トレースマップはカシミール3Dで作成
*この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。(承認番号 平25情使、第146号) 
*今回のトレースは赤色のライン

賤ケ岳 (422m 滋賀県) 2023.12.24 晴れ 2人

余呉駅(9:52)→江土登山口(9:59)→首洗いの池(10:41)→猿が馬場(10:47)→賤ケ岳山頂(11:39-13:22)→飯ノ浦切通(13:39)→余呉湖畔(14:00)→余呉駅(14:48)

★12月24日に滋賀県の賤ケ岳に登ってきました。
★余呉駅をスタートし江土登山口から入山。
★雪の尾根のトレースを踏んで岩崎山、大岩山、猿が馬場を通過。
★樹木から雨のように降り注ぐ水滴でびしょびしょになりながら登りました。
★美しい雪景色を見ながら、登山者で賑わう山頂へ。
★山頂からは、雪の余呉湖やきらめく琵琶湖などの絶景を楽しみました。
★山頂のベンチで熱々の雑炊でゆっくりと昼食。
★下山は北西に大きく下って峠から余呉湖岸へ。
★時計と反対周りに余呉湖岸を歩いて余呉駅に戻りました。
★雪景色の大パノラマに大感動の雪山を楽しんできました。

 雪が降った。雪山を歩きたいと思い、雪のある山として賤ヶ岳に向かう。木之本の町を北に抜け、JRに沿って国道365号線を北上。次第に雪景色となってきた。

 余呉湖口の信号交差点を西に向かい登山口に近い駐車場に入ろうとしたが、除雪されていない。余呉湖観光館近くの湖畔にある駐車場はワカサギ釣りで混雑していると思われたので余呉駅の駐車場に車を停めた。ここも除雪されていないが、駐車することができた。他の登山者も見られる。
 
 靴を履き替えてワカンを背負ってスタート。「賤ケ岳登山口」の標示に従って雪に覆われた道に入り、カーブしていくと赤い鳥居を潜る。釣鐘を見ながら山道に入る。雪の深さは20cmほど。

 大勢のトレースがあり、ツボ足でも問題はない。頭上から雪解けの水滴がシャワーのように降り注ぎ、ビショビショになりながら歩く。岩崎山砦跡の分岐を通過し、人工林に入り右に大岩山登山口への道を見て林道に出る。林道を歩き、左の山道に入る。丸太で作られた柵に沿って歩き、中川清秀の墓への分岐を通過。
 
 さらに歩いて首洗いの池、猿が馬場、木之本への分岐を通過。人工林の尾根道を右方向に向きを変えて、深くなった雪を踏みながら登っていくと天然林になり展望のいいところからは余呉湖や大平良山から堂木山への長い稜線が望める。
 
 傾斜が増した道を登り切るとトイレの建物が現れ、賤ケ岳山頂に到着。青空の下、広い山頂には大勢の登山者。積雪は30〜50cm。山頂からはぼぼ360度の展望が得られ、南には琵琶湖、北には余呉湖の雪景色の展望が素晴らしい。
 
 余呉湖が見えるベンチをテーブルにして雑炊の昼食を作った。昼食の後、西に向かい、東屋から右の山道に入る。余呉湖を見ながら雪で滑らないように急斜面を下り、人工林と天然林の境を歩く。
 
 登ってくる登山者とすれ違いながらぐんぐん下り、飯浦切通に出た。古くから飯浦と余呉湖を結ぶ峠道であり、ここから余呉湖方向に向かう。ここもトレースがしっかりあってツボ足でも問題ない。
 
 人工林の中、ジグザグに下って倒木をくぐりなだらかになると余呉湖畔に出た。駐車地点までは余呉湖を半周する必要があり、左回りの方が近そうなので東湖畔を歩く。車道に雪はなく余呉湖や登ってきた稜線を見ながら歩き、観光会館を経由して余呉駅に戻った。
 
 思った以上に雪があり、今シーズン初の雪山歩きを楽しむことができた。時間があれば大平良山を通過するルートで歩きたいと思った。

★賤ヶ岳からの展望

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