その三
マイナー度 | 博多弁 | 意味 | コメント |
おおじょうする | 困り果てる | あまり難しい注文をつけられると、おおじょうしますね。 | |
おおどうもん | 横着者 | 博多ではダ行がラ行に発音されがちなので、実際には「おおろうもん」になります。 | |
おおまん | いい加減 | おおまかな性格の人を「おおまん太郎」とか「大野万次郎」と呼ぶこともあります。 | |
おきうと | (海藻からできた博多の名物食品) | 「おきゅうと」とも呼ばれます。ところてんのような食感です。 | |
おきゃがり | だるま | 転んでもすぐ「起きあがる」ということからついた、縁起の良い呼び名です。 | |
おごる | 叱る | 博多では、「おごられ」たらうれしくないですね。ご馳走してもらうのとはちがいますから。 | |
おせ | 成人した男子 | 「息子さんな、すっかりおせらしゅうなって(らしくなって)‥」という具合に使います。 | |
おっせしこっせし | ああしたりこうしたり | 押したり引いたり、いろいろ試してみることですね。 | |
おらぶ | 大声を出す | 子どもば(を)おごる(叱る)とき、あまりおらばんごと(ように)! | |
かく | 担ぐ | 博多の伝統的な祭り「山笠」では、山笠(おみこしのようなもの)を、担ぐとは言わずに「かく」といいます。 |
(1めんたい):けっこう使う人がいる博多弁。 (2めんたい):たまに使う人がいる博多弁。
(3めんたい):めったに使われない博多弁。 (4めんたい):消滅しつつある博多弁。