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 ★★〜星座観察を楽しもう!(夏の星座編)〜★★

ホームページで、「ベガ」 「スバル」など星と関連する言葉をよく使っているわりに、私自身星のことに関してほとんど知識がありません。また子供達から理科の宿題の星座の観察を手伝う機会も時々あり、少し調べてみる事にしました。夏休みの宿題を頼まれ困っているお父さん・お母さん!一度参考にしてみて下さい。
 また、天体の観察を「勉強」としてとらまえると、「1時間に何度動く?」「この星は何万光年の所にあるか?」など無味乾燥な退屈な物になってしまいがちです。(家の息子も苦手意識があるようです。)むしろ、「ギリシャ神話にこんな話がある」とか「一緒に○○の星座を探してみよう」と言った観点で天体に興味を持たせた方が良かったと思っています。(もう手遅れか・・・?)
 そんなことを考えても、ここ大阪では、夜も照明が多くなかなか星空観察ができません。最終的には暗いところを探して実際の星空を観察するとして、その予備知識としてインターネットで結構学ぶ事が出来そうです。下の半円プラネタリウムは「お星様とコンピュータ」というサイトで、場所・時間・方角等をインプットすれば簡単に星座の位置と名称を調べることができます。下には2000年8月7日の20時の東の空、南の空、北の空を抜粋して載せました。(非常に良くできたサイトだと思います。ぜひアクセスしてみて下さい!)
 
[夏の東の星空] (8/7 20:00頃)

 東の空には、白鳥座の一等星「デネブ」や、北半球では二番目に明るいといわれること座の一等星「ベガ」、わし座の一等星「アルタイル」などが輝いています。こと座とわし座の間を横方向に流れているのが天の川です。これらの3つの一等星で作る「夏の大三角形」は、夏の星座探しの目印と道案内の役割をしてくれる大事な星たちです。(下の星座図でこの大三角形はわかりますね!)
 我が家の愛犬ベガ君はこんな雄大な星空からもらった名前なのです。(少しもったいない!)またこの「ベガ」と「アルタイル」は七夕の織女星・牽牛星としても有名です。


[夏の南の星空] (8/7 20:00頃)

 南の空には、さそり座の赤く輝く一等星「アンタレス」があります。(さそりの心臓部です。)この星が赤いのは表面の温度が低いためです。(太陽の温度の半分の3000度程度) しかしこのアンタレスは巨大な星で太陽の230倍もあります。(もし太陽の代わりにアンタレスを太陽系の中心においたら、、地球はもちろん火星の軌道くらいまでアンタレスの中に入ってしまうほどです。)

[夏の北の星空] (8/7 20:00頃)

おおぐま座のこしと尾にあたるのが「北斗七星」で大きなひしゃく型をしており有名な星です。 またこぐま座の小さなひしゃくの先端の二等星が「北極星」です。北の空は、この「北極星」を中心に回っています。

星空のヒントその@〜[星の明るさ」
 
 星の明るさは、等級をつけて区分されています。人間の目で見える一番暗い星が六等星です。六等星より2.5倍明るい星が五等星と言うように一段階明るくなるごとに数字が小さくなります。従って六等星より百倍明るい星を一等星と決めています。さらに明るい星はマイナス一等星、マイナス二等星と呼びます。
 夏の星空には一等星が4個もある豪華な星空です。(ベガ/アルタイル/デネブ/アンタレス)これらの星は星座を探し出す絶好の目印になります。探してみて下さい!

 

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