その五
マイナー度 | 博多弁 | 意味 | コメント |
きな | 黄色 | 学校の体育会で、黄色ブロックの黄をわざと「きな」と呼ばせているのを聞いたことがあります。他のブロックカラーの赤や青、白の音数に合わせたのでしょうね。 | |
ぎなん | イチョウ | 博多祇園山笠のゴールである櫛田神社のイチョウの木は有名で、「さても見事な櫛田のぎなん」と、祝い歌の出だしにもなっています。 | |
きばる | 頑張る | 「頑張れ」は「きばれ」になります。漢字を当てはめると、「気張れ」ですね。 | |
きびる | くくる | ひもでくくること。また、くくるためのひもは「きびりもん」と呼びます。 | |
ぎょうらしか | ぎょうぎょうしい | 大仰で、はなはだしい様子を表します。 | |
くさ | 〜ね | 軽く念を押すときに文節や語尾につける言葉で、「あのくさ(あのね)」「そうくさ(そうだよね)」という具合に使います。 | |
ぐっちょう | 競争 | 徒競走は「走りぐっちょう」になります。 | |
ぐらぐらこく | 憤る | 怒りのため、頭の中がぐらぐらと揺れ動く状態です。 | |
げな | 〜だそうな | 推量や伝聞の際に用います。「げなげな話は嘘じゃげな(「げな」がたくさんついている話は嘘だそうな)」という言葉があります。 | |
けん | 〜から | 「だけん何べんも言うたやない(だから何回も言ったでしょう)」という具合に用います。 |
(1めんたい):けっこう使う人がいる博多弁。 (2めんたい):たまに使う人がいる博多弁。
(3めんたい):めったに使われない博多弁。 (4めんたい):消滅しつつある博多弁。