オ−・マイ・ガッ

「ドスン」とバッグを積んで、
「バタン」と車のドアを閉めて、

「さぁ−−−て、帰ろうかな!!」

「あれッ・・・」

閉めたドアの向こうに何か輝く物が・・・

なにかとても重要な物のような気が・・・


「気が?」


「きが?」


「キが?」


「キーが!!!!!!!!!!」


そう車のキーを見事に閉じこめてしまったのでした・・・

運転席、助手席、後部座席と全てのドアが「ふふふッ 開けるもんか!!」と言わんばかりにしっかりと閉まってます。

ハッチバックのガラス越しに見える鍵は「余裕すら伺える姿で(?)」横になっていました。

私はまるでハムスターがワッカを廻すごとく、リアウィンドウを「カリッカリッ」と!!

無駄な抵抗です・・・

仕方なく寮の友達に連絡するも「テゥルルルル!! テゥルルルル!! ・・・」
まったく出る気配なし・・・

財布の中身は練習のために使い込んでしまったため、数百円しかない・・・

「おッ!! これは!!」

なんと神は私を見放さなかった!!
財布の奥からバスの回数券が!!

「地獄に仏」とはまさにこの事!!

バスの回数券を握りしめ、寮まで戻って、スペアーキーを持って無事帰還!!

みなさん、車のキーの閉じこめには気をつけましょう!!
あと、財布の中にはバスの回数券を入れ (゜゜)☆\バキッ

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