こんな夜に・・・

「えっと今いくら持ってるかな?」

「チャリン!!」

「・・・・・」

財布の中には小銭ばかりで1000円も無い・・・

「と、とりあえずタクシーの運ちゃんにどこまで行けるか聞いてみよっと」

オイラ > 「すみませ−−−ん!! 保土ヶ谷までって、いくらくらいで行けます?」
運ちゃん > 「何千円かはかかるかな?」
オイラ > 「ですよね・・・ありがとうございましちゃ・・・」

当然の事ながら「1000円そこそこ」で帰れるはずがありません・・・

「さぁ−−−って始発まで何してよう?」

外は寒いしどこか暖まれる場所を探さなくちゃ。

でもここは「逗子!?」
深夜開いている店は数少ない・・・

そんな中「明るい光に照らされた建物」が!!
(上に赤くて丸いランプがあるけど・・・)


そう、そこは「逗子派出所」


「でも、このままじゃカゼひいちゃうし」と中へ

「すみませ−−−ん!! 電車乗り過ごしちゃって!! 始発まで泊めて下さ−−−い!!」

「・・・・・」

返事は返ってくることはありませんでした・・・
机の上には「用事があったらここに電話してチョ」という内容の紙だけが置いてありました。
「こりゃ好都合!!」とパイプ椅子に座り「夢の中へ!?」

生涯初の派出所泊まり!! (しかもクリスマスの晩に!!)

数時間後「保土ヶ谷」に戻り、何食わぬ顔で出社!!
「ふぅ−横須賀まで行ってたら帰れないところだった!! セ、セ−−−フ!!」

みなさん電車を乗り過ごしたら「警官」のいない派出所へ (゜゜)☆\バキッ

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