トレースマップはカシミール3Dで作成
*この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。(承認番号 平25情使、第146号) 

曽良山 (土岐市 712m) 2021.5.30 晴れ 2人

曽木公園駐車場(9:49)→登山口(10:16)→西山道合流(10:40)→曽良山山頂(10:52-11:06)→細野城址分岐・師岩(11:19-11:29)→細野城址(11:38-12:45)→正福寺(13:08)→中馬街道合流(13:21)→白鳥神社(13:38)→曽木公園駐車場(14:30)

★5月30日に土岐市の曽良山に登ってきました。
★曽木公園をスタートし、石仏などを見ながら田園を歩いて登山口へ。
★コアジサイやシライトソウが咲く林道を歩き、手すりのある山道へ。
★谷状の道を登り何度も林道を横断。
★天然林を抜けて西山登山口からの道と合流し、尾根を歩いて曽良山山頂を踏みました。
★下山は鶴岡山登山口に向かって尾根を歩き、師岩に寄って急斜面を下り細野城址へ。
★御嶽山を見ながら細野城址で昼食を楽しみました。
★細野城址を後に正福寺に寄って中馬街道を歩き曽木公園に戻りました。
★初夏の陽気の中、素晴らしい山歩きと街道歩きを楽しむ山旅となりました。


 今回は、未踏の曽良山を登ることにした。曽良山は土岐市南部の愛知県境に位置する山で、3つの名前を持つ珍しい里山である。土岐市曽木では曽良山と呼ぶが、その西に位置する細野では鶴岡山。また、愛知県側では西山と呼ばれており、それぞれの地区から登山道が整備されている。今回は曽木から登って細野に下る計画を立てた。曽木を起点にすることから曽良山とした。

 東海環状自動車道を土岐南多治見ICで下りて東進し、下石町から曽木に向かう道に入る。国道363号線に突き当たって左折し1kmほどのところにある曽木公園の広い駐車場に車を停めた。この曽木・細野地域は若い頃に仕事で毎週のように訪れた場所であり、懐かしい。

 曽木公園は美しい紅葉で観光名所となっているが、この時期に公園を訪れる人は少ない。駐車場の隣にあるトイレに寄ってスタート。

 緑の美しい公園を抜けて車道に出ると中馬街道のカラフルな標識があり、六角石燈の立て札には12番の番号がある。史跡ごとに番号が付けられており、帰路はこれらの史跡を見ながら中馬街道を歩くことになる。

 曽良山登山口の標示も現れ、矢印に従って国道の下を潜り、石仏を見ながら田園を歩くと正面に曽良山がなだらかな山容を見せる。中馬街道は右に分岐しているが登山口は直進。農作業をする人に挨拶をして、草付きの林道に入る。

 林道入り口には2番の番号があり、山頂の10番まで番号が続く。コアジサイやシライトソウの花を見ながら人工林の林道を歩くと左に手すりのある道が派生しており、ここが登山口となる。溝状の道を登っていくと手すりは道の中央に移り、次第に急坂となって涸れた川を登るようになる。

 登山口から10分ほどで未舗装の林道を横断。この先、何度も林道を横断することになる。林道にベンチが設置してあるところもある。男女2名の下山者に挨拶。いつの間にか天然林の左山の登りとなり、満開のエゴノキの花を見ながら歩くと再び下ってくる単独男性すれ違った。

 その先で尾根に出た。左からの西山道との合流地点であり、ベンチが置いてある。標識の番号は8番。山頂まで10分とあり、後少し。気持ちのいい木漏れ日の尾根を歩くと9番を通過し、ベンチのある山頂への分岐に到着。「←山頂」の標示に従って左へひと登りすると山頂に着いた。

 山頂は林の中で展望はないが、幸せの鐘や記帳ボックス、ベンチ、案内図などが設置されており、中央に三角点がある。3つの山名が書かれた標示板があり、その前で写真を撮った。11時前であり、昼食はこの先でとることにて、ノートに記帳後、山頂を後にした。

 分岐点から細野城址方向に向かう。ここからの標示板は鶴岡山となり9番を通過。大小の岩が並ぶ双子岩を見て手すりのある斜面を下る。人工林となり、ササ付きの道を下ると細野城址の分岐点に着いた。登山道はここで2つに分かれ、直進すれば正福寺、右に下れば細野城址を経由する。

 どちらへ下るかを迷ったが、今回は細野城址に向かうことにする。直進50mのところに師岩があるので、まずはここに寄る。正福