diary about S

ちょっと昔の日記。新しいものはこちらです。






19991203(fri)

 先日のこと。目覚ましテレビを見ていたら、嵐のお二人(寝とぼけていて、どなただったか覚えてませんすいません)が出ていました。ぼんやり見ていたらどうもバレーの宣伝のようで。
 母に「働いてるねえ。バレーの宣伝みたい、二人だけ」と言うと、母は「なにかゲームに負けたのかしら。罰ゲーム?」、と。
 ・・違う、それはSMAPさんがスマの企画でやったことで、ジャニーズ事務所の全体方針じゃない・・。
 朝っぱらから脱力のあまり、通勤バスに乗り遅れそうになりました(いやそれは関係ない)。
 で、ほんとに罰ゲームをかけているあの方たちは、今のところ勝敗どうなってるんでしょうか。真面目に数えていたらわかるはずですが、私がそんなマメなはずもなく。

 何から書こうかな。まずはおめでたい話から。紅白出場決定。
 めでたいですねえ。一時期「別にでなくてもいい。そしたら裏のラブラブ見るし」なんて言っていたことなんてきれいすっぱり忘れましたとも、ええ(・・・・・)。
 まあ上の大暴言はともかく、私も友人も、多分多くの方も「SMAPは紅白出て当たり前」とどこか思っているような気がするんですよ。でも保証なんてどこにもないということにふと気が付きまして。
 そしてあらためて出場者及び出場回数一覧を眺めていて、9年連続って実はものすごいことなんじゃないかと遅蒔きながらやっと理解しました。9年って、長い、長いですよめちゃくちゃ。
 すごいなあSMAPって(今更)。ここはやはり素直に一つ。
 「紅白出場決定おめでとう、SMAPさん!」
 ・・なんだか気分盛り上がってきました(笑)。
 ああこうなってくると構成が衣装が気になるー。私一昨年の、「セロリ」〜「ダイナマイト」の時の衣装が大好きなんですが。あの全員バラバラで、色だけモノトーンで統一された。
 「ダイナマイト」後半で中居さんのコートの前が自然にはだけて、ターンした時にふわっと広がった時の画なんてため息でるくらいかっこよかったです。・・剛さんは「ド、ドラキュラ?」な衣装だったけど。いや、可愛かったけど(笑)。

 「TEAM」。
 最近残業続いてる(現在進行形)んですが、それでも水曜日は帰りましたよ、「TEAM」をリアルタイムでみたいがために。そのくらいはまってます。始まったらそれこそ正座しかねない勢いで見てます。
 ストーリーはもう毎度のことながら、きめ細やかさと勢いが交互にくる展開に「すごい、うまい!!(生意気なことを)」です。文部省の帰りのクルマの中、丹波さんが煙草に火をつけかけてやめるところとか好きですね。
 今回はあのエレベーターの場面でやられました。キオリさんの目の前、エレベータの「開」ボタンから指を離して、閉じていくドア越しのあの風見さんの表情。あのシーンでは、言葉も出なかったです。かっこいい。いや、決してかっこいいだけじゃなくて、むしろかっこわるいかもしれないけど。でもそれをくるっと一周して、かっこわるさをかっこよさに昇華してしまっている。剛さん、すごい。またしても惚れ直し(回数多すぎ)。
 丹波さんの「お前は間違ってない」もズシンときました。このドラマって、短いセリフの使い方が効果的で、短いから余計に残るようです。
 かと思えば、ラストの居酒屋での、セリフのないシーンもいいですねえ。あまりにも幸せなシーンで、泣きそうになりました(原因不明)。
 風見さんのまわりをツヅルさんが自転車で回るシーンもお気に入りです。ツヅルさんのあまりの可愛さに、「もうさー、ツヅルさんにしとけよ風見さんよう。お兄さんともうまくいきそうだしー」と、ついこちらの肩を持ちたくなった方、私以外にもいますよね、多分。

 スマスマ。
 ビストロで、中居さん、試食中に一瞬気を抜きましたね?表情が消えてましたよ、目が素ですよ、アイドルじゃないですよ、怖いじゃないですか。いや、かっこいいですけど。そんな時ほど私ときめいてしまうんですけど。
 そして、そうやってたまに営業笑顔にほころびが生じているところを発見すると、逆にほっとするんですけどね。
 ウタは「SHAKE」。「おお、二度目だ」と思った瞬間、中居さん慎吾さんの髪型に度肝を抜かれました。慎吾さんはそれでもまだ何度かウタの時にあの頭だった気がしますけど、とうとう中居さん、ウタでそれやりますか。今回のイメージにはあってましたけど、「・・・なめてるのか?」ともちょっと思いましたよ、ちょっとだけ★
 それでも中居さんが前に出ようとしたところを吾郎さん剛さんが抱えて後ろに持っていくところで「あー、くそう、かわいい悔しいー」でしたから、なめられてもしょうがないかもしれません(敗北)。
 エンドトーク。5人揃って初詣をしようかと言い出す木村さんに、それに即座に同意する中居さん。ちったあ他のメンバの予定も聞きなさいよと突っ込みつつ、個人的にはそれが叶ったら嬉しいです。
 ラストの慎吾さん提案による「おやすーみなさいームニャムニャー(振り付き)」は、あれ自体は可愛いとかじゃないですけど(それでもちょっとは可愛いと思ってしまった自分もいたりして)、「気持ち悪い」と自分たちで言いつつも、それを逆に楽しんでしまっているところがなんとも楽しかったです。
 ああいう人の悪いアイドル仕様な彼らって好きだなあ、と思ってまして。
 


19991207(tue)

 寒くなってくると、無性に小沢健二が聞きたくなるんです。それも1994年のAL「LIFE」以降、「大人になれば」以前の頃の。
 「LIFE」はもちろん、「強い気持ち・強い愛」「戦場のボーイズ・ライフ」とか。「痛快ウキウキ通り」は時期的にもまさに今聞け!という感じです(何様)。
 ・・とか書いていたら、どうもクチビル切っていたらしく、ふと見た煙草のフィルターが血に染まっている。あーびっくりした、自前でホラー。ちなみにパソコンの前で煙草は言語道断です。

