入力をX(s)、出力をY(s)、時定数をTとすると、上図から次式が得られる。

よってシステムの伝達関数をH(s)とすると、

 

・・・(1)

簡単のため、実数1/A は実数βに比して十分に小さいので無視できるとすると、ループ時定数T’ は概略

となるが、ループ利得A’ は

であり、仮にAが変化してもさして変わらない。

オープン利得Aが小さい場合には(1)式にそのまま適用するが、本質的には変わらない。
但し、Aがβに比して小さい様な極端な場合にはこの限りではない。

Back to previous page