トレースマップはカシミール3Dで作成
*この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。(承認番号 平25情使、第146号) 

御坊山 (262m 各務原市) 2025.1.25 晴れ 2人

天狗谷遺跡駐車場(11:07)→登山口(11:12)→御坊山山頂(11:50-13:04)→寒洞池(14:04)→天狗谷遺跡駐車場(14:36)

★1月25日に各務原市の御坊山に登ってきました。
★天狗谷遺跡から東に歩いてピンクテープから山へ。
★ピンクテープを追って、落ち葉に埋もれた薄い踏み跡を探しながら急斜面を登りました。
★稜線に出てなだらかに歩き御坊山山頂に到着。
★広い山頂の陽だまりで昼食を楽しみました。
★下山は東へ稜線を歩き、滑りやすい急斜面を慎重に下って、寒洞池南に出ました。
★寒洞池からゴルフ場の横をあるいて天狗谷遺跡にもどりました。
★誰も登らない山だと思っていましたが、10人に出会ったのにはびっくり。
★低山でありながら、なかなか手ごわい山でした。

 ずいぶん昔、各務原市の寒洞池の南にある北山にヤブをこいで登った後、西側にある御坊山に登ろうと寒洞池周辺で登山口を探したが見つからなかった記憶がある。

 昨年、各務野自然遺産の森から天狗谷遺跡への道を歩いたときに、御坊山の北側でピンクテープがあるのを発見。これが登山口ではないかと思い、ネットで検索。予想通り、北側の登山口はピンクテープがあるところで、御坊山を縦断して寒洞池近くに下山できることが分かった。

 低山であり短時間で山頂に到着できることから、いつもより遅めに出発して山頂で昼食をとることにした。各務原アルプスの金山や向山に登るときに利用している天狗山遺跡の駐車場に車を停めた。遺跡のトイレに寄ってスタート。
 
 駐車場から東に向かう道を歩いて階段を登り、池に突き当たったら右に歩いて橋を渡り、御坊山の裾にある林道を東に向かって歩く。橋を渡って1分ほど歩いたところで右の山側にピンクテープがあるのでここから山に入る。
 
 最初は左方向に進む。落ち葉に隠されて踏み跡は不明瞭だがテープが道案内をしてくれる。いくつかの種類のテープが付けられており、遠くを見通してテープを追う。疎林でありヤブをこぐようなところは無い。
 
 次第に傾斜が増し、ジグザグ歩きながら次第に右に方向を変えていく。ウラジロの群落の横を通過し、ゼブラロープが張ってある急斜面を登ってウラジロの群落を抜ける。明るい灌木帯となり、西方向に向かっていくと正面に稜線が見え始める。
 
 稜線に出たころから東に向う。傾斜がややなだらかになり、岩の横を通過。後方には灌木の間から向山が望めた。
 
 前方から下ってきたトレイルランの単独男性とすれ違った。この山で人に出合うとは思ってもいなかったことからびっくり。なだらかになった道を歩いていくとほぼ平坦な地形となり、木に付けられた山名標示板を発見。御坊山と書いてあるが、消えかけておりネットで見た標示板とは違う。
 
 まだ先に高いところがあるように思えたのでもう少し歩いてみると新しい標示板があった。黄色い板に御坊山と書いてある。御坊山山頂到着。灌木に囲まれて展望は無い。
 
 山頂付近の日当たりのいい場所でインスタントラーメンを作って昼食をとった。食事中に、東から声が聞こえ男女2人が登ってみえた。再び人に出会えたことに驚いた。この先の状況を聞かれたので急傾斜であることを伝えると、南からの道もかなりの急斜面だったとのこと。
 
 食事を終えたころ、突然2匹の白い大きな犬が東から近寄ってきたのでびっくり。後方で犬を呼ぶ声がし、単独男性と出会った。登山道があまりにも急坂だったため犬を放したとのこと。下りはかなり急斜面のようだ。
 
 男性と別れて東へ平坦な稜線の道を歩く。緩やかに下ったところで道は直角に右に向きを変え急斜面の下りとなった。ここでも登ってくる数人のトレイルランの若者に出会った。この山がトレイルランの大会のコースに含まれているようだ。
 
 コシダの道を滑らないようにゆっくりと下る。明るい尾根道で東に北山が望める場所もある。踏み跡は明瞭。傾斜はさらにきつくなり岩を下るところもある。つかまる木も少ないことから、慎重に下る。先ほど出会った犬がよく登ってきたものだ。
 
 岩場を過ぎるとザレた斜面が続きここも滑りやすい。大岩の横にゼブラロープが設置してあるところを通過。つかまる木のない一直線の尾根をずるずると下っていく。この道は下りよりも登りに使うほうがいい。
 
 なだらかになってきたところで車道が見え始め、灌木の間から道に飛び出した。寒洞池手前のガードレールの近くが登山口となっており、ピンクテープが付けてあった。
 
 ここからは北に歩いて寒洞池の堰堤から池に沿って北に向い、各務野自然遺産の森からの遊歩道に合流。ゴルフ場を右に見ながら御坊山の裾を西に向かい、御坊山登山口を通過して駐車場に戻った。
 
 低山でありながら急斜面の道が多く、特に下りに時間がかかった。寒洞池から登るのがいい。次は、隣の北山に登りたい

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