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浜陣、接近戦に甘い眩暈。
(後編)


2002/12/6、なんばHatch。
『氣志團現象IV
(完結編)房総与太郎行進曲』大阪公演。

つ・づ・き。遅なってごめーん、、、へけ。 (前編はこちら


「綾小路がダイキライ」(笑)なトミーさんによって召還された
最新型ストレス解消マシン : アヤノロイド3号、通称
オーライくん
これからどんな目に遭わされるかというと、、、嗚呼、おいたわしや、、、
(^-^;)

野望の王国メンバーによる決意表明・・・という名のストレス解消(笑)
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「お前のやる気を見せて見ろ!Go!」
「ッ !!

「綾小路 翔・実物大フィギュア」(笑)オーライくんを罵倒し殴る蹴るのメンバー。
本当に溜まってるらしき日頃の鬱憤の凄さをうがわせるバイオレンスっぷりです。
オーライくんの頭髪
(毛糸)が、殴られるたびにハラハラと抜け落ち、舞い散る、、、
可笑しみと哀れみとがないまぜになって、見てる方も泣き笑い状態(笑)。

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前から言おうと思ってたんだけどォー、とオーライくんに話しかけるユッキ。

「買い物しにコンビニ入るたび、鏡で自分の顔を見るのはやめなさいよ!このナルシスト!」

街中でウインドウみつけては、すぐ「チラッ」とのぞいたりしてるらしい。
ククッ(笑)、、わかる、、、いかにもやってそう〜〜。
さらに、ウチ
(=ユッキ宅)に遊びに来たかと思えばいきなり電気消して
勝手にスローバラードかけたりするのもやめてくれないかしら !! ってサ。(笑)

「きもっちわるいのよ!このハゲ!ウザイのよ!ウザイ!ウザイ!・・・ハゲッ !!」

オーライくんをビシバシしばきながら絶叫。きゃあああこわれてるわユッキちゃん!
ヒスっぷりが堂に入ってて笑えるったら。

「ハゲはお前だ!・・・でもよくやった。野望のようこっ…やびょうのようこくへようこそ」

「ようこく」てアンタ(笑)。トミーさん、かみかみオレンジ状態。
Doしても「ようこそ」が先に出ちゃうらく、オヨヨヨ言うてました。ぷふふ。
(舞台で台詞噛んであわあわなってる人にヨワい、、、なんか愛おしくなっちゃうよね、、、)

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「お客様、シャワー入りまぁす・・・・って、バカ!」 ビシッ!!(←オーライくんをおもっくそ殴打)

客席、爆笑の渦。その間(ま)、カンペキよっ!
松坊ったらいつのまにやら1人ボケつっこみまで会得してるわ。。。
効果音のタイミングがずれた時など、音響さんがいるらしき方向を睨みつけ
再度殴り直す、なんちゅう余裕しゃくしゃくな態度。アドリブだったらスゴイ。

「おい、お前さぁ、、、お前どっち向いてんだよこっちだろうが!」 ビシッ!!(←また殴った)
「お前よー、普段よー、オレの風俗話ばっかり暴露しやがってよ・・・
言うぞー、お前の、、、おい、何だその顔は?!」
 ビシッ!!(←また殴った) ドカッ!!(←さらに蹴った)

最後には、上京したての頃に渋谷のヘルスでぼったくられた團長が
“プチぼった”に遭った、としきりにコボしていたエピソードを暴露。

「なーにが“プチぼった”だ、オイ!・・・この根性無しが」 ドカッ!! (←まわし蹴り)

もう、威圧・恫喝・暴力系では松の右に出る者なし!
いちばんリアルで迫力ある “オーライくん嬲り” でした。

「ナイスソウルだった!野望のようこっ…野望の王国へ、ようこそ、、、」

わはは、かみかみその2!
きっと、ようこそって言っちゃダメだ!と思えば思うほど言っちゃうんだろな。
焦って一生懸命なトミー、なんともカワウィィ

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「へいへいへいへいへい!おぉ〜い。
いっつもオレを酔っぱらいあつかいしやがってよぉ!・・・オレはぁー・・・酔っ払ってねぇよ!」

