古都・奈良
今回のサブタイトルは、お宝拝見in奈良といったところでしょうかね。さてさて、初めて奈良国立博物館で行われている、正倉院展に来たのは、平成8年。まだ私は大学卒業したてで、旦那さんは大学4年でした。懐かしい〜。デートで、正倉院展に行ってたんよね。なんか、こそばゆ〜い。なんで来たかと言うと、私が大学4回の頃に、正倉院展を見に行くという演習の授業があったんですが、体調が悪くて行けなかったんです。そのリベンジに、一人で行くのはイヤだったので、彼を誘って行ったのが始まりです。以来、特別な用事が無い限り、二人で行く恒例行事になってます。
何ていっても、天平時代の宝物が、一気に沢山見れるんです。国宝のお宝をド庶民に公開してくれはるんです。世が世なら、存在すら知らされないもんですよ。こんな、おいしい展覧会は見なぁ、もったいない。お宝ざくざくです。正直私は、巻物はお役所関係のモンや、経典関係は見ても退屈なので、素通りしちゃいますけど。。正倉院展では教科書で見た、銀クンロ(球形の透かしがはいった香炉)や漆胡瓶(ペルシャ風水差し)や、舶来製の趣向品や楽器類、装束、古文書は勿論、農耕具なども展示されていて、びっくりします。毎回、展示されるものが違うので、毎回新鮮なお宝が拝見できます。同じ形のものでも、皆装飾が違ったりしますんで。。
←正倉院展チケットの一部です。
平成8年は790円やのに、
平成19年には1000円に!
徐々に値上がりしてるところが
憎い、全然気づきませんでした…。※平成8年チケットは、いかにも役所の
人が作りました的な、味も素っ気も
ないデザインだぁね。
こうやって見るとデザインのレイアウト
が年によって大分違いますね。楽器や調度品とか遊具なんかは、木やガラスや金銀銅の鉱山物は、今でも残ってても当たり前か、と思うけど、何がすごいって紙や装束の繊維類が残ってるのが、言葉に出来ないぐらい驚きますよ。。奇跡に近いです。だって、年代にばらつきはありますが、1300年ぐらい前?のモンですよ、存在が残ってることすら、ありえません。しかも高温多湿のこの日本で!です。旦那さんと話してたんですが、絶対正倉院という倉の中は、どないなっとんねん、と。異次元とつながっとるんとちがうんやろか、と。そりゃ、今の保存技術はめちゃくちゃ進歩してますよ。でも、この現代になるまでどうしてたんや、ちゅうことですよ、ねぇ。しかも、この平成の時代になっても、新しい宝物が発見されている倉って、なんてミラクルな空間なんやろか。
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< お昼 >
釜飯専門店、志津香 (しずか)さん。このお店は、奈良大学出身の友達に教えてもらった釜飯のお店。
お昼は、毎年ここで食べます。お昼時は、すごい混んでて列が出来てますが、少し時間をずらすと
待たずに入れます。私は、奈良七種特製釜めしを、いつも頼みます。
普通の奈良七種釜めしより、玉子をはってあるので、お得感があり、
又味がまろやかになります。旦那さんは志津香定食という、奈良七種釜めし・付出し・炊き合わせ・
赤だし・漬物・季節のフルーツ付き+ビールを注文します。
炊き合わせは、味がとてもしみてて、隠れた一品ですよ〜。
釜めし専門店なので、何を食べても納得です。とっても、お上品なお味ですが、しっかり味が付いていてめっさ美味しい。
奈良では有名なお店なので、固定客ファンも多いようです。一人で来られているお客さんも、沢山見かけます。おこげも最高!
<奈良国立博物館の周辺>
この辺りは奈良の中心地で観光地でもあるけど、いつきても穏やかな感じがします。鹿さんがいるから?!
京都とは違い、現代人が生活している場所と観光地が、住み分けされているからでしょうか。
京都は歩いていても人や車が多くてゴミゴミしているけど、奈良は落ち着いた感じがします。
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古都奈良の文化財は、東大寺・興福寺・春日大社・春日山原始林・元興寺・薬師寺・唐招提寺・平城宮跡が、世界遺産に登録されています。
この内、興福寺・唐招提寺・平城宮跡に行ってきましたよ〜。別窓で、こちらからご覧ください。