トレースマップはカシミール3Dで作成
*この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。(承認番号 平25情使、第146号) 

北山 (289m 各務原市) 2025.3.9 晴れ 2人

寒洞池(9:53)→登山口(10:07)→東洞山分岐(10:20)→東洞山山頂(10:34-10:53)→東洞山分岐(11:01)→北山山頂・展望地(11:11-13:08)→220mピーク(13:19)→南登山口(13:54)→寒洞池(14:14)

★3月9日に各務原市の北山に登ってきました。
★寒洞池に駐車して各務野自然遺産の森に向かう林道を歩き、赤布から山道へ。
★日陰坂入り口の標示を見て灌木の道を登り東洞山分岐へ。
★分岐から下って登り返し、東洞山山頂で御嶽山を望みました。
★登ってきた道を引き返し、分岐からヒカゲツツジが自生する道を登って展望のない北山山頂へ。
★近くの展望地で昼食をとり、登山者と山談義。
★北山から南尾根を歩き、尾根から急斜面を下って林道へ。
★山すその林道を歩いて寒洞池に戻りました。
★想定外に展望地が多く、また偶然の出会いや登山者との山談義などもあり、楽しい低山歩きとなりました。

 各務原の寒洞池南側にある北山は、山歩きを始めた頃に西端からヤブの急斜面登って山頂を踏んだことがある。当時、登山道は無く、誰も登らなかった山だったが、今ではいくつかの登山道が整備され周回できるようになった。今回は北側の登山口から登り、東洞山に寄って山頂を踏み、登山口に下る周回コースを歩く。

 寒洞池の堰堤下に駐車して、寒洞池に沿って東に林道を歩いた。林道は東から南に向きを変えるが、南に向かって突き当った辺りで山に入れる踏み跡がある。ここが登山口。標示は無いが、少し踏み込むと「日陰坂入口」の標示板が木に付けてある。

 踏み跡は明瞭で、南に向かって尾根を登る。明るい灌木の道となり、展望地に出ると、ここが東洞山への分岐点。分岐点からは、東洞山の丸い山頂が目の前に見える。東洞山に向かって急斜面を東に下り、鞍部からジグザグと急斜面を登ると東洞山山頂に到着。犬を連れた男性が休息中だった。

 山頂の北側が切り開かれ、真っ白な御嶽山が望める。展望を楽しんでいると、南尾根ルートから男女2人が登ってきた。何と、以前にお会いした知り合いであったことにびっくり。しばし、山談義して、4人で写真を撮った。

 先に下山していく2人の後を追って、登ってきた道を引き返し、分岐点から北山に向かう。急斜面を登る。この道の両側にはヒカゲツツジの群落があり日陰坂の名前もここからきていると思われた。花の時期には素晴らしいにちがいない。

 分岐点から10分ほど登ったところで展望地に到着。南側が切り開かれて素晴らしい展望が得られる。ここから山頂まではわずか。北へなだらかに歩いたところが北山山頂。展望はない。先ほど出合った犬を連れた男性が休息中だった。

 展望地に戻って昼食にする。ここからは北側の切り開きから御嶽山を望むことができた。展望を楽しみながら昼食を楽しみ、コーヒーで閉めて下山開始。下山は南尾根を下る。

 灌木の道を下り、時折現れる展望地で周囲の山を見ながら歩く。山頂から10分ほどで小ピークに出る。220mピークでここからの展望も素晴らしい。東には金毘羅山や明王山、西には濃尾平野が広がり、金華山や伊吹山が望めた。

 220mピークを後に明るい稜線を南下する。小さなピークがあるが大きな登りは無い。展望地もある。正面に八木三山を見ながらやや時計回りに稜線を歩いていくと、道は稜線から右に向きを変え、西に向かって急斜面を下る。コシダの群落を見ながら、ジグザグと下って行くと林道に飛び出した。

 ここには北山南口の標示がある。未舗装の林道を北に歩き20分で寒洞池に着いた。

 昔に登ったヤブ山とはすっかり変わり、よく整備されている。展望地も多く、コースも多彩。各務原アルプスと並んでお勧めの低山である。
★北山からの展望

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