20010406(fri)
4/1の日曜日に、母から「中居くんドーム来てるみたい、よく見えないけど」とメールが来ました。そのちょっと前に友人から「フードファイトのポスターの下にいたー」とメールが来ていたので、「ああ母もテレビ見てんのねー」と思っていたら、その直後父から電話が。
「中居くんすぐそこで見たぞ」
その自慢げな声は一体何事かと考え、はっと思い当たる。東京ドームにおったんか二人とも。
「私をさーしーおーいーてー」と恨み言を簡単に述べ、「どうだったよ」と即リサーチに入ると、父母共通で言っていたのが「黒い」。・・やはり・・。
いろいろ言ってたんですが、母が一番力説していたのが、「あのね、目が丸くて、でも端がきゅーっとしてて」。
大きなつり目と言いたかったのか、母。
この前の金土日と旅行に行ってきましたし、仕事がちょっとばかし忙しいのでビデオが着々とたまっている現状ですが、とりあえず4/2の「とくダネ」インタビューを少し書いておきたいかなあと思ったので書きます。短いですが。
SMAPの10年後について、中居さんの口から「解散はしてると思います」と出たのには「えっ」思いました。長い間誰よりもその言葉を忌避してきただろう中居さんの口から、普通の顔をして、ですから。
私も少し慌てたが、メンバーの方がもっと虚をつかれた気がします。話し始めこそ「なに言ってんの」と言ってたのに、それにあまり取り合わない中居さんに、徐々に神妙な顔付きになるメンバー。数年前には想像もしなかった光景だ。
何かが中居さんの中で変わってきてんだろうなあと思います。急激と言えば急激、緩やかにと言えば緩やかに。まあ最近の雑誌やらで、私が勝手にそんな印象を受けているだけですけど。
ある種の諦めを受け入れたのかな、と。世の中には自分一人が望んでもどうにもならないことの方が多くて、その中の一つであることを認めたのかな、と。まあそんなことを私はつらつらと思いました、いろいろ感慨深く思いながら。
私も解散なんて考えたくもないファンですし、実際そうなった時のことも考えるのを拒否してんですが、中居さんが「解散」と口にしたことに、ほっとしてもいます。いつか来る日の中居さんが、少しでも大丈夫寄りになってきたのかもしれないと思って。「いつか」をきちんと受け入れているのなら。
そして、強くなったなとも思ってます。強いですよ、みたくないものを見据えながら「でも自分はそれは望んでないんだ」と言えるってのは。闇雲にただ嫌がるよりも。
そう、全然望んでないんですよね、解散という現実を認めるのと望むのとは、全然違う。最後には「自分としては続けていきたい」としっかりと言ってくれている。よかったよ、ここまできちんと放送してくれて。じゃないと、冷静ぶった文章書いてる私ですが、かなり動揺したかと思いますし、「中居さん大丈夫かー」とうろうろしたかと思いますし。ええ、そんなもんですしょせん私。
ああ、中居さんがあの場を選んでああ言ったというのは、みんなにもそれぞれ覚悟を促したのかもなあ。ファンにも、メンバーにも。
ファンの覚悟は、その「解散の覚悟」一種類だけど、メンバーの覚悟は二種類だ。それを望まないなら、それぞれが力を尽くさないといけないという覚悟。「自分」が、それを望まないなら。「誰かが」じゃなくて。
なんかねえ、中居さんが言うと、他の誰よりも「解散」てのが現実味帯びて、まあ、怖いと思うんですよ、実際私も怖いし。でも、「怖い」を知るってのは必要なことですね。「怖い」を知れば、「怖い」を避ける方法も考えることもできるし。
そして、中居さんは「解散」を見据えつつ、解散を回避するために、あがいてもくれるだろう。終わってみればそんなふうに思えるインタビューで、またしても中居さんの手のひらで躍らされた気分です。むむむ。
まあいいか、結局自分から躍ってるんだし(ほんとにそれでいいのか)。
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