トレースマップはカシミール3Dで作成
*この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。(承認番号 平25情使、第146号) 

長命寺山・奥島山 (333m 425m 滋賀県) 2023.8.6 晴れ 2人

長命寺駐車場(10:32)→長命寺(10:50)→登山口(11:19)→長命寺山分岐(11:36)→長命寺山(11:41-13:01)→長命寺山分岐(13:04)→小豆ヶ浜分岐(13:14)→空奏テラス・奥島山山頂(13:32-13:50)→天之御中主尊(14:01)→林道・広場(14:32)→若宮神社(15:01)→長命寺駐車場(15:49)

★8月6日に滋賀県の長命寺山と奥島山を周回してきました。
★長命寺の駐車場から808段の階段を登って長命寺に安全祈願。
★参拝の後、長命寺山への登山口を探し、山道を登って長命寺山山頂へ。
★山頂の木陰で昼食をとって、展望地から目の前に見える奥島山に向かいました。
★鞍部から標高差150mほどを登り返して空奏テラスの大岩の上から琵琶湖の展望を楽しみました。
★奥島山山頂の神社に参拝してさらに北に向かって下りました。
★蜘蛛の巣を払いながら下り、ウラジロの群落を通過して、御所山手前で林道へ。
★林道を下って若宮神社に下山報告。
★前方に長命寺山を見ながら集落道を歩いて駐車場まで戻りました。
★大汗をかいて周回した真夏の低山でしたが、ハプニングなどあり思い出に残る山歩きとなりました。

 毎年、真夏に滋賀県の低山に出かけることにしている。今年は長命寺山・奥島山を周回する。長命寺は子どもが小さいころにキャンプの帰りに訪れたことがあり、長い階段を登った記憶がかすかに残っている。

 彦根から琵琶湖の湖岸を走ってさざなみ街道に入り、近江八幡に向かう。 さざなみ街道は奥島山の山塊に突き当たり、琵琶湖湖岸を一旦離れる。山塊を巻いて再び湖岸に出る手前で西の湖につながる川を渡るが、その橋の手前を右折するとすぐに長命寺の駐車場に着く。
 
 ここから長命寺に参拝するためには808段の階段を登ることになるため、参拝者の多くは長命寺手前まで車で行くようだ。
 
 靴を履き替えようとしたところ、靴のソールがはがれかけているではないか。このため、近くのコンビニまで行き瞬間接着剤を購入して修理してからスタート。まずは808段の階段に取り付く。
 
 石の階段を駐車場から20分ほど登って長命寺に到着。大きな本殿で線香を供えて参拝。ネット情報によると長命寺山への登山口は長命寺に上ってくる車道にあるようだ。西に歩いて車道や山際を探すが、登山口らしきものはない。
 
 車道のカーブでウロウロしていると、柵の向こうに山道がある。地図をよく見ると、さらに車道を下ったカーブに登山口があるようだ。車道を蛇行しながら下って大きく左にカーブする場所で登山道の標示を発見。車道から山道に入る。
 
 石仏を見ながら登っていくと車道のカーブと接している。先ほど山道を見つけたところだ。「休暇村・小豆ヶ浜方面」の標示を見ながら歩くと、右に長命寺山への分岐が現れる。右折して緩やかに登っていくと分岐から5分ほどで長命寺山山頂に到着。
 
 山頂は樹木に囲まれて展望はなく、石と三角点がある。さらに踏み跡をたどるとすぐに岩の展望地に出た。正面にはこれから登る奥島山が大きく、その左には琵琶湖が見える。昼食は山頂の木陰で雑炊を作った。この暑さの中、登ってくる人は誰もいない。
 
 昼食の後、分岐まで戻って奥島山を目指す。ウラジロの道を抜けて明るい灌木の中を鞍部まで下る。鞍部には左に道が下っており、小豆ヶ浜方面と書いてある。ここは直進。直進の標示は「姨綺耶山(津田山)休暇村方面」とある。奥島山は姨綺耶山や津田山の別名があるようだ。
 
 ここから登りが始まる。よく踏まれた道を、岩場を通過しながら20分ほど登っていくと「頑張ってますね 後もう一息」の標示があり、その先で空奏テラスに着く。しめ縄がかけられた割れた大岩があり、また展望地からは琵琶湖の対岸や沖島が望める。
 
 奥島山山頂は空奏テラスの隣にあり木々に囲まれて展望はない。小さなお社と石積みがあり、その先には三角点がある。三角点の前で写真を撮って東に向かう。この先は登山者が少ないためか、蜘蛛の巣が多く、枯れ枝で払いながら進む。
 
 道は明瞭で大岩を見ながら下ると、右側に一段と大きな岩が現れた。「天之御中主尊」の標示がある。ウラジロの群落を抜け、クサギの花を見ながらぐんぐん下っていくと再び小豆ヶ浜方面の分岐があり、その下で広場に飛び出した。
 
 広場からは未舗装の林道歩きとなる。林道を東に向かい、南に向きを変えて下ると墓地の横に出た。車道を歩き若宮神社に寄って参拝。田園から集落に入り前方に長命寺山を見ながら歩いた。集落の方から「この暑さの中を歩いていると倒れるよ」と声を掛けられた。林道に出てから1時間以上歩いて駐車地点に戻った。
 
 暑い時期にかなりのロングコースを歩き、達成感のある山歩きとなった。半分以上、林道と車道で、また展望地も少ない。奥島山から北の道は登山者が少なく、この時期には蜘蛛の巣が多い。奥島山までピストンで歩いたほうがいいかもしれない。小豆ヶ浜方面からの周回もしてみたいと思った。
★長命寺山・奥島山からの展望

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