ホタル・飼育・手賀沼・釣り

淡水貝

身近な沼や水路で見られる貝を紹介します。
カワニナ
 飼育環境
 カワニナにとって陸地は特に必要ないが、自然の雰囲気を出すためにつくった。
メダカも一緒に飼育。
大きいものは3.5pを越えるものがあった。
 カワニナは、水槽内の掃除をするように移動していくため、水槽のガラスは常にきれいでる。  餌としてキャベツを与えるが、それ以外にもツユクサの葉などもよく食べる。  生まれたばかりのカワニナ。大きさは2oくらい。中央はつま楊枝。右上は採集してきたカワニナ。

モノアラガイ・サカマキガイ
 モノアラガイ(ヒメモノアラガイ)とサカマキガイはよく似ている。モノアラガイは一般的な貝と同じで右巻きであるが、サカマキガイは左巻きである。(下写真参照)
水草や落葉、石の上、壁面などに付着して這っている。雌雄同体(ひとつの貝に雌、雄の生殖器を持つ)で、2匹いれば交尾してお互いに受精できる。卵は寒天質の卵塊に入れて産みつける。(詳しくは「モノアラガイの発生」参照)
右:モノアラガイ  左:サカマキガイ 右:モノアラガイ  左:サカマキガイ
 モノアラガイの飼育槽。土、砂利、落葉、水草が入っている。濾過器は使わずに、エアレーションのみであるが、水は澄んでいる。  魚用の餌を与えると、そこにたくさん集まってくる。  サカマキガイの卵。(魚を飼育している水槽の壁面の産みつけたものである。)

タニシ
 よく見かけるのは小型のヒメタニシである。殻高は30o前後で、殻の先が皮がはげているものが多い。雑食性で、水田や水路などの浅いところに棲んでいる。水質は比較的悪化しているところでも棲息できる。
ホタルに与える場合には、割って与えた方がよい。


これらの貝は庭に埋めたプランターでも飼育しているが、その飼育槽で見慣れない貝を見つけた。
詳しくはカワコザラガイのページへ。