車といっても、なかなか外見見たり、ユーティリティ(使い勝手)を見たりだけではわからないところがあ
りますよね。とくに、実際の走行状態。これはさすがに乗って、運転してみないとわからない。その車のく
せが自分に合うか合わないか・・・。今回は機会があったので乗ってみました。
さて、実際どんな性格の車なのでしょうか???コメントしましょう。
今回の試乗できたのは2ZZ−GE搭載車。スペシャルティカー・セリカにも搭載されるクラストップレベ ル、140kw(190ps)/180N・m(18.4kg・m)の高性能エンジンだ。
ボンネット エンジンルーム
エンジンをかけると、あのレーダーメーターが映りだす。エンジン音は低めで、普通の乗用車等とは違って 音が入ってくる。雰囲気は確かに出てるね。個人的にはもう少し重低音の方がより感覚的に訴えてくるもの が大きいと思う。
出足は、高回転志向のエンジンにしてはいいほう。エンジン音を中に入れるようにしているのは、演出だけ ど、アイドリング時や巡航航行になると比較的おとなしい。ただし、アクセルを入れていくと3000回転 位でまず音の質が変わり始め、より大きくなる。加速感は、回転を上げてやるとより鋭くなり、引っ張って 行ってくれる。但し、6MTにも使われるエンジンに4ATはさすがにフィーリング上も厳しく、1速の間 隔が長い。できれば、ATも5速にしてほしい。あと、コーナーなどの減速から加速に移るときで、アクセ ルのオフからブレーキ、アクセルをオンしたときにワンテンポ空くときがあった。これが、気になるといえ ば、気になる。
ブレーキ感はまずまず、しっかりとしたフィーリングでタッチといい、効き具合といい車のイメージにも反 しておらず、上々。ステアリングフィールも上々で、鋭角のコーナーではロールが若干大きめであったが、 安定感あり、楽しめる。路面状態は、拾うほうで非常に素直。反面、落ち着かないと思う人もいるかも知れ ない。でも、全体的にコントロール性はいいので、結構楽しめる車である。
車としては、イメージから感覚へ的な刺激もあって、雰囲気込みで大変楽しめる。但し、攻め込んだり、 絶対的なパフォーマンスを求めると性格が違うので、あまりハードなドライブは好まない。元気なエンジン は持っているので、必要なときの追い越し加速や、巡航航行で効果が大きく、また、こんなときを得意とし ているのではないだろうか。できれば、大人のドライブをする人がより映えて、かっこいいと思える車でし た。我と思わん方、是非、乗ってみませんか?
今回の試乗車:前
今回の試乗車:後
今回の試乗車:横
この個性的なフォルム、他にはない。かっこいいよねぇ。・・・すみません私情でした。
この独特のラインは絶対に必見!
前のページで紹介し切れなかった、ラゲージルームの写真を掲載します。リアのデザイン上の傾斜もあって 容量に関しては、厳しいものもあるが、細かい配慮は忘れてませんよ!ニ分割された、デッキアンダートレ イ、デッキサイドボックスなど。参考までにご覧ください。
ラゲージルーム
デッキアンダートレイ
デッキアンダートレイ
デッキサイドボックス(両側にある)