JOJOの棲む島

タークス&カイコス諸島(英国領)(Turks & Caicos Islands)


JOJOの棲む島、タークス&カイコス諸島は、8つの島と40の小さなキース(珊瑚礁からなる小さな島)からなり、マイアミから東へ950キロメートルのカリブ海に浮かんでいる。
人口約15,000人、現在はイギリス領だ。1980年代からイギリス政府は、この島の持つ恵まれた自然や島を取り囲むエメラルドグリーンの海の美しさに注目し、本格的な観光開発へと乗り出した。しかし、島民たちは「エコツーリズム」を目指し、沿岸のほとんど全てを国立公園化して自然保護する一方、アウェアネス週間と銘打った自然保護意識を向上させるためのキャンペーンを実施し、試行錯誤しながらも、それを推し進めている。そしてJOJOは、そのシンボルとして、今や国宝となっている。
また、この国では自然保護のための規制も多い。例えば、船もアンカーを降ろさず浮きを設置して、珊瑚礁を壊さないよう注意を払い、コンク貝やロブスター漁にも大きな規制や、漁に使う器具の規制、禁漁期を設け、ダイビングも「とるのは写真だけ、残すのは泡だけ」という徹底ぶり。ノースカイコスと呼ばれる地域では、上空を飛んでいた飛行機の騒音や事故などでフラミンゴが危険にさらされるため、その経路を迂回させるという措置までとられた。


         


             mail   home  back          
     

当サイトの内容・写真の無断転載、無断使用は固くお断りいたします。
Copyright © 2003 CIRCLET All rights reserved 
        

国宝になった野生イルカ ジョジョ