トレースマップはカシミール3Dで作成
*この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。(承認番号 平25情使、第146号) 

太郎坊山・箕作山・小脇山・岩戸山 (350m・372m・325m・175m 滋賀県) 3人 晴れ

太郎坊宮駐車場(9:37)→夫婦岩・本殿(10:04-10:09)→御霊水・登山口(10:12)→太郎坊山山頂(10:33-10:44)→箕作山山頂(11:12-11:22)→小脇山山頂(11:43-13:15)→岩戸山山頂(13:30-13:38)→十三仏(13:45)→貯水池(14:16)→太郎坊宮駐車場(14:57)

★6月9日に滋賀県の太郎坊山・箕作山・小脇山・岩戸山をMIZUさんと3人で縦走してきました。
★この山は8年前に登っていますが、カモシカ出現により縦走ができなかったことから、リベンジの山歩き。
★太郎坊宮の駐車場をスタート。一直線に階段を登って、夫婦岩の隙間を通って本殿に参拝。
★山道に入り、緩やかに登って分岐から南に歩いて太郎坊山山頂を踏みました。
★展望を楽しんだら分岐まで戻り、北に歩いて西に向きを変え、鞍部から登り返して箕作山山頂に到着。
★更に稜線を南西に歩いて小脇山山頂へ。
★山頂の木陰でゆっくりと昼食を楽しみました。
★昼食後、岩の重なる岩戸山山頂で琵琶湖を眺めました。
★十三仏で手を合わせ、石仏の並ぶ石の階段を下って竹藪を抜け、道を探しながら小脇の集落へ。
★太郎坊山を見ながら田園を歩いて駐車場まで戻りました。
★史跡が豊富で展望も素晴らしいパワースポットの低山歩きを楽しんできました。

 8年前の6月に岩戸山・小脇山・箕作山・太郎坊山の4山縦走を試みたが、岩戸山手前でカモシカに道をふさがれ、引き返したことが今でも鮮明に記憶に残っている。このときは、登山口を変更して太郎坊山と箕作山の2山を歩いたが、周回はできなかった。今回は、MIZUさんと一緒に4山縦走を目指すリベンジの山歩きを計画した。

 名神高速道路を西進し、滋賀県へ。八日市ICを下りて国道421号線を西に走ると、岩が露出した太郎坊山が目に飛び込んできた。8年ぶりに対面するが、この山の形はすばらしい。

 太郎坊山から時計と反対周りに縦走することとし、太郎坊山を目指して車を進める。駐車場は参道脇や山の中腹などいくつかあるが、前回と同様に太郎坊宮への階段に一番近い駐車場に車を停めた。駐車場からは太郎坊山の山頂が見える。

 身支度をしてスタート。郵便ポストから階段に取り付く。階段を2分ほど登ると、成願寺の境内に出る。寺に参拝して、本殿左に向かい、再び階段に取り付く。ここから中央に手すりがある一直線の階段を登る。

 7分ほど階段を登ると、山の中腹にある駐車場の分岐点を右に見る。左の道は裏参道であり、ここは直進。コンクリートの建物を通過し、トイレに寄る。さらに階段を登ると右に手洗い場「御霊水」があり、右の細い道が「箕作山ハイキングコース」の入口となっている。登山道に入る前に本殿に寄るため、さらに階段を登る。

 階段を登り切って、左方向へ行くと夫婦岩の狭い隙間を通過。抜けたところに本殿があった。本殿に参拝して、展望台から南側の眺望を楽しんだら、先ほどの箕作山ハイキングコース入口まで下りて、山道に入る。

 左に石垣のある道をなだらかに歩くと、階段状の登りとなり、右側が崩壊した上部を通過して稜線に出た。分岐点があり、左は太郎坊山、右は箕作山。ここから太郎坊山頂まで0.2kmの標示。まずは太郎坊山に向かってなだらかな道を進み急登して岩の多い太郎坊山山頂に立った。

 途中で追い抜いたファミリーも到着。しばし展望を楽しむ。目の前には立ち入り禁止の南峰があり、その向こうには近江の市街と田園が広がる。これから向かう箕作山〜小脇山への稜線も望める。山頂に10分ほど滞在して、太郎坊宮の分岐点まで戻り、箕作山を目指す。

