ビーチの喧騒の中、俺と○波は海にも入らず砂浜に座っていた。
さっきから、一方的に当り障りの無いことを話していたのだが、俺は思い切って、今日までのことを聞いてみることにした。
「○波・・・あのさ・・・・さっきからずっと聞こうと思ってたんだけど・・・・学校で俺のことずっと無視してたじゃない・・・・どうして?」
俺の言葉を受けると○波は、ほんの少しだけ表情を変えた。
「あれは二人目の体。・・・今の私はメンテナンスのための予備の体だから」
呟くようにそう言う○波だった。
一体、何言っているんだろう。とにかくも、俺は改めて尋ねてみた。
「ええとさ、○波は三ヶ月のあの日のこと覚えてるよね」
「覚えてる。・・・・私の記憶は・・・・あれだけ・・・・だから」
また訳の分からないことをいう○波。
「Hしたの覚えてるかってことなんだけど・・・・」
○波の耳元でそう囁くように聞くと、○波はゆっくり俺の方を見て、コクリと頷いた。
そうか・・・・ヤッパリあの日の出来事は夢じゃなかったんだな。
○波何言ってるかよく分からないけど、それだけで十分。
そう安心する俺。
そんな俺を見つめてきて○波はゆっくり話し始めた。
「結局、最後まで出来なかった。私の性器にアナタ精液入れること出来なかった」
そう、あの日、これからもっとイヤラシいことをしようとした矢先、
見回りの先生が来てしまって、俺達は慌てて逃げ出していたのだ。
とにかく、普段と同じようにそのようなことを淡々と喋る○波なのだった。
あ!!
「ち、ちょっと!人に聞かれるよ・・・小さな声で」
どうして?という顔をして俺の顔を改めてみる。
「・・・・今日はHしにきたから・・・・、それともアナタはもうしたくないの?」
○波の堂々とした物言いに、何だか恥ずかしがのが失礼に思えてきて、
「そんなわけ無いじゃないか。ずっと、すーとしたかったよ!」
人か聞いているかもしれないのを構わずに、俺はそう言ってしまうのだった。
そう言うと○波はすこし表情を緩ませる。

「しよ」
おおお!○波が俺のこと誘ってくれてるよ!

じ、じゃあ二人きりになれるところ探さなくちゃ