脱塩ビ非塩素系ゾルのご紹介
ISO14001に代表されるように環境問題が大きくクローズアップされている今日、環境に対する負荷や人体への影響が少ない材料が一般、市場双方ともから望まれております。材料メーカー各社さまでは、商品設計段階から環境への影響を顧慮し、資材購入段階においてもグリーン調達など環境問題に配慮した動きが目立つようになりました。
中でも塩素や臭素といったハロゲン元素を含む材料については、使用見直しが積極的に進められており、特に国内樹脂生産量の多い塩化ビニル系樹脂については、迅速で効果的な対応が求められております。
塩化ビニル樹脂は、可塑剤の添加により柔軟なゴム状のものから硬いプラスチック質のものまで広範な領域で使用され、又成型加工材料としても液状(プラスチゾル)、粉体という特性を生かしてさまざまな成型加工が可能であることから多岐にわたる用途に使用されております。
しかしその特性とは別に、材料内に塩素を含有していることから償却時のダイオキシン生成源として問題視されております。
最近では、粉体成型加工分野において、塩化ビニル樹脂に変わる樹脂の候補も多いこともあり、PE,PP,AC,EVA,TPF並びに合成ゴム等の代替材料への置き換えが一部の用途において先行していますが、プラスチゾルに起きましては、現在の技術的観点においてゾル化が可能な樹脂が限定されているため、遅れているのが現状です。
従来プラスチゾルに使用されている樹脂としては、塩化ビニルペースト樹脂を用いた塩化ビニルゾルが主流ですが、最近の環境問題を配慮した塩化ビニルゾルに変わる樹脂として、アクリルペーストゾル、液状シリコン樹脂(2液硬化型)などがスクリーン加工、コーティング加工、キャスト加工並びにスラッシュ加工などで使用されておりますが、物性面・加工面・コスト面等でまだまだ問題点が有るのが現状です。
そこで我々は、これらの問題を解決するべく代替材料素材の開発に取り組んできた塩化ビニル系樹脂ゾルと同様の加工方法を用いることが可能であり、さらに下記の特性をもったゾルを弊社の「著しい環境側面」として登録し紹介させていただくものです。
非塩素・高弾性・低温柔軟性・耐溶剤性・耐熱特性
他樹脂との比較表
|
開発品 |
PVC |
アクリル |
シリコン |
|
|
ゴム弾性 |
○ |
△ |
× |
○ |
|
低温柔軟性 |
○ |
× |
× |
○ |
|
耐溶剤性 |
○ |
× |
× |
◎ |
|
耐熱性 |
○ |
△ |
× |
◎ |
|
加工性 |
○ |
○ |
○ |
× |
|
コスト面 |
○ |
◎ |
△ |
× |
開発品の特徴
1.ゾル成型加工対応であるので、さまざまな製品用途に対応する。
2.ゾル成型加工対応であるので、添加剤(導電剤、難燃剤、増量剤、顔料など)を添加できる。
3.使用材料にハロゲン系原料を使用していない。
4.ゴム弾性を有する。
5.耐溶剤製を有する。
6.寒冷地でも固くならない。
7.熱変形しにくい。
これらの特性から、現在PVCゾルをお使いの捺染、防滑(靴下、手袋など)、カーペットやマット並びに床材や壁材等の
使用にも適しております。その他の使用方法についても、お気軽にご相談くださいませ。
非塩素系ゾルに対するご質問、ご要望等ありましたら下記担当者までお気軽にご連絡ください。

株式会社 トッキン
営業部 佐藤龍太 Web
http://www.gem.hi-ho.ne.jp/tokkin/index.htm
MAIL: TOKKIN@GEM.HI-HO.NE.JP
〒:534-0011
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