 手作りの休憩所を見て、すぐに瓦屋寺への分岐点を通過。見事に積まれたケルンと箕作山山頂まで0.2kmの標示板があるところから右に向きを変え、ツブラジイの大木がある鞍部から登り返す。この鞍部にはツルアリドウシやタツナミソウの花が見られた。

 鞍部からすぐに箕作山山頂に到着。山頂付近は木々に囲まれているが、北には鉄塔の立つ清水山や繖山が見えた。昼食は小脇山でとることにして、先に向かう。ここからは初めて歩く道である。

 ササ付きの道ややせ尾根の道を歩き、小脇山山頂まで0.5km標示を通過。この山は砂岩質であり、尾根でも水分が保持されることから、稜線に樹木がよく生長しており展望地はほとんど無い。

 箕作山から20分ほどで三角点のある小脇山山頂に到着。南側が開けており、展望が得られる。広い山頂とはいえないが、登山者の邪魔にならないように木陰で昼食にする。MIZUさんからいただいたサクランボが美味しかった。

 食事中に岩戸山方向から男性数名のパーティが登って見えた。我々が初めて出会った登山者だと言われた。昼食の後、MIZUさんは趣味のスケッチ。山頂の片隅にウスノキが赤い実をいくつかつけていた。

 1時間半ほど山頂に滞在して、岩戸山に向かう。下り始めたところに小脇山城遺跡の看板があり、石垣が残っている。また、この付近にいくつかのコバノイチヤクソウが見られた。ちょうど花が咲き始めたところ。

 ヤブっぽいササや潅木の道を下っていくと、再び立派な看板があり、「小脇山城遺跡周辺の遺跡」の解説が書いてある。旗振り場と言われる場所がこの上にあるようなので岩場を登って、岩の多いピークに立った。ここが岩戸山であり、旗振り場の岩には紅白の布が巻かれ、「↑」が岩に刻んである。野洲の旗振り山に向かって刻まれた矢印のようだ。

 岩戸山山頂からの見晴らしはよく、北には繖山のなだらかな三角形が美しい。山頂で写真を撮って南に下ると、大岩があり、ここも展望地になってる。急な岩のある道を下りにかかって思い出した。8年前にカモシカに遭遇した場所がここだった。

 大岩に立ち寄ってたくさんの石仏がある十三仏に到着。大量の塩が盛られた岩戸明神に参拝して、石段を下る。新しいよどかけをした石仏を見ながら下る。石仏には番号がつけられているが、番号順に並んではいないようだ。

 急な石段をぐんぐん下って行くと、ベンチとテーブルのある小屋を通過。さらに下って人工林を抜け、竹やぶに入るところに大きな石柱があり、「新四国八十八箇所霊場」と書いてある。

 荒れた竹やぶを抜けると水田の広がる田園に出た。8年前と全く違う場所に出てしまったのでどこかで道を誤ったに違いない。霊場入り口付近で東に行くべきだったかもしれない。鳥獣防止策を抜けて用水を渡り、大きな貯水池の脇を歩き、GPSで方向を確認しながら貯水池を通り過ぎたところから東に向きを変えて林道のようなところを歩く。

 再び荒れた竹やぶに入り、修祠場の標示から右に歩く。フェンスに沿って歩くが、GPSを見ると南に歩いている。修祠場まで戻って東に進み、石切り場を通過して田園に出た。

 今歩いてきた山裾に沿って東に向かう。住宅街の中で「金柱の宮跡」を見て車道を歩く。しだいに太郎坊山が近づいてくる。左には今、歩いてきた稜線の緑が美しい。

 下山後、30分ほどで駐車場に戻ることができた。8年ぶりに縦走できたことに満足。神社仏閣や遺跡探訪、さらにすばらしい展望を楽しむことができた山旅となった。

 後日、MIZUさんから絵手紙が届いた。小脇山山頂で見たウスノキのかわいい赤い実が描かれていた。
太郎坊山・箕作山・小脇山・岩戸山山からの展望

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