イヤ、その口調がもうヨッパライみたいになってるって。

「いっつもお酒をやめろだとぉ〜、余計なお世話だよばかやろぉ!」
「ホテルをこわしたのもー・・・おまえじゃないのかぁ?」

いつも團長に叱られてる内容をそのまんま「オーライくん」にぶつけてるらしい。ぷぷ。

「弁償しろよぅ、オイ!・・・田舎っぺが!」

鹿児島訛りで「田舎っぺが!」 と悪態をつくランマちゃん(笑)。
罵詈雑言が語彙にないというか、人を罵倒し慣れてないのがバレバレ。カワウィィ。

「お前・・・いつも酔っ払ってるぞ・・・?ホテルを壊したのもお前だ・・・でもお前も同志だ。
…………野望の王国へようこそ!」

今回は不自然に滑舌良すぎるけど(笑)、やっと言えたね、トミー!

++    ++    ++

へべれけになってカラんでくるランマちゃんってこんなのかしらん、なんて楽しい想像をしてしまった。
こういう人だから、酔って暴れてややこしくてさんざ迷惑かけられても
しょーがねぇなーコイツは…って憎めないんだろなー、きっと。たとえば

酔っ払ったままコンビニで「何かお恵み下さい、、。」ごっこをしてると思ったら
いつのまにか"か○あげくん"を手に持って外に居たり、
「ラジオのバーカ!」
(←なんじゃそりゃ!! ≧∇≦)と、CM中とはいえ生放送で捨てぜりふを吐いたり、
無理矢理足の甲で立とうとしたり
(←いまいちよくわからないが…立てたのか…?)
壁のシミを怖がって一晩中腕を放してくれなかったり、
裸足でふらふら徘徊するのに小一時間つきあわされたり、
泥酔の一夜が明けるとホテルの部屋の壁に巨大な穴があいていたり、
そして、それを目覚めた本人がまったく記憶していなかったり、しても、、、

むむー・・自信なくなってきた・・・ははは(汗)。
氣志團の皆様、そしてテポドンさん始めスタッフの皆様って、偉いな・・・。

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「ようし光!行くぞ!革命の時が来た!Go!」

がしかし、どんなに頑張っても光ちゃん、オーライくんを殴ることができない。
フランシス・レイ 『ある愛の詩』 が、ポロポロポロン...と哀しげに響くなか
殴ればいいんだよ!と拳をふりかざすトミーからオーライくんを必死でかばおうとする光。
下唇を噛みしめてふるふる震える様子、いぢらしひ。
結局、業を煮やしたトミー&野望の王国メンバーたちに責められ、退場。

「ソウル無き者は、去れ!」「去れ!」
「去れ!」
「去れ!」
「去れ!」「去れ!」

光ちゃん、泣きそうな顔でオーライくんと一緒に下手の方へ。
オーライくんの台にのっかってコロコロと移動(笑)。最後にくるん、と回転して
こっちに顔を見せるというサービス精神を発揮しながら消えてゆきました…(笑)。

野望の王国 ・ 国歌 『熱き鼓動の果てに』 ・・・そして團長登場
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ユッキ・松・ランマの演奏にのせて、トミーが熱く強く詩を朗読。
( 『恋人がサンタクロース』 『私がオバさんになっても』
『マンPのG★SPOT』 入れ替わり立ち替わり、という...)

