トレースマップはカシミール3Dで作成
*この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。(承認番号 平25情使、第146号) 

向山・丸山 (256m 285m 滋賀県) 2025.3.2 曇り・一時雨 2人

中山道柏原宿駐車場(9:30)→向山南の墓地(9:47)→向山山頂(10:06-10:13)→金毘羅神社(10:32)→車道(10:38)→中山道柏原宿駐車場(10:50-10:58)→丸山登山口(11:07)→丸山山頂(11:24-12:10)→北畠具行墓(12:29)→車道(12:46)→中山道柏原宿駐車場(13:00)

★3月2日に滋賀県柏原の向山と丸山に登ってきました。
★中山道柏原宿の駐車場をスタート。
★JRを渡って向山の南側の墓地から南尾根に向かってヤブを歩き、ピンクテープを発見。
★ほぼ踏み跡のない南尾根を灌木を避けながら登って向山山頂を踏みました。
★下山は山頂から平坦な道を北に向かい、東に向きを変えて人工林の急斜面を下って神社を通過。
★尾根の先端から車道に出て柏原宿に戻り、中山道を西に歩いて丸山登山口の階段から山道へ。
★しっかりした参道をジグザグ歩いて神社へ。
★神社の上の丸山山頂を踏み展望地で昼食をとりました。
★下山は丸山山頂からピンクテープを追って西尾根人工林の道無き急斜面を下りました。
★北畠具行墓に下り、南に歩いて車道に出て、柏原宿に戻りました。
★雨が降りそうな天気でしたが、超低山のヤブ歩きを楽しんできました。

 雨が予想される天気ではあるが、まだ登っていなかった柏原の2つの低山を登ることにした。1つはJR柏原駅の北にある向山、もう1つは柏原駅の西にある丸山でどちらも標高300mに満たない低山である。難なく登れると思っていたが、想定外の山歩きとなった。

 どちらの山も起点は中山道柏原宿となる。まずは向山に登る。雨が降り出しそうな空模様なので傘を持って空荷で雪の残る駐車場をスタート。中山道を東に歩いて左折し北に向かうつもりだったが、道を見落として柏原駅へ。駅前から線路沿いに西に向かい踏切を渡って向山の南にある道路を歩く。

 ネット情報の地図を頼りに登山口を探す。墓地に行く道があったので踏み込んでみるが登山道は無い。墓地の手前から南尾根に向かって歩きやすそうなところを進んでみると尾根の辺りでピンクテープを発見。テープは尾根筋に付けられている。

 尾根は落ち葉で覆われて踏み跡があるかどうかはわからないが、疎林であり灌木を避けながら登った。標高差50mほど登ったところでなだらかになり三角点のある向山山頂に到着。人工林の中で展望は無い。山名標示板が置いてあり、三角点の前で写真を撮った。

 三角点から少し北に歩いたところにある最高点を踏んでさらに北に向かい東の尾根に入る。鹿よけのテープが巻かれたヒノキ林となり、急斜面を下る。踏み跡がほとんどない尾根を東に向かって下る。下り切ったところで未舗装の林道に出てその先で右の山道に入ると金毘羅神社がある。金毘羅神社に参拝して参道を下り車道に出た。今登ってきた向山を見ながら駐車場に戻った。

 ザックを背負って次の目的である丸山に向かう。丸山を見ながら中山道を西に歩き、山裾に近づいた辺りに山に向かって階段があるのでここを登る。階段を登り切って広い道をジグザグ登ると小さな神社があった。神社に参拝して右に一登りしたところが丸山山頂。

 山頂は樹木に囲まれて展望はないがすぐ先に切り開きがあり柏原の町並みが見下ろせる。切り開きはハンググライダーの離陸場のようなところでパイプの枠が置いてある。今にも雨が降りそうなので、この展望地で急いで雑炊の昼食をとった。コーヒータイム無しで下山にかかる。

 ネット情報では山頂から西に下ったレポートがあることから道を探したが見つからない。少し下ってみるとピンクテープを発見。全く踏み跡の無い急斜面をテープを探しながら下った。なだらかになったところで広場に出ると、北畠具行墓があり、案内板もある。

 墓に手を合わせて広い道を下って獣害防止フェンスを通過。南に向きを変えたところで右に階段があったので登ってみると扉のある祠があった。引き返して南へ緩やかに下って行くと車道に出た。東へ歩いて往路と合流し、駐車場に戻った。

向山は踏み跡が薄く、登山道は無いといってもいい。丸山は山頂近くに神社があり参道を歩いて山頂に至るが、山頂から西への登山道はない。低山でありながらルートファインディングを楽しむことが山旅となった。

 帰路、セツブンソウを見るため、大久保集落に寄った。
 トップページへ