 12/4、久々にサタスマあったので嬉しかったです。こんなに嬉しくなるとは、というくらい嬉しかった。どうもそうとう好きみたいです。特にあの中居さんの高すぎない(むしろ低い)テンションでの慎吾さんとのトークが。
 今回の代行社のお手伝いは「ダチョウのお世話」。・・・きつ。動物苦手な中居さんにはこれはきついでしょう。案の定腰引けまくってますがな。
 身体が小さく気が弱い子供ダチョウのチビちゃんにエサをやっているところの、人間の赤ちゃんに接した時のような声、好きです。「逃げたいの?逃がしてやるよ」のところ、なんだかめっちゃツボでした。
 しかし今回一番のツボは、スマッペ社長に蹴りを入れられるところ。ぽぺっと蹴りが入った瞬間「きゃあ社長ステキーもっとやってー!!」と喜ぶ私はどこか間違っているような気がしてなりません。
 放送後に友人のつーさん@「スマッペさんラブラブ」と、
 「スマッペさんがコンサに付いてきていたらいいよね。そんで中居さんがへたると、すっと現れて、気合い一発、ぽぺっと蹴り!」
 「いいねえ、それいいー(うっとり)」
 などという会話をしたのですが、やっぱり私たちはなにか間違っている気がしてなりません。
 ところで、サタスマは間に「★」を入れないと画数悪いということですが、どうにも照れくさくて「★」入れられないんですよ。そんな方他にも居ませんか?・・居ません?(笑)

 サンジャンは、見るなりまず母が「ヒヨコがいる」と第一声。・・まあね、確かに黄色い衣装に茶色いバサバサ頭だもんね・・。
 お疲れというか、気合いの抜けきったような感じでしたが、お顔の調子は相変わらず良さそうでなによりなにより。
 「一円玉をすり抜ける玉」のマジックの時のコメントの、あの心のこもらない加減に逆にステキかもと思う私です。・・って、こういうのって「甘いファン」なんでしょうか。
 甘いとかじゃなくて、単に軽くひとでなしテイストな中居さんが好みなだけなんですけどね、実は(笑)。

 スマスマ。きゃあ、お待ちかねの「TEAM」パロだ、そして、ぎゃあ、ズラ中居さんだ(微妙に違う悲鳴)。
 あのビジュアルに対する私の心中はとりあえず置いておいて、やっぱり中居さん雰囲気つかむのうまい。どこがというのでなく、話し方とかで、なんとなーく、似ている。
 中居さんの人まねって、その方の特徴を誇張して勢いで似せるというんじゃなくて、丁寧に作り上げて、それで見た目はそうでもないけどなんとなく似てるなあ、というふうになってると思うんです。
 中居さんはそういうとこ、そんなに器用じゃない気がするんですよ。一人あーでもないこーでもないと試行錯誤して雰囲気をつかんでるんじゃないかなー、と。そういうところ、かなり好きです。
 バスケ、楽しそうでかっこよかった。惜しむらくはあのズラ・・。
 でも中居さん、いくら楽しくても吾郎さんをボールで殴っちゃいけません。あれは確信犯ですが、ヒットした瞬間に「あ(思ったより入っちゃった)」という顔してましたな。でもそのままシュート、しかもちゃんと入れるし。・・非道。
 さすがに顔面ヒットほどひどいのは他には無かったですが、みんな身体に触れまくりなオフェンスディフェンスで、木村さんなんて水野さんにきれいに転がされているし。これはバスケじゃないんではないでしょうかひょっとして。でも楽しそうで可愛かったからなあ、問題なし、全然おーけー(あ、甘いかも)。
 そして密かに中居さんのシュートシーンには惚れ惚れしてしまいました。・・ズラですけどね(しつこい)。
 ビストロは、MAXさんがわりと好きなので(私は多分・・男性より女性の芸能人の方が、好きな人多いです、というより、甘い)、楽しみにしてましたし、楽しかったし。
 中居さんも馴染んだ感じでナチュラルに話していていい感じ。そして、うたばんの時には見えなかったMAXさん4人それぞれの性格がちょっと見えた気がしました。気の強いとことか。「ブロッコリーが生きてない感じ」とか「こっちの方が美味しい」とか。はっきり加減が清々しくていいです。
 エンドトークは、「カーテンは二枚の事実に驚く中居さん」がメガヒット。確かに締めっぱなしの生活なら、レースは不要かとは思いますが、それにしたって、知らないというのはいったい。そりゃ私もレースのカーテンの存在には時々疑問を抱きますけど、一応ちゃんとあるしー・・って、張り合ってどうする。


19991210(fri)

 遅ればせながら。
 吾郎さんお誕生日おめでとうございます、です。26歳が良き年であることを遠く遠くから、お祈り申し上げます。
 元気で幸せで、いてね。

 うたばんは、FNS歌謡祭の方をみていたのでまだみれていません。SMAPの出演、絶対に時間帯が重なるようなことはないと思ってはいても、やっぱり怖いですから。この土日にでもみようと思いますが、新聞見出しと、FNSのCM中にちらちらみた感じでは、楽しそうで良かったです。いいですねー、FNSの裏だからと開き直っている感じ。MC二人ともFNS出てるってのも、考えたらすごい話だ。
 野球推薦ってのも完全に趣味に走っていてステキ。これができたら30秒もらえる云々という野球推薦の仕組みを理解した瞬間に頭に浮かんだのは「熱湯コマーシャル」という言葉でした。

 で、本日のメインディッシュ、FNS歌謡祭。久々に生歌番組のSMAPをみた・・。思い起こせば、7/9(剛さんのお誕生日)にMステ出た以来。曲出さないから仕方ないんですが(そもそもここが不満)、それにしても久々だ。そら前日からそわそわして、仕事で19時までにうちに帰れないかもとなった瞬間に周囲に八つ当たりもしますよね(最低です)。
 結局帰れましたが、そこまで心配なら留守録してきたらいいのに、と、出勤前の自分につっこむ今の自分。