冷静に聞くと笑うしかない状況なのにもかかわらず、演奏が
そりゃもうニヒルで渋くてカッコイイのなんのってアンタ。
重くうねるベース、せつなげに啜り泣くギター、そしてクールでタイトなドラム、、、

(すいませんよくわからないくせに書いてみました)

だああ、たまらん・・・ウットリ・・・
トミーさんのソウルフルな叫びも相まって、詩の内容まで格好良く聞こえてしまった(笑)。

+  +  +

が、その叫びもだんだん支離滅裂になってきて、わめきだしたあたりで、、、

「愛が!愛が!ウオ〜、おかーさん、おかーさぁん、マンPのG★SPOT!じ…」 ベシッ!!

團長さん、年季の入ったハリセンを手に登場、トミーさんの頭を思っきし殴った!

(「根性叩き直します」ってピンクの文字入りのハリセン、なかなかファニーな一品(笑)。
裏面にも何か書かれていたのだけど、、、忘れちゃった、、、)

「嫌われたもんだよなあ…(苦笑)…お前等にも」
「よ、よく来た同志よ、、、」
「どっちが真実なのか……」
「俺と肩を組め、、、」

「真実は一つだ」
「、、、それがソウルだ、、、」

團長のボヤキと、トミーの尻すぼみの語りかけがシンクロしてすんごい可笑しい!!
え?と醒めた表情で聞き返されてもめげずにソレガソウルダ、と繰り返すトミー。
「…クサイ(笑)」の一言で斬り捨てられていました。

いやー、トミーさんのがんばりもすごかったけど、やっぱり團長が出てくると
空気が締まるというか落ち着くというか、、、安心して見てられるなー。
伊達に “氣志團のスポークスマン” やってませんね。
(注・てっぺいちゃんのパクリ↑で私が勝手に任命)

+  +  +

「やや野望の王国へようこそ」(←動揺しまくり)
「……えぇ?」
「野望の王国へ、ようこそ、、、」(←消え入りそう)
「……何処よそれ(笑)」
「何処、、、って言われると、チョット、、、場所的には、、その、、ゴニョゴニョ」

さっきまでの勢いがウソのよう、すっかり消沈モードで
しどろもどろのトミーをほったらかし、メンバーの意思確認を始める團長。

 

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「オゥ、ユッキさんよう・・・何?バンド辞めんだって?」 「関係ねーよ」
「何が関係ないの?」 「オメーには関係ねぇよ!」

オネエじゃないユッキに、客席もオオー…とどよめく。が、そんなことにはお構いなしで。

「ユッキちょっとさ、アレ見たいな」
必殺の一重
(ひとえ)にするヤツやって、となぜだか甘える團長。
本気で言ってんの?と呆れた口調、あくまで強く出るユッキに
「本気だけどさ」 笑いながら 「・・・手ェ震えてるよ?」
内心のDo揺を悟られユッキさらにDo揺?慣れない反抗に実はビビっているのかしらん(笑)。

肘までまくり上げた袖、裏地の黄色もまぶしいユッキさん。俯いたまましばらく
目のあたりをゴソゴソやってたかと思うとおもむろに身を起こし、、、そこにいたのは
「あ。中村獅童だー
わはは!ほんまやー。そう言われると似てるかも。。
以来、どっちかを見るとどっちかの顔が浮かんでしまう。
(特に、女装してる獅童さんなんぞヅラ装着のユッキにそっくり・・・)

「ハイハイ、じゃ、辞めるでオーケーね」
「オメーには関係ねえって言ってんだろ」
「あー、ね、ハイハイ」
軽くいなして、次。

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「えー、、、マックン。」

マックン、、、くくく、かわうぃぃ(笑)。いやしかしこの後の反抗っぷり、
とてもそんな可愛らしい呼び名は似つかわしくないんですけど。

「どうすんの、アンタ」
「……うるせえよ」
きゃ。地獄から響いてくるような低音。いかにも場数踏んでそうな匂いがするわよ。

「え?」  (ちょっと本気入ってきた?)
「……うるせえっつってんだよ」  (あくまでも低音)
「、、、誰がうるさいの?」  (うっ。一触即発…?)
「テメエだよ!!  (ひぃっ、急にトーン上がってビビるっつうの!!)

