AC100V電源が入るとD1,C3を通じて555に電源が供給され発振が始まります。C3は充電し終えるまで(約0.5sec)電源を供給します。この間に蛍光灯の放電が始まり、トランスからD2を経て555への電源の供給が始まります。通常の動作時にはトランスから電源は供給され続けます。なぜこの様な回路になっているのか良く分かりませんが、蛍光灯を付けずにAC100V電源入れても最初のC3の充電時間しか555が動作しないので回路保護の為かもしれません。
 この照明はインバータとしては放射ノイズが非常に少ないのです。AC100Vラインに入ったコモンモードフィルタとパスコンが有効なのかもしれません。ちなみに、我が家の他のインバータ照明は立派な中波や短波放送のジャミング装置として機能します。回路としては良心的な方だと思います。