 10時またぎでトリの五木さんの直前という扱いにはファン心満足しました。CMあけて並んでいるSMAPさんをみて最初に思うのは「やっぱり5人そろったら、へらーっと立っていてもなんか凄みがあるなあ。かっこいい」ということ。その直後に「・・中居さん、痩せすぎ、痩せすぎやあんた・・」と泣き崩れかけ、その時点で髪型に対する不満は些細なことになりました。ええ、ほんとに些細なことです、痩せすぎを誤魔化しているかのようなあのうざい髪型も。
 髪の色と衣装はかなり好みでした。それに、これも久々、掛け値なしにお顔のコンディションがいい!(乱舞)
 やはり今年も例年通り、気温が下がるのにあわせて調子あげてきてます。肌も、顔だけじゃなくて腕もすっかり元の白さになってるし、どこまでもアップに耐えうるし。・・やはりバケモ(自主規制)。
 ふと去年の年末に、友人Hさんと「中居さんてさ、なんだか年末・・紅白あたりでビジュアルの良さ頂点にこない?」「コンディション調節できるのかなあ。そうだとしたら女優さまみたいよね、あーはっは」という会話をしたことが頭をよぎった冬の夜。

 トークはですね、正直FNSには期待しすぎないことにしてるんです。例年「・・ううむ」となるもんで。そんなふうにみていたせいかもしれませんが、今年はわりと良い感じに思えました。中居さんの茶々入れが去年とほぼ一緒なのには「手抜きー」とちょっと思いましたけど、「でもあれ以外にはどうしようもないかも」とも思いました。ま、これも一つの様式美(違う)。
 トークの内容ではないんですが、剛さんに対して「クサナギくん」と言うのを聞いた瞬間に、隣の母が「”くん”言うな、”さん”でしょー」とかるーく憤っていました。今日も熱いです、母。そんなことでいいのか、母。って、そもそもの責任は娘にあるんじゃないのか、自分。
 それにしても気になるのは吾郎さんに中居さんが耳打ちした内容。誰か読唇術使える方、内容教えてください。

 発売間近(そわそわ)なビデオのはしょりにはしょった説明と、「Fly」の「今年を代表するヒット曲」という紹介には「ちゃうちゃう」と手を横に振りつつ、テレビににじり寄ってみました、ウタ。
 ・・いやー、かっこいいーSMAPさーんー(大喜び)。ここでも5人そろったSMAPの凄みに酔いしれ。
 これは中居さんに限ったことじゃないけれど、「Fly」のフリは、腕のラインがわかるような衣装の方がよりよろしい気が。A点からB点まで腕が動く間の、直線でない動線がより際だって、かっこいい。ましてや中居さん、今回はまるでコンサの時のように腕の余計な動き(多分オカズと言われるものですよそれは)入れまくり。かっこいい(幸)。
 特に心臓打ち抜かれたのは、歌い出し直前、剛さんと二人がフロントになったところで、一瞬動きを止めた腕が流れるように動くところと、ソロ直後に、お得意の招く仕草をした指先。ぎゃー、ツボ過ぎです中居さん!そして細かすぎです、自分。
 いやーやっぱり歌番組のSMAPさんはいいねーとご機嫌な私と、中居さんの髪型にどうしても納得いかない様子の母との本日の統一見解は、「慎吾さんが一番かわいかったね」ということでした。・・おい。

 ここ数日のストスマで、ちょっと書きたいこと発生したのですが、それはとりあえず明日以降に回して、今日はこれにておしまいです。もう一回ビデオみて寝ます、おやすみなさい。


19991215(wed)

 世間的には今更なのですが、ただ今ATOK13ちゃんにめろめろです。ちょっとお節介だけど、とってもお利口さん。日本語入力ソフトが賢いと、ストレス軽くなります。
 学習機能をオフにしていない限り、日本語入力ソフトは使う人それぞれで、全然違う育ち方するじゃないですか。そこもまた可愛く思う気持ちをいや増します・・って、私のこれはなにフェチなのだろうか。

 前回、12/10に「ストスマ(担当・中居さん)で書きたいことが発生」と書いたきり5日も経ってます。いい加減な。
 ちょっぴり自省しつつ(「ちょっぴり」なんかい)、まずはそれから。
 12/9は事務所の後輩グループである嵐、12/10は宇多田ヒカルさんについてそれぞれ話してまして。
 「嵐に対して言いたいことは」というハガキに対し、言いたいことというか、と前置きしてから「バラエティに染まるより、むしろぽっかり空いている正統派アイドルを目指した方がいい」と。
 そして宇多田さんに対して、「以前の黒髪太眉と、今の茶髪細眉の宇多田さんはどっちがいいか」というハガキには「前。茶髪細眉はたくさんいるから」と即答。
 どっちの発言も、その人(たち)、はたまた中居正広個人の好き嫌いやポリシーは「どうでもいい」ことで、ただただ「こうやった方がより有利なんじゃないか」という点にだけこだわっている。
 「戦略好き」かつ「とにかく人のしないこと、にこだわる」ところが相変わらず過ぎて、しみじみしました(なぜ)。
 「良いものであれば、いつかはきっと売れる」という「正論」からはめっちゃ遠いとこにいる人だと思います。それは芸能界という、数字で表せない部分で勝負した結果を、明確な数字ではじき出される世界にいる人ならば誰しもそうだとは思いますが、それにしたって中居さんには顕著。それはSMAPに関しても同じ、・・いやいやむしろSMAPというグループ、個人を素材にした時ほど、それが強くなる気がします。
 最初こそ「SMAPが売れなかった時代の迷走の名残かな」と思ってましたが、今では「骨の髄まで戦略好きな人」だと思ってます。他人に対してはもちろん、自分にさえ第三者・・というより、「世間というあやふやなものによる視点」を常にはずせない人ですから。ただ、対「中居正広」の時には、やや過小評価気味だなと思います。これは友人のつーさんと話していて「確かにそうだなー」と思ったんですが、・・ファンの欲目と言われても一切反論ありません(笑)。
 ほんとにね、「どう見えるか」「どう思われるか」と、常に考え続けているのってしんどいやろーなーと思います。そのくせ本人ガラスの胃腸だし(神経言えよ)。救いがたくて、そして(いろんな意味で)目が離せない人です。
 そしてそういう(あらゆる意味で)勝ちに汚い部分を「かっこいいなあ」と思う私です。・・救いがたいかも。