「ふーん……わかった」

ななな何っ!! この張りつめたデンジャラスな空気は!!!!
演技と雖もただならぬ雰囲気、思わず背筋に冷汗タラリ。ちょびっとね。
それにしても松坊、恰好良すぎです・・・。

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「ランマちゃんは?」

「ブッ殺すぞー...」

おろ?意外にも迫真なその言い方。
あの癒し系ランマちゃんとも思えぬ、妙な迫力が。

「おまえ、フツーに傷つくぞ、そういうこと言われると・・・」

すまなそうに微笑むランマちゃんにホッとしつつ、團長の表情を観察。
末っ子のまさかの暴言に、本気で凹んでるようにも見えたよ(笑)。
苦笑混じりながらも、素で心が痛そうな綾小路君でした。

團長さん制裁を開始・・・改心させられるメンバー
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「そうでございますか、、、」
みんなの意志が固いことがわかった團長。
黙って後ろに控えていた光ちゃんの持つ、GUCCIの黒い紙袋の中をかきまわし始めます。
・・・メンバー各々にとってヤバいブツが入っているようで。

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--- 制裁・ユッキ編 ---


「ハイッ・・・エー、取り出しましたる携帯電話・・・・」

それはもしや。これまで幾たびもステージ上で壊されたことがあるという・・・

「見たことあるー、これユッキのだー」

にわかに慌てだすユッキの、綾小路さん!!なんて丁寧かつ切迫した呼びかけにも
生返事の團長、なにやらメールの着信履歴を調べている様子。

「何だよおまえコレ自分の父親とメールしてんの?!」 (←噴き出してる)
「綾小路さんっ!! あのっ、綾小路さん?翔ちゃん…?」 (←必死)
「はぁい?」 (←楽しそう)

(この團長の「はぁい?」とか「はいよ」とかのお返事ってばときめくなぁもうっ!!好きっ!!ジタバタ!!)

続いて、謎のメル友「キクオ」の存在もバラされ、メールも読み上げられ、
すいませんでした!!と平身低頭で謝るユッキに更なる追い打ち。
折り畳み式の携帯を開いた状態でぐわしと掴んで

「これって、逆に曲がるらしいね?」
「イエ逆には曲がらないですっ!逆にはっ!! 團長さん!逆には曲がらないですぅー……」

ここで、「やってまえ〜」とのんびりした野次を飛ばす女の子がいたりして(笑)。

改めて、キミどうすんの?と問いかけられたユッキ。
「メジャーして、メジャーデビューして1年やややってきたわけだし、氣志團がんばりたいですっ!」
しどろもどろに宣言して、やっと携帯を返してもらったのでした。
「全然かまわないよー、ハイ、どーぞ」 と手渡す團長の猫撫で声が、コワイ・・・(笑)。

(余談ですがうちの相方はこの時以来、いっぺんでいいから携帯を逆に折ってみたいという衝動にかられて
仕方ないそうです。イヤ気持ちはわかるけど、、、自分のではしない方がいいと思う、、、)

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--- 制裁・松坊編 ---


「取り出しましたる、松のおサイフ・・・」

客席に広がるどよめき。みんな何を期待しているのやら。

だ、團長さん…と柄にもなく礼儀正しくよびかける松のことは完全無視、
何度も噴き出しながら財布の中身をチェックする團長の口からは
『美乳・巨乳・美少女イメクラ 仔猫』だの『リフレッシュセンター キャット』だの
よく意味の判らない(笑)単語がポロポロ出てきます。しかし猫ばっかりやな。

他にもいっぱいあるみたいだけど、どうする?見るか?と迫る團長に
すいません!團長!と必死で止めようとする松。

「あん?どうすんだお前?」 「頑張ります」
「何頑張んだよ?」 
「氣志團 頑張ります」 「・・・ああそう」

この反抗心が見え隠れする物言いに、團長は攻撃の手をゆるめず。

「なんかさ〜、聞いた話だからホントかどうか知らないけど、キミ・・・
どこだかのイメクラで、メイドの恰好頼んだって?」

キャー!松さんたら!そんなことまでバラされて恥ずかCC!

