アジリティー競技会スケジュール
アジリティー改正規程 2012年2月2日
FCI(国際畜犬連盟)アジリティーの紹介
アジリティー世界大会のようす
2005年 スペイン・バリャドリッド
llustration by Japan Kennel Club.Inc.
−概要−
アジリティー【敏捷性】とは、全ての犬に開かれた犬の競技会です。
犬の知恵及び敏捷性を評価し、強化するために各種障害に直面
させ、社会との調和を助長するような、教育的かつスポーツ活動
です。
このスポーツは、犬とハンドラーとの間の調和を必要とし、それは
完全な理解を生み出します。従って、参加者が初歩の訓練や基本
的なオビディエンス【服従】に親しんでいることが必要です。
(以上FCI(国際畜犬連盟)アジリティーからの抜粋)
−コース−
最低20〜30×40mの閉じられたサーキットが使われます。コース
の長さは100〜200mで12〜20個の障害が置かれます。コース
は少なくとも2回方向変換が設定され、犬の機械化を避けるため、
配置及び障害の位置は時々修正されます。
−標準コースタイム【SCT】−
SCTは旋回スピードとコースの長さによって決められます。
−最長サーキットタイム【MCT】−
一般的にMCTはSCTの約1.5〜2倍の時間に設定されます。
−競技−
ハンドラーは犬のリードと首輪をはずし、スタートラインの後ろに静止
させます。ハンドラーは競技の間、手に何も持ってはいけません。
ジャッジの指示により、犬にスタート命令をあたえ、犬がスタートライン
に触れたとき時計がスタートします。ハンドラーは犬や障害に手を触
れずに、犬に順番通り障害を通過させます。犬がゴールラインに達
したとき競技は終了し、時計も止められます。
−競技クラス−
@アトラクション(ビギナー1、ビギナー2)・・生後12ヶ月1日以上
A1度・・生後18ヶ月1日以上
B2度・・生後18ヶ月1日以上
C3度・・生後18ヶ月1日以上
−カテゴリー
犬の体高によって、次の3つに分割されます。
@スモール(以下「S」という) :体高35cm未満の犬
Aミディアム(以下「M」という) :体高35cm以上43cm未満の犬
Bラージ(以下「L」という) :体高43cm以上の犬
※体高は犬のキ甲部から地面に垂直におろした長さ
−障害−
障害はFCIにより次のように定められています。
ハードル・シーソー・タイヤ・陸橋又は壁【レンガ】・板壁・ロングジャン
プ・テーブル・固形トンネル・柔トンネル歩道橋・伏せ区域・スラローム
・ウォータージャンプ【川】
−全般−
SCT内に犬にコースを正確にクリアさせる事が目的です。しかし、
SCTは単なる参考であり、スピードは主要な基準では有りません。
アジリティーコースは、スピードではなく技術を競うものです。
さあ、あなたも愛犬と共に、楽しんでスポーツをしましょう!
アジリティー改正規程はこちら をご覧下さい。
アジリティーに関する情報、資料の請求はJKCのHP
こちら をご覧下さい。