 スマ、慎吾さんSP。
 これですねえ、私「なんで月曜日にやるんだ」と恨み言言いながら出席していた忘年会で、リアルタイムでみれなかったんです。そして夜軽い気持ちで「どうだった?」と最初に聞いた先で「テンション下がった」言われ、その後もあちこちで「あれどうよ、どう思う?」と聞かれ続け、「そんなにすごかったんか」とあわてて12/14に帰宅後見ました。
 結論から言うと、私的にはそんなには暗くも哀しくもなりませんでした。インターネットと常日頃から接している人間には、今回のストーリーは「笑えない」の一言につきますから、多少重い気持ちにはなりましたけど。
 以下、「いや、別に私が冷たい人間だからそう思うわけでなく」の言い訳感想です(いやな感想だな)。
 言い訳のはずなのに、いつもよりもやや毒多めかもです、ご注意を。

 まず思ったのは、リアルとフェイクがきっちりと分かれていたなということ。わざとなんかなあ。
 主にインターネットを使って慎吾さんを追いつめる手口や、特別番組の作りはリアルでした。ほんと笑えない。
 フェイクだなと思ったのは、なにをさておいても慎吾さん演じる「香取慎吾」、そして「希薄なSMAPの存在感」。
 「慎吾さんこんな人じゃない(根拠ないのに断定)」し、「メンバーがなにもしないでいるわけない」と思い、そこでこのストーリーに感情移入しきらなかったんではないかと。・・わざとそういう逃げる余地を残してくれていたのかなあ。どうかなあ。
 あとそれから、インターネットはあくまで手段で、主題ではないなとわかって、またちょっと気が楽になりました。・・まあ、楽になったと言っても、インターネットでこんな恐ろしいことが可能だと、わかっていてもあまり考えたくないことを突きつけられるのは重いですね。
 で、主題がなんだったかと考えたら・・ううん、よくわからない。・・最後の慎吾さんの言葉、「行き違いがあってもいつかきっと分かり合える(不正確です)」がそうだとは思いたくないですね。それならば、なにもこんなストーリーでなくてもいい。それに、あんなバッドエンディングで「分かり合える」と言われても。むしろ言葉の前半、「行き違い」がメインだったんでしょうかね。確かにラスト付近、慎吾さんとA子さんとの会話部分は畳みかけるようにそれが描かれていましたが、・・それでもあんな後味悪いストーリーつくらんでも。
 もしも慎吾さんがA子さんに対して「あなたは大切な、ファンです。あなたのことを考えていたからこそ、ここに来ました」と言わずに、お互い憎んだままならば、慎吾さんの死はA子さんにとってはただの「自分のしたことの結果」であったはず。でも憎しみが消えた後に慎吾さんが撃たれて、そして死ぬ。これは・・救われない。アヴェマリアがこんなにも残酷に聞こえたことないですよ。
 でもですね、私はそここそが気に入ってしまったんですよ。「許されないA子さん」こそ。フィクションだーと思って見てはいても、やはり「こんなことをもししたなら、絶対許せない」と思っていたので、A子さんが許されないというラストで、少しだけすっきりしたというか。
 最後の慎吾さんの言葉の真逆になってしまいますが、「取り返しのつかないことは確かにある」ということを、ちゃんとこちら側に示してくれていて、ほっとしました。私にとっては、これこそがむしろ主題。
 「取り返しのつかないこと」をした人は、罰を受けるべきです。たとえその理由が哀しいものだとしても、そのことに対する免罪にはなり得ない、絶対。
 ・・あれ、やはり冷たい人なのか私は(愕然としてみたりして)。
 まあなんにせよ、できたらもうこういうものはみたくないですね正直。完全に一から、「香取慎吾」じゃないキャラクターを使って、そしてこのストーリーならば、もっと気軽に「この部分うまい!」とか言えるのに。・・ああでも私にとってたいせつなたいせつな「香取慎吾」を使ったからこそ、こんなにも考え込んでしまったのだろうか。それならばやっぱり慎吾さんでよかったのか?・・ううむ、それでもやっぱり、もうみたくないです。


19991224(fri)

 今朝方めちゃくちゃ怖い夢見ました。お友達の家で灰皿ひっくり返す夢。・・って、これだけ書くとなにが怖いもんかって感じですが、怖かったんですって。
 細かい灰が、きれいな白い床に広がって、拾おうにもどんどん広がって、それを友達はただ黙ってみていて、拾ったと思ったらまたひっくり返して。それが延々続くんですよ。賽の河原で石積んでる子供か私は。
 余りに怖くて飛び起きてまた寝て(すぐ寝れるあたりが幸せな私)、・・で、また同じ夢見たんです。よっぽどなんか意味があるのかこれに。
 多分疲れすぎ、寝不足すぎのせいかなと思うんですが、その元凶はライブビデオです。自業自得。

 今とくばん見終えたんですがね。詐欺でしたね(さらり)。
 最初に出演者全員が出てきたところで、早々にイヤな予感が広がりつつも、ここまでえぐいまねをされようとは思わなかった。歌なし、各自撮りのXMASトーク、しかも人によっては1分にも満たない。こんなにまでなめられているのか、SMAPファンは。いや、そら、ないよりは嬉しいよ、まったくないよりは。それにしたって、これは出演者のところに名前を連ねたり、ましてや新聞見出しの煽り文句に書くほどのことじゃ全然ないでしょう。あれは「コメント」ですって。
 モーニング娘。カオリさんの止め画と、SPEEDヒトエさんの中居さんへのコメントには笑いましたし、まあ全体的に楽しかったんですけどね。でもやっぱりちょっと恨んじゃおっかな、きゃ♪・・ってとこです。気持ちよく1999年を終われなかったら全部とくばんのせいです(それは間違いです)。