「他にもいっぱい知ってるけどどうする?」だって。まだいじめんのかよ!(笑)
「すいません、もう・・・」 さすがの松坊も限界か。落ち武者みたいになってるよ、とトドメを刺され
すっかり大人しくなって定位置に戻っていました。
無表情、なのに汗ダラダラ。焦ってる様子、楽しいなあもう。

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--- 制裁・ランマ編 ---


「おんどれはどうすんの?ん?」と問いかけられたランマ。
團長が紙袋からブツを今にも、、、、というタイミングで「すんません。」
まだなんも出してねーよっ!!(團長さん素で笑ろとった・・・)
「氣志團が、だいすきです。」
白旗あげんの早すぎだって!んもう、カワウィー

「お前、だってあのー、西園寺くんと、なんかやるんでしょ?」
「イヤ、ちょっと、知らないです。」
消え入りそうな声で大ウソをこく(笑)ランちゃん。
「薄情だねェ・・・(笑)、そんなにイヤなの、この中身、想像できてるの?」
ランマのもじもじ姿に團長、笑いをこらえきれず。
+++

中身は何だ!見たい!と騒ぐ客席に、
「ゆうてもなあ、、、見せちゃったら逆ギレするかもしれないからねえ」
それでも見せて〜!と騒がれ、ちょっと困ったらしい團長、

『あいしあってっか〜、おおさか〜。たこやきだいすき、ぴょんぴょこぴょ〜ん。』

ランマ口調をちょっとオーバーに真似てみせた後、
普通に考えてみろ、言うたらこれはキ○ガイだぞ?ええ?と
かなり強引に客席を説き伏せました。結局見せてくれず。ちぇ。

ちなみに、私の近くのランマファンらしき女の子、袋の中身に小声で「なに〜?」
見せられないと言われ
「でも見た〜い…(涙)」 キチ○イだぞ、には「ちがうよォ・・・(涙)」
終始、ちいちゃく反応してました。悲痛な声は真剣そのもの。かわゆい。

客席の反応
(野次だったり笑い声だったり)って、近所の人にとっては
時に迷惑なこともあるけど、このときばかりは微笑ましかったです。

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ついでに、光ちゃんと仲直り?

「・・・オレ・・・正直お前のこと、あんまり好きじゃない時期があったんだよな・・・」
それってもしかして、赤いヤツ邪魔!発言とかにも関係ある…?

「女の子の前でワサビいっぱいの、最後まで食べて、カッコイイーなんて言われてさ、
食べるよっ、だったら、オレもよー!!!おお!!」
何?寿司か?巻き舌でそんなドス効かすよーなことなのか??(笑)
(現象3で自作の寿司モドキをもりもり食ってた光の顔が浮かんでしまう…)

「だけど!オレが悪かった。・・・・・・スキッ
見つめ合い、おもむろに抱き合う二人。ムギュー。キャー。

 

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こうしてお仕置きも無事終了。
寝返りかけたメンバーの心を強引に取り戻した團長が言うことにゃ。
「西園寺君!おつかれさまでした!」

♪ちゃ〜ちゃ〜ちゃ〜、ちゃ〜ら〜り〜、ら〜〜ら〜ら〜

BGMは チャイコフスキー『弦楽セレナーデ』・・・・「オー人事 ・オー人事」!
「部下に恵まれない上司。それが・・・あたくし、綾小路“セロニアス”翔でございます」

それでもくじけたりせず、これからの氣志團は5人で『新生・氣志團』として
がんばっていくそうです。あーららー、トミーさーん、どうするよ?(笑)

「ちょっ、、、ちょっと待って、、、」

トミーの上擦った声なぞまったく無視して響くドラムの音。こ・れ・は、、、

 

