脇本酒造　右近橘　純米酒　うこんたちばな　久保酒店　

[奈良県]　脇本酒造　「右近橘」　純米酒　1800ｍｌ

　奈良県高市郡明日香村に造り酒屋脇本酒造がある。
日本人の心のふるさと「明日香村」にこだわる。蔵は
亀石、天武・持統陵、石舞台古墳、高松塚古墳などが近く、
この地で小さいながらも「自らの満足のゆく酒造り」
規模では負けても、味ではどこにも負けない
そういう思いで日々酒を造っている「脇本酒造」の純米酒「右近橘」
僅か3人で醸す明日香の酒、美しい明日香の酒が右近橘の酒造りです

脇本酒造　脇本元靖氏より

　大寒のころ、手の切れるような水を私と蔵人が汲みに行きます。
私たちの酒造りは、まず水汲みから始まるんです。
行き先は、明日香村を流れる残雪の飛鳥川。
チョロチョロ流れる源流までどんどんさかのぼってゆくんです。
うれしいことに、この「飛鳥川源流水」が力となってみなぎり
私達の酒造りを支えてくれます。不思議なことです。
それから、この明日香に合った酵母を使って、
私と蔵人がひとつひとつ、ゆっくり。ていねいに醸した酒が
この右近橘です。
やっと数年前美しい明日香の山、川、風景がそのまま味にとけこんだ
自分達に納得できる酒が出来るようになりました。
今年もまた、風土そのままといってもいいような
素朴で力強く古代ロマンを彷彿とさせる味に仕上がりました。

原材料：米・米こうじ
アルコール分：15.0度以上16.0度未満％

店長より
右近橘純米酒を初めて飲んでみた。
初めは常温で飲んでみた。やや酸の高いしっかりした味わいで、
この酒は燗で飲めばいいのではと感じたので早速お燗をつけた。
やはり思ったとおり燗晴れする酒である。
米、麹の香りが実に良い和食で燗酒この取り合わせがなんとも最高。
店長イチオシ、燗酒にするなら「右近橘純米酒」です。