 さあ、楽しかったことを思いだして書こうかな(前向き)。
 スマスマ。
 季節の変わり目恒例のPちゃん。ゲストはモーニング娘。さん。で、フラスマの時に慎吾さんが撮影していた分ですな。
 今回の私的な見所は、卓球勝負で簡単なミスを重ねる木村さんと、それに対する慎吾さんの反応。
 ミスを重ねる木村さんに対して「こんな木村拓哉初めて見た」という慎吾さんの言葉、それにあの、冗談風にしていても、悔しそうな表情がすごく印象的で。
 慎吾さんにとっての木村は、そりゃいろいろな気持ちが入れ替わりでしょうが、根底には「自慢のお兄ちゃん」というのが強いんじゃないですかね。
 木村さんに対して、他のメンバは無意識にしろ意識的にしろ、「かっこよくあること」を求めますよね。そして木村さんはそれに答えてきた。どちらにとっても難しいだろうそのことを考えると、その凄さに背中がぞくりとすると同時に、どうにもこうにも気を惹かれます。
 どっちもだけど、特に木村さん、「しんどくないんかいな、そういうのって」と思いますよ。でも卓球勝負から歌へ移動する時に、慎吾さんが「なんだあのミスは!」と言った時に、「あー、でも、うん、・・大丈夫そう」と思いました。そう言える関係なら、大丈夫かな、って。
 あと、卓球の時のぷち見所は、審判をしていて、指で得点表示する吾郎さんかな。可愛かった(笑)。

  ビストロ、ゲストは吉川ひなのさん。
 土曜日に見た僕生きでもちらと思ったんですが、この時期に中居がいる番組を選んで出てくれたことは・・光栄ですが、ちょっとはらはらもしました。
 ご本人がどうかは私にははかりしれませんが、世間(あやふやな言い方だな)から見て、今の彼女は「傷ついた女の子」ですよ。結婚、そして離婚のことに触れずにすむならそうしてあげたいと、中居さんなどは思うのではないでしょうか。だけど、テレビを見ている人間はそれを期待しているだろうし、そのことについて全然触れないというのは多分許されないし、不自然だし。
 だからですね、その触れ方を、中居さんが誤らないように、と、祈りました(録画なのに)。
 でも、心配損。それについて話を聞く時の中居さん、真摯だったなあ・・。動物の話をするところでも、なんだよう優しいなあ、と、ちょっと泣きそうになりました(変)。中居さんだけでなくて、みんな年下の女の子に対する控えめな優しさが見え隠れてして、いい男だなあみんなと、ため息。
 動物の話題からぽんと出てきた「イナゴロウさん」という単語、懐かしかった(笑)。
 しかし、動物占い。木村と吾郎さんが自分の動物を即座に答えられる時点でも「調べたんかい!」と笑ったのですが、話題に入れない(サンジャンで調べたでしょうが、中居さんよう)中居さんに対して、そらもうウキウキと「中居は象!」なんて指さしちゃう木村さん、ステキすぎます。
 「象はキレると一番怖い」というのに思わず「あ、あれってあたるんだ」と思ってしまった私ですが、中居さん即座に否定してますな。「キレるってことはないですから」って。
 これについて、一瞬「嘘だ!」と思ったものの、直後に「そうかもなあ」、と。今発売されているnon-noでも自分のことを「忍耐力があるのはいいんだけど」などと、中居さんのことをそんなに知らない人が聞いたら「えー?」というようなことを言ってますが、そうなんだよなあ、中居さん、我慢ができちゃうんだよ。でも、それを支える神経(もしくは胃腸)が、それについていけないからさ、自分でわかっているんなら、もうちょっと「我慢しない人」になってくれたら私は嬉しいが。
 ・・それにねえ中居さん、アナタの我慢、時々こぼれてますよ、つめたーーーーい目に(笑)。そんなとこに遭遇すると「中居さんっ、目っ、アイドルじゃなくなってるっ!」と思いつつ、「かっこいいー(惚)」な私は末期かも。

  ウタ。・・これで何回目?三回目か、xmas sp。・・その回数に、なんかしみじみ。
 最初の「赤鼻のトナカイ」は、テレビ雑誌等で事前にわかっていた通り、今回は中居さんが鈴、剛さんが笛。
 中居さん、エンドトークでも言ってましたが、ビストロで笛を吹いて前フリまでして、視聴者側に「あれ、鈴が中居さんなの、剛さんが笛なの??」と思って驚いてくれたらおもしろいよなあ、ってのが、カメラに向かって作った表情よりも、正面を向いた時の横顔に出ていて、かわい(笑)。
 もはやすっかりうまくなりましたね、ウクレレひいている慎吾さんも、表情嬉しそう楽しそうで可愛いというか、男前。
 木村さん吾郎さんの「winter,again」。おお、今年はGLAYで来たか。この二人が対でギターひく立ち姿って、右利き左利きで、かっこいいっすね。最初の年にジュンスカの「白いクリスマス」(私はこの選曲自体でまず嬉しかったですね。同世代やなあ、と思って)やった時に初めて見た時はなかなかに衝撃でした、そのかっこよさ。
 去年のコンサのカラオケで聞いて以来、木村さんがGLAYにはまるのは知っていましたが、吾郎さんもはまっていて、ちょっと意外でした。
 「ママがサンタにキスをした」、かわいいなあ。剛さんは歌の時に、よく「笑顔」じゃなくて、「笑っている」。それが可愛い、と、私が言う前に、今日も一緒に見てました、先に母が言いました(笑)。慎吾さんはですね、「俺がこうやったら可愛いと思うでしょ?」みたいな感じに「このやろー」と思いつつ、ほんとに可愛いと思っちゃうし(敗北)、なにより、ややひねくれた可愛さが好みです。
 「もろびとこぞりて(JOY TO THE WORLD)」。スクラッチをする剛さんと慎吾さんの緊張した感じと、エンドトークでも出たとおり、あわててマイクを取り出す剛さん、可愛いじゃないですか。
 そして、きゃああああああ、出たわ、まるきりちんぴらライクな中居さん!その衣装込みサングラス込みで柄悪くてステキー!(本人は誉めてるつもりらしいです)
 そして、よもややるまいなと思っていたら、ぎゃー、サングラス取ったあ!!そのあまりのベタな演出に、ばんばんテーブル叩いて「いやーん恥ずかしーっ、かっこいいーー!!」と喜ぶ私(続・本人は誉めてるつもりらしいです)。
 でも真面目な話、サングラス取った時のあの手の動きと髪の揺れ方にはトキメキました。えへ。
 「雪が降ってきた」、この曲好きだから、嬉しい。
 木村さん、なにげにやっているフリしてますけど、ブルースハーブ(ハーモニカと言ったらきっと木村さんは怒るだろう・・・・笑)、難しいですよね。ちょっとだけ表情が「がんばる!」になっているところが、私には珍しく「あら木村さん可愛いわ」となりました(珍しいんかい)。
 「energy flow」。中居さんのピアノは前回と教授繋がりか。衣装チェンジしてますね。ワインレッド。・・めっちゃ似合う(めろ)。
 楽譜なし、ただし鍵盤に音階書いてある(笑)。そして、・・剛さん、なにか言ってた(「うまくなってるよねえ!」・・と、私には聞こえましたが)。
 これですね、テレパルに載っていた「見守る人」な剛さんは。
 ほんとに最近の、中居さんに対する剛さんは・・おもしろい。なんでこんなにまで壁が薄い(というか、ないに等しい?)状態になったんだろう。
 慎吾さんは、中居さんに「下がれ」と本気で言われたら最終的には下がる、というところが今なおある。それに対して最近限定の剛さんは「またまたー」という感じで、引かない。中居さんの意志を、ぎりぎりまで気にしない。これはどっちがいいというのは当然なくて、それぞれで、興味深いです。
 「遠い街のどこかで・・」。吾郎さんのバイオリン。まだやめてなかったのね(笑)。イントロあとに、瞬間カメラを見る目にめろっていたら、危うく煙草で指を焦がすところでした。危ないって。
 「white xmas」。あの、私ですね、下手(イキナリ直球かい)でもなんでも、SMAPさんのこういうアカペラぽい歌声大好きです。暖かくて、泣けます(変)。
 そしてラストは、いつものように中居さんの立ち姿の美しさに酔いしれて(ヌケヌケと・・)、終了。

