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サンショウウオの低温飼育2 |
冷蔵庫での飼育を始めてから約1ヶ月になる。飼育槽内の温度は3〜5℃を保ってきた。中のサンショウウオの様子を見るとこの温度でも活動できることがわかった。下の4枚の写真は5℃の時の1日の様子である。5℃前後では動きは遅いが移動していることが確認できる。完全に冬眠(休眠)することはないのだろうか? |
平成17年 1月22日 飼育水槽内5℃ |
平成17年 1月22日 6:30 | 平成17年 1月22日 12:20 |
平成17年 1月22日 17:40 | 平成17年 1月22日 22:50 |
温度を3℃前後になるように設定すると動きも少なくなる。手で触れてもあまり動かない。(動けないという状態ではない。)冷気の影響を強く受けるところでは、下の左写真のように水苔が凍結してしまうこともあった。このようなときはほとんどのサンショウウオが右写真のように凍結部分から一番離れている場所に集まっている。これ以上温度を下げると飼育層内部が完全凍結してしまいそうである。 |
平成17年 1月17日 飼育槽内 3℃ (冷却板直下は凍結) |
冷却板直下(白くなっている部分は凍結) | 凍結部分から離れるようにして集まっているサンショウウオ |
水苔に隠れていたサンショウウオ数匹を取り出して雄、雌の確認をした。未成熟でまだはっきりしない個体もいた。 |
トウキョウサンショウウオの雄 | トウキョウサンショウウオの雌 |
平成17年 1月30日、冷蔵庫からの飼育から解放することにした。今年は室内の水槽ではなく、昨年作った屋外飼育小屋で飼ってみようと思う。(サンショウウオの屋外飼育開始) |