― One Night Carnival ―

「そうだ。俺がいないと始まらないんだよ、この曲!」
ニコニコしてるトミーさんのセリフにかぶせるように、團長ってば

「はいランマ!Go!」

♪てぃりり〜り〜り〜り〜、り〜〜り〜りり〜♪

わはははは、ホンマにランマちゃんのギターで始まるし!!
(客席もビックリ、悲痛な(?)叫びもあがってたよな...トミーファンでしょか...)
信じられない事態に、素であわてふためく2メートル9センチ(笑)。
焦ってギターを取りに走るその姿に相方、大笑い。

(ワンナイは初っ端にトミーのパートがあるため、ついこの間までのGIGでは
彼が弾かない限りいつまでもドラムが響くばかり、、、という筋書きだったらしいのですが。
トミーさん、天晴れなハメられっぷりです。ウププ。
「こういうの好き!もっとやって!」 「me, too!」てカンジ…笑)

 

― 國道127號線の白き稻妻 ―

バイクにまたがった(恰好の)あばじゃ入場。ちゃんと2ケツしてるという芸の細かさ(笑)。

途中、ふと気がつけば。階段をゆっくりと転げ落ちてる團長がいました。
え?えええ?コケた?・・・それともワザとなの??

後半はゴロンゴロンしながら完全に目がこっちを見ていたので
明らかに意識的に転がってるみたいだったけど、、、

やっぱり「さっき階段から落ちたからおまえらの考えてることが
ぜぇんぶわかるんだ…」のための前フリなのかしらん、、、

「逢いったぁぁぁぁぁぁい!!!」のところで金色リボン噴出。
前の方はくるくると短いのがいっぱい降ってきて、キレイだった・・・見とれてた。
(GIG終わって一息ついてから、やっぱりリボンを持って帰ろうとする私。
柵より前に落ちてる、踏まれてない無事な切れ端を選んで拾ってたり…笑)

やっぱりバイクにまたがって帰っていくあばじゃ。
タンデムシートの腱ヂさん?に短パンの後ろをつかまれた輝矢さん、
足を滑らせて尻餅ついてたの、見ちゃった。。。(笑)

 

― 黒い太陽 ―

「俺・・・・確かめたいッス!」(今日はやけに男らしかった)直後、
間奏んとこの振付が大好き。顔の前、ちいちゃく指だけで真似してきました。

フロントの二人が線対称の動きを見せる、じつに麗しい振りがワンナイの間奏にもあるけど
あれも好きで好きで。どうも私、「お揃い」の動きに弱いらしい。
それを言ったら房スカなんて全部大好きで、ずっとドキドキしながら見てる
(でも憶えられない)

+ +   + +   + +

「ありがとう!い〜くすりです!」
なんでここでいっつも太○胃散なのか、いまだによくわからないのだけど、、、
意味なんて求めちゃナンセンスなのかしらん。

いつものように肩車→組み体操を無事終えて。
「俺たち・・・おまえらと、Bぐらいまではいけたかな?」
あたしたち、少なくとも團長&光の関係よりは先に進んだってことね?(笑)

しかし。毎回、この曲はあんまりハッキリした記憶がない(汗)のはどうしてだろう。
あまりに颯爽と、鮮やかに駆け抜けて行かれちゃうもんで
茫然と見送ってしまうのかしら。。。。

 

「夢で逢おうぜ、バラードのように眠れ、おやすみ!」

 

そしてアンコール。
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― 朝焼けBANZAI ―

暗いステージの上、かすかに見える人影・・・ライトがついた途端、すごい歓声。
だって、だって、白ランだもん、、、やっぱり見とれちゃうよねえ。
思い出した。團長の「2億タックのボンタン」っぷりが凄かった。細かいプリーツスカートのようだった(笑)。
マエストロ光のパフォーマンスは無し、シンプルに演奏が始まり。