 エンドトーク。
 今年は鈴をやった中居さんの、去年鈴でNG出しまくった剛さんへの「どこが難しいわけ?」という言葉に対し、以前なら(言い返したいことがあっても)まずは困ったように笑っていた剛さんが、「曲がちがかったでしょ」とさらりと一言。その内容はともかく(笑)、その強気加減、感動的にステキです。そう言われた中居さんも、中居さん以外のみんなの表情も、なんだかおもしろかった。
 吾郎さんに対し「吾郎ちゃんバイオリンすごかったねよかったね」と言った中居さんの声の柔らかさが結構ツボ。ちょっとお兄ちゃんぽかった。吾郎さんもつられて、瞬間誉められた年下の子口調になってる。
 GLAYだから服の色がグレーという木村さん及びに「いいなあ」という中居さんに軽く目眩を覚えつつ、慎吾さんの緑松に笑いました。なにげに、木村さんから「八年越し?」と、年数がすっと出てくるところが嬉しかったりして。
 コーラスの人がすごかったね、幸せになるね、から流れて「俺たちも五人で歌ならいに行こうよ」、そして「通おう」「歌おう」と、訳の分からない盛り上がりを見せる彼らの可愛いことったらないです。
 そのあと、なんの打ち合わせもなく始まる即興アカペラ「white xmas」。その息の合い方がすばらしすぎて圧倒されてしまう。
 そして、「来年もまた」と言ってくれるんだね。ありがと。

 ・・あー、長い。でももうちょっと書くかな(限度を知れ、自分)。

 ライブビデオ、の、大まかな感想など。最大に大まかな感想は「SMAPさいこーっ、いえー!!」なんですが、それじゃなにがなんだかわかりません。
 一度目はその場に張り付いてとにかく張り付いて見ました。困ったのは、お約束ごとが来るたびに手が動いてしまうこと。「朝日」では木村さんがマイクを客席に向けるシーンでほんとについ歌ってしまうし。さすがに「真夜中のmerry-go-round」で飛んだりはしなかった(当たり前です)ですけど、中居さんの「飛べー!」には、小声で「はいっ」と返事をしてしまいました。すでに条件反射化してる従順(えええ?)な私。

 かーなり曲削られていることを恨・・いえいえ、残念に思いつつ見ていたら、一回目のMC入っていて、びっくりです。そこで事実確認できたこと。多分同じことを思った方多数でしょう。
 「ややややっぱり吾郎さん蹴落としたの木村さんじゃないか!」
 そうじゃないかなと思っていたんですよ。だって他の衣装ならいざ知らず、あのパンツの色は見間違えようもない。・・んですが、吾郎さんが「中居くんに」と言っていたので、「あ、あれ。私間違ってる?(汗)」と思っていたのです。
 結論。「私の記憶は正しかった」。そうですよね、背中から蹴られてるんだから、吾郎さん、誰が蹴ったなんて見えちゃいねえ。
 と、ここまで書いて、はたと考え込む。・・じゃあなぜ中居さんだと思ったの吾郎さん。その理由を教えてください、20文字以上400文字以下で(詰め寄り)。
 まあ、多分「蹴るのは中居くんだろう」という吾郎さんの先入観によるものだと思います。中居さんの日頃の行いが行いだけに、まあ多分これでしょう(それもどうかと)。

 アップで見ても、全員お顔の調子がよろしいのが嬉しい限り。そしてほんとにいい表情してる、みんな。
 前回物議を醸しだしたCGの使用(炎や光は好きで、舞い踊る英単語は嫌いでした・私感)も極力抑えられていて、いい感じ。画像処理もうざくなかったです。
 カメラワーク、これもいい感じかなと思うんですが・・、そんなに客席は写して要りません(苦笑)。

 ラストの挨拶も入っていて嬉しかったです。「来年」だとか「ずっと」だとか、その言葉の重さを知っている彼らの口からでるからこそ、こんなにも心臓直撃するんだろうな。ああまた泣けそうだ(笑)。

 「ちゃんとこれ入ってる!(喜)」だとか「なんでこれを入れてないー(怨)」だとか、もうちょっと細かいツボだとか、「Fly」のPVについてなどは、またあらためます。あらためて・・長々と(笑)。

 そろそろ限界かな。「TEAM」などの感想は、明日に持ち越しです。


19991224(fri)

 今日はMステですねわあい。・・などと無邪気ぶってはみても、昨夜友人に確認するまですっかり忘れていた私。この時期何冊も買うテレビ雑誌、本気で無駄のようです。
 Mステの開始時刻は19時前。絶対間に合うわけないやんか、ということでさすがに今朝は留守録をセットして出てきました。
 その時ふと見たら、アウチ、「ケイゾク」の放送も今日か!しかもしっかりきっちり放送時間被ってるし。
 あんなに楽しみにしていたのに、映画も観に行く気満々なのに、というわけで、朝っぱら、職場に着いた途端に、遠隔地で新妻している妹のケータイならして録画をお願い。
 不意打ちの電話に「ちょっと待って、こっちでちゃんと放送あるかどうか確認するから」などとやけに慣れた感じで対応する妹の声に、どれだけ今まで録画を頼んでいたのかが身にしみる・・。ごめんね妹。これからもよろしくね(おい)。

