○波レイ…。

人付き合いが悪く、愛想も無い彼女だが…、意外に男子には人気がある…。

体育館前でそんな彼女を見つけた俺は、周りに誰もいないのを確認し、思いのたけをぶつけたんだ…。

あっさりの一言でふられる。

…それだけかよ。

心の中で三村風に突っ込みを入れれると同時に、悔しさのあまり俺は彼女に悪態を投げかけていた。

「なんだよ…人形みたいにすましちゃってさ!」

そう言って、フラれダッシュをかまそうとした俺。だけど、彼女はその捨て台詞が気に入らなかったらしい。

「…私、人形じゃない」

そう抗議するのだ。

ん?これは食いついてきたのか?

チャーンス!

この気持ちを利用してどうにかならかいか…

だがあせるなよ俺、バス釣りの要領で慎重にあたりを合せるのだ。

「うそだ!人形じゃないなら、人の気持ちをわかるなら、そんな断り方しないよ!」

そう言う俺に、○波は真っ直ぐ見つめてくる。イマイチ何を考えているかわからない…。まあ、そんなところも魅力なんだけどね。

「普通ならさ…」

それを遮って彼女は言う。

「…あなたは何を望むの?」

フィーッシュ!もちろんHでしょ!