最後、、、気づいたんだけど、、、、
フェイドアウト→フェイドインしてくる、トリルのところ。
あれ?トミーさんが弾いてる???あれー???
今の今までずうっと、團長が弾いてるものだとばかり。大いなる勘違い・・・

あまりにも綾小路君しか視界に入っていなかったのと、
あまりにも綾小路君の動きが
(たとえ弾いてない時でも)大きくて目立っていたことが重なって
音と動きがすっかり交錯したまま私の脳味噌に入ってきてたらしい。
(人間ちゅうのはこんなにも、見たいようにしか見ないもんなのね)
うはー、結構ショックな発見でした。とほほ(汗)。

 

― 涙BOY 涙GIRL ―

ポンポンもったあばじゃが入ってきた!
光ちゃんも青いポンポンふりまわして一緒に踊ってます。

G・R・A・D! U・A・T! I・O・N!の後、

てれれてってってっ♪

 「ハイ!」

てれれてってってっ♪

 「ハイハ〜イ!」


……團長の入れる妙な合いの手が妙に気に入ってしまい、
以来すっかりクセになっています。
なーんか、ものすごーくハッピーになれるのよね(笑)。
この曲ってば、ほんとかわいいな。。


― 鉄のハート ―

♪階段の真ん中に座り込んで うつむいて腕時計眺めてる♪
そのとおりの演技をしている光ちゃん(笑)。それって女の子の役なのでは・・?

途中で歌詞がトんでしまった團長、、、今日はそういうの、多い?
いつまでも歌詞が聞こえてこない箇所がいくつか。お疲れかしらん。
ああっがんばって!でもがんばりすぎなくていいよ!←どっちやねん!

その間、すぐ目の前(ステージ際ぎりぎりんとこ)でベース弾きながら
たまに團長の方を見やっていた松坊に、なぜかドキドキ。
しょうがねえなと苦笑するような、でも実は気遣うようなその視線がすてきすぎ!
(あれ?あたし目がハートになってる???笑)

+ +     + +     + +

一生懸命 頑張りました!

 (ジャン!)

いい汗かいたか?  (ジャン!)
バカになったか?  (ジャン!)
ロックンロール最高!  (ジャン!)
おまえら最高!  (ジャン!)

「×××(=ユッキは?)最高!」
「風俗、最高!」
「ジブリ、最高!」
「ソウル、最高!」
「*/=|"#&'0(=翔やん?)最高!」
「大阪、最高!」

「氣志團、、、せーの、3150〜〜〜!!!」

コレ、またまたロチカのパクリらしい(笑)けど、かっこよかったよ。
イヤほんとに、最高でした・・・。あー、終わっちゃった・・・・。



でもでも実はまだ、本当には終わりじゃないのだった。(嬉)
あー。この、最後の最後に流れるおまけ映像、
(前回ツアーでも「最後にスペシャル映像があった」と話を聞いて以来、ずうっと憧れだった…)
やっと見られる!うれしい!

--- ラストのお楽しみ・ショートシネマ(!) ---


徳永英明 『壊れかけのRadio』 が流れる中、画面には
“ヤンチャしてた頃の氣志團ちゃん”が登場。
何をやらかしたのか、警察のお世話になってふてくされてる6人。
みんな素顔(ベートなし)だよ・・・

きゃあ!團長の流し目!視線をそらした切れ長のおめめったら。。。
ぎゃあ!ユッキの変なリーゼント!!そのヅラ、Do見てもゆがんでるってば!!
学帽からはみだした偽トサカに爆笑。

いつもどんな悪いことしてんのかと思えば、ただ空き地にたむろして
棒きれふりまわしたり地面蹴っとばしたりしてる6人。
どこにぶつけていいかわからない衝動、鬱憤、青春の怒りをもてあます図、、、かしらん。
スカジャン着てる松坊の、結わえてない長い髪が強く印象的。
(学ランじゃない時はいつも後ろで縛ってるイメージがあったので…)

