えて来る小さな弟・妹と言った感じだ。もし人間が「イルカと楽しく遊ぶ」のであれば、カマイルカサイズが妥当。それでも陸上に於いての「言うことを聞かないセントバーナード」の散歩と同じになるのは間違いない。 |
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