トレースマップはカシミール3Dで作成
*この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。(承認番号 平25情使、第146号) 

千疋西山・北山 (180m 134m 関市) 2023.2.5 晴れ 2人

塚原遺跡公園駐車場(9:56)→池(10:13)→鉄塔(10:22)→西山分岐点(10:42)→西山山頂(10:50-10:54)→西山分岐点(10:58-11:03)→第2見晴台(11:11-11:17)→北山山頂・第1見晴台(11:26-12:51)→鉄塔(12:55)→(東登山口ルート散策)→南東尾根最高点・展望地(13:26-13:41)→鉄塔・池への分岐点(13:54)→池(14:05)→(塚原遺跡公園展示館)→塚原遺跡公園駐車場(14:28)

★2月5日に関市の千疋西山・北山に登ってきました。
★塚原遺跡公園をスタートし、池から時計回りで周回コースへ。
★人工林の中の丸木階段を登って展望のいい鉄塔下を通過。
★岩場の展望地を通過し、西山への分岐点に到着。
★西への尾根を歩いて通過点のような西山山頂へ。
★西山山頂から引き返して分岐点から第2見晴台を通過して北山へ。
★第1見晴台で御嶽山など素晴らしい展望を楽しんで、北山山頂で昼食。
★昼食の後、鉄塔からさらに南東尾根を散策しました。
★鉄塔まで引き返して、天池へ下りました。
★超低山の周回でしたが、展望地が多く面白い山歩きとなりました。

 関市の超低山である千疋山はハイキング程度で周回できると聞いたので、早速、登りに出かけた。千疋山は千疋西山と千疋北山があり、周回できる。登山口は塚原遺跡公園にある。公園の駐車場に車を停めて靴を履き替えた。駐車場では大勢の人が集まってデイキャンプの準備をしてみえた。

 広い公園には縄文時代の古墳や建物がいくつかあり、見学しながら展示館へ。展示館の中は下山時に見ることにして、トイレに寄って展示館東の道を山に向かう。周回コースで時計回りに歩くことにして、林道途中から左折して突き当たりを右折して車両通行止めのクサリを抜けて右に川を見ながら歩く。

 池の手前で鉄塔巡視路標示と「千疋北山・展望岩」の小さな標示があり、これに従って左へ。右に池を見ながら進み、人工林の中の道を抜け、階段を登ると鉄塔がある。21番鉄塔であり、鉄塔下からは南側の展望が得られる。

 鉄塔を後に、尾根を登っていくと岩のある展望地を通過。ここからはこれから登る千疋西山、正面には百々ヶ峰が望める。さらに5分程で開けた展望地に出た。今度は東〜南側の展望が素晴らしく、これから歩く周回コースの全体が見渡せた。雪の御岳山もよく見える。

 展望を楽しんだらピーク頂上まで登ると道が左の尾根に続いており、なだらかな尾根を歩くとすぐに千疋西山に到着。通過点のようなところであり、標示が無いと頂上とはわからない。道はさらに先に続いており、この後、出会った登山者からさらに先に行くことができると教えてもらった。

 ピークまで戻って北山方向へ急な道を下る。標高差50mほどを下って少し登り返すと第2見晴台に到着。見晴台の下は東海環状自動車道になっておりフェンスが張ってある。左には自動車道のトンネル、右には広見IC、正面には左から汾陽寺山、権現山、天王山、誕生山、古城山、松鞍山。古城山と松鞍山の間に御岳山が望めた。

 見晴らし台から下って西側登り口の分岐を通過し北山山頂に向かう。ロープの張ってある道を真っすぐに登っていくと千疋北山山頂に到着。三角点があり、東方面の展望が得られる。山頂の北にある第1見晴台まで行ってみると、第2見晴台と同じようにフェンスが張ってあり、その前に周囲の山の写真と名前が入った看板がある。ベンチが設置してあり、第2見晴台と同じような景色で、西には今歩いてきた西山や第2見晴台を見ることができる。

 北山山頂に戻って昼食。昼食中に何人かの登山者に出合った。昼食の後、目の前に見える鉄塔に向かう。鉄塔から池に向かう道があるが、これを見落として直進すると分岐が現れた。「東側峰」と書かれた標示があるが、これがどちらの道を示しているのかわかりにくい。

 まず、北東への道に入るとどんどん下っていくので、途中で引き返し、分岐まで戻って、尾根上の道を南東に進む。どこかで池に向かう道があると考え、しばらく歩いてみることにした。大岩のある展望地を1つ2つと通過。アップダウンも少なく気持ちのいい尾根を歩く。

 池方向に下る道は現れず、次第に公園から遠ざかっていく。前方にピークが見えるので、ピークまで歩いて引き返すことにした。展望のないピーク頂上に到着。道はさらに東に下っているので少し踏み込んでみると素晴らしい展望地に出た。

 東の目の前の低山には紅白の鉄塔が立ち、その下には太陽光パネルが輝いている。松鞍山の右に御嶽山、その右には白い中央アルプスが見えた。道はさらに下っており、このまま下って東登山口から登り返せば鉄塔に戻れると思ったが、その検証は次回のお楽しみ。

 歩いてきた道を引き返して鉄塔まで戻ることにした。鉄塔手前まで戻ると池に下る道を発見。小さな字で小さな表示板に「天池へ」と書いてある。これを見落としたことがわかった。

 急斜面を一気に下って人工林に入ると道が分岐しており、左は遺跡、右は天池と書いてある。池をよく見るために天池方向に進み、池の縁を歩いて往路に合流。林道を歩き途中で天池の下部にある池に寄って遺跡公園へ。遺跡展示館の2階で様々な展示品を見て駐車場に戻った。

 千疋山は様々なコースが設けられており、低山であることから下って登り返すことが可能。西山から先や東登山口からの登りなどを次回に歩いてみたいと思った。
★千疋山からの展望


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