 さて「TEAM」。
 とうとう終わりました。かなり入れ込んでみていたので、なんだかほっかりと気が抜けてしまいました。
 先々週の予告でそれを知り、そして先週ラストで丹波さんが撃たれた時、私はよもやと思いつつも、丹波さんが、あの、その・・お亡くなりになったのでは、と、非常に気が動転してました。先週ラスト、公園のベンチで動かない丹波さんを見て、身も心も凍りついていたのです。
 それで、ついTEAMのHPへとカンニングに行ってしまいました。普段の私はネタバレ絶対拒否派なんです。友人のページでも、自分がまだ見てない番組分に触れているところは、それを見るまでは読まないくらい。友人が話そうとするのを、それこそ辰吉さんの試合の結果を聞かされそうになった中居@サンジャンさんのごとく拒否するくらい。
 それなのに、今回は気になる気持ちの方が圧倒的に勝ってしまったんです。いそいそびくびくと丹波さんが死んじゃいないことを確認して、盛大に安堵のため息をついた直後に、悔しくなりましたけど。「・・なんだか負けた気分だ」。番組サイドの策略に、自分の我慢が(笑)。
 それでも気になることには変わりなかったですからね、この一週間、思いだしたように「ラストどうなるんだろ」と考えてました。
 君塚さん(脚本)のクセというか好みなんでしょうか、「TEAM」のラストも、「good news」(すでに懐かしい響きだ・・)と同じく、第一回目をなぞったような作りになってました。でも意味は全然違うな。
 「good news」の時は・・第一回目のラストで壊れたもの失ったものが戻ってきた、軌道の歪んで切れていた一つの輪が丸くつながった感じでした。まあ、ラストらしいラストはこっちでしょう。
 「TEAM」は、輪はまだ転がり続けていて、たまたまある瞬間に、以前と同じ場所に輪が転がっただけ、という印象。輪は止まらない。
 なにも終わってないラストなんですよ。彼ら彼女らの関係も、風見さん丹波さんがあがいた結果も、なにも完結していない。
 ラスト間近、文部省へと帰る風見さんの迷う目、「少年犯罪は闇なのかな」という言葉。「おいおい、第一回目よりも後退してないか?」ってなもんです。・・そんな単純に見ることができるのならば、ですが。
 それに対する丹波さんの言葉、「闇があるから、光があるんだ」。ああ、なんてベタな言葉。そして、これでいいです私には。気の利いた言い回しなんぞ、邪魔なだけ。この際言葉の些末なんてどうでもいい。そう思える、そう言える丹波さんがそこにいる、そのことが大事だから。
 最初、子供は丹波さんにとっては悪魔、風見さんにとっては天使だった。でも子供はそんなもんじゃない。天使だとか悪魔だとか、そんな簡単なもんじゃない。
 だから、「迷うようになったこと」、それこそが二人のTEAMの成果だと思います。
 ・・書いていて自分でわかりにくくなってきた。ええと。「知らねば迷わない」ということです。だから、「迷うこと」、それは、そう見えなくても、前に進んでいるということなんじゃないかな、と。
 それを際だたせるための、一回目をなぞったシーンだったんじゃないかな、と。
 ・・まあ、そんなことをつらつら考えてしまったのですよ私は。
 もちろんそんなことばかり考えて見ていたわけじゃないです。あら探し(またの名を姑チェック)もしちゃったし、最後まで丹波さんの「おいこら」聞けてうれしーなー、なんて思っていたし。
 「少年犯罪」というテーマがある以上、考え込まずにおれないことも多々ありましたが、そこを離れて、笑えたり、泣けたり、「かっこいいー!」となったりもできたし。うん、いいドラマでした。これに関わったすべての方たちに、「お疲れさまでした、ありがとうございました」。
 剛さんお疲れさまでした。あとは、少しでいいです、太ってくれると嬉しいんだけど。あ、ドラマでやせた分だけでいいです、念のため。

 本来ならここで「危険な関係」についても書きたいところですが、私途中からリアルタイム脱落していたんです(告白)。
 どうしても見れないでいるうちに一週間が巡る、を一回やったのが運の尽き。それからあとは転がり落ちるように「録るだけ」状態まっしぐら。飛ばして見るのは絶対イヤなもんで、それで。
 でもラストは見てしまいました。新聞のあらすじさえ見ないようにしてここまで来たのに、12/23の23:00過ぎに何の気にテレビつけたら、あら吾郎さん。あれ?・・って、時間延長か!!
 テレビ雑誌どころか、新聞のテレビ欄さえまともに見てないようです私。この年末年始、大丈夫かそんなことで。


19991227(mon)

 今年もXMAS終了、っと。今後は一気にお正月、今年はそれに加えて「サヨウナラ1000年代コンニチハ2000年代」に突入ですね。あわただしい。

 MステSP。・・トリならトリと、最初に言っておいて下さい(それは無理です)。
 衣装と髪型は、全体的に華やかというか、・・おめでたい感じというか。慎吾さんのパーマのきっつい髪型は、過去最高無口になりました。衣装のクリアな色味の赤は好きな感じだったかな。
 もしトークがあるならやるんじゃないかなーと思っていた週刊誌ネタがやっぱりありましたねえ。相変わらず毒々しい。やるかやらないかというと、やらずにおれない人ですよね、中居さん。
 この件は、触れなきゃ触れないからと、触れたら触れたで、またその触れ方で必ず誰かが不愉快になる模範解答のない事柄ですから、どの形でもかまわないです。問題なし。
 ただ、「またバカ言って」で済まされたいだろう中居さんの思惑(推測)をよそに、「どうせ、どうしようかとずっと考えて考えてのことなんだろうなあ」とは考えちゃいます。
 やることなすことに深読み(邪推というか、なんというか)をしまくる正しくないファンでごめんよ、中居さん。多分中居さんは、「こう見せたい」と思った通りに受け取ってくれる方がありがたいとは思うんですけどね、でも無理です(おい)。