+ +   + +   + +

そんな彼等をなんとか更正させようと奮闘する浜省コスプレ(笑)のエルビス吉田さん。
心を入れ替え真面目に働くみんなを、陰になり日向になり応援している模様。

美容師見習いなのか、せっせと床を掃いている松。

(エプロン姿もかっこいいってDoゆうことよ。Do氣Do氣・・)

リヤカーに段ボール山積みにして一生懸命引っ張ってる光。 (うぷぷ、がんばってる!さすが、物言わぬ演技はピカイチ・・)
黄ヘルにランニング姿、工事現場で作業中のトミー。 (あんまり似合うんで、最初はどこのオッサンかと・・笑)
レンタルビデオ屋で忙しそうに働くランマ。 (つまづいてテープばらまいてる姿はほとんど素でした・・^-^;
女装でウェイトレスしようとして怒られるユッキ。 (意外にキレイなよーな、ヤッパリきしょいよーな・・汗)


が、1人だけ相変わらず、地下道の階段で“アンパン”吸ってラリってる團長。
発見したエルビスさんに胸ぐらつかまれ、ボコボコにされてます
(あっもしかして「ハルヤマ」なのかも)
殴られるままぐったりしてる姿も色っぽいわん。
(しかし、一緒にいるアフロ姉さんのヤンキー具合ったら懐かしすぎる・・)

+ +   + +   + +

エルビスさんの熱意もDoにか伝わり、その後、バンドを組んで活動を始める彼等。
『ハイウェイに乗る前に』 まだリーパーぐりぐりじゃない時代の團長から、
3.30原宿暴動で「路薫狼琉!」と叫ぶ松坊、日比谷での金色リボン噴出シーンまで
歴代の「氣志團現象」の映像・・・食い入るように見つめてしまったよ。

彼等の活躍を誰よりも一番喜ぶにちがいないエルビスさんは、ある日
GIGに向かう途中?、子犬をかばってダンプカーにはねられ・・・
氣志團ちゃんの晴れ姿を見ることもできないまま、天に召されてしまいました。
事故の現場で、花束とマックスコーヒーの黄色い缶を供える團長。

「うつむかず生きるために」

エンドロールのBGMは『ボーイズ ブラボー!』。
いやーん、感Do的!ほんとに映画見せて貰ったような気分。。。
4月からのHALL GIG ツアーの告知もバーンと出て、歓声が。
そして最後の最後には、デッカイ文字で

「気ィつけて帰れよ!」

ドッと爆笑しながらもみーんな、じ〜ん、、、と嬉しくなってたと思うわ、きっと・・。

+ +   + +   + +

上映が終わり、思わず全員で拍手してました。笑えるし泣ける〜。
ネタだろうが何だろうが「エエ話やの〜」(C)島田紳助、涙できそうな作品に仕上がっておりました。
これもいつか、DVDにしてほしいなあ。もっとちゃんと見たーい。

 

こんどこそ、本当に、おしまい。



以上。

こんなに近くで全員を見てしまったら、ほんとにみんなに惚れてまう、、、と思った。
特に、そそくさと下手へ去ってゆく、ランマちゃんの可愛らしい笑顔にヤラれました・・・v 
「アー、終わった、終わった」って感じの、一仕事終えた感に満ち満ちたようすったら、まったく。

相方はといえば、氣志團ちゃんたちのお肌ツルツル加減にびっくりしていました。
あ、そ、そう・・・?そんなつるつるだったっけかな。
ふだん、GIGがあろうとなかろうと普通に朝まで呑んでるらしい彼等、
ものすごい不摂生してそうなのにねえ・・・

さて次回は、いよいよツアーファイナルの沖縄ですが。
もういろんな意味で大変だったので、、、、記憶がへろへろ、、、、
一体どんなレポになるやら(ならないやら)自分でもちっとも予想がつきません。
あーたのしみー・・・(冷汗)。


(2003/1/26)

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