 メチャイケ。日本一周だけで、もう4回目ですか。あいだに岡村さんのJr.入門があったから、都合5回目か。
 今回の、私にとって最大にしてほぼ唯一の見所は、20:10過ぎ(細かい)、バスローブ姿の中居さんの、ケンカ命な神さま二人に向けた怒号。説教が始まると、所々瞬間顔が笑っていて芝居が透けて見えちゃってますが、第一声の「おい」とか「ちょっと来い」とかは、多分そばにいたら一瞬足がすくむだろうなという、うっとりな怖さでした。笑顔で目だけ氷点下な時も好きですが、明らかに怒ってますという表情は、めったに見れないだけにめろ度も高いです。はー、かっこいい。
 味いちの時は、怒鳴るというより、下からわめくという感じが多かったですし、ナニ金は要所要所で静かに凄む感じがほとんど。どっちもそれぞれ好きなんですけど、今度は、小さなお子さまのファンが一気に減るような、若いお嬢さんに「いやー、中居くんてこわーい」と言われるような、もう二度と「中居くんって和み系だよね」って言われなくなるような役が見たいです、ぜひとも(いかんがなそれ)。
 でもそういう怖いところ、慎吾さんあたりは今はいざ知らず、昔はイヤと言うほど見せられているんでしょうね(笑)。
 メチャイケについては、あとはグアムでの明らかにファン向けなビジュアルのショートパンツのサンタコスプレ(コスプレて)が見所でしょうか。はしゃぎっぷり、壊れっぷり込みで、素直に可愛いと思いましたよ、うん。
 ・・まあ、このくらいでしょうかね、語れることは。一言付け加えるとしたら、「もう勘弁してください」ってところでしょうか。あと、番組が終わったころには灰皿に吸い殻が山積みになっていたことをご報告しておきます。・・いや、もうマジで勘弁してください(弱音)。

 さんまSMAPの美女と野獣のクリスマス(長い)。その前の番宣のおじゃマンボウも見ました。
 おじゃマンボウでは、木村さん中居さん、テンション変ですね、ダメな人になってます(ずけずけ)。その分慎吾@「あー、髪型可愛くなってる、よよよ良かった(大安堵)。でも髪傷むぞ」さんがんばってくれてます。Mステといい、年下に気苦労かけるんじゃないぞ、27歳男子二人(ずけずけずけ)。
 さんま・・の方は、まず今年はゲストがほとんどいない(見終えてみれば、玉緒さんだけ)ことがまず嬉しかったです。そしてそのことについて、冒頭でさんまさんが「去年はゲストが多すぎて不評だった」とおっしゃったことも嬉しかったです。「あー、ちゃんとそういう意見て聞いてくれてるのねえ」と思って。
 ゲストが多いと、ゲストの方への扱いが失礼になる点でもイヤなんですよ。呼んだら話聞く!聞けないなら呼ばない!!
 で、ゲストが少ないことで嬉しい最大の点は、さんまさんがSMAPと正面に向き合って話をしてくれること。バス内でふてふて状態の木村さん(軽く殴りたくなった私は非道でしょうか)に「それはダメ」とちゃんと言ってくれたり、ダメダメを乱発するSMAPさんに「SMAPが使うと廃れるの早いから(あまり使わないで)」と、「うっわー、その冷めた感じステキー!」なこと言ってくれたり。
 内容は、あのチェック電のコーナーは要らないかな(ごめん、立案者中居さん)。おもしろいところにはまればそうとうおもしろいんだろうけど。
 商店街練り歩きは、「いやーんあんなことしちゃって、可愛いー」(書きながら吐血)というより、「ごごごご迷惑かけてないかっ?!」な意識が勝っちゃってて、どーにもこーにも。あ、でも花屋で花を買った吾郎さんには「いや、似合うわあ」とうっとり。あとは、おでん屋などで、吾郎さんの短気な側面が垣間見れて、俺様吾郎様が好きな私はちょっと嬉しかったです(歪んでます)。
 タイムキーパー中居さんの怒声直前の声も堪能できたしな(続・歪んでます)。
 しかし、このコーナーって、「バス」「移動時間に制限有り」「おでん」というキーワードが3つ出た瞬間に、思わず「3年前のキンキさんとやった年越し番組のパロディーか?放送局も一緒だし」と思いましたよ。木村さん慎吾さん、それに中居さんのアクションも一緒だし。そんなことを考えたら、ちょいっと黒い笑いがこみ上げました。で、そういう笑いが好みかと言われたら、全然違います(あっさり)。
 喜怒哀楽トークは、剛さんのが秀逸でしょう。月刊テレビジョンでの対談でもこの話してるし、もっとさかのぼったら、蒲田終了直後の生スマでも「行ってない」「ほんとは来たくせに」トークをしている。多分ね、剛さんの中ではもう「中居くんは蒲田を観に来ていた」という確信があるんだと思うんですよ。私も多分行っていた、と思う。だから、剛さんがこの話を何度もするのって、事実確認というより、単に中居さんの口から「行った」というのを聞きたいだけなんだろうな、と。
 剛さんのそういう意固地なところ、大好きです。そして、中居さんのそういうワケのわからないひねくれたところも、まあ、好きです(笑)。
 さんまさんへのプレゼントのコーナーは、木村さんに目眩を覚えた以外はわりとほのぼのかなーと。でも中居さんの「お前バカじゃないか」で、ちょっとだけ和みました(ナゼ)。
 「Y2Kに備えて」七輪という、吾郎さんのあの発想大好きだな(笑)。慎吾さんのあの画は本気でほしい。剛さんの(電動歯ブラシというのだろうか)は、ただただ「ああー、なんからしいー」という感想。
 で、中居さんの、さんまさんの被り物。中居さんのこういうセンスは大好き。全員で「ダメダメ」やっているところを頂点に、えっらい笑わせていただきました。みんな楽しそうだったし。

 ビデオ見返してないですから、記憶だけではこれが限界かな。唐突ですが、続きはまた後日ということで。もうあんまり残ってないとは思いますが。
 明日・・あ、今日か、は会社で大掃除。・・まだ自宅もしてないのに、なぜ会社でせないかんのだ・・(社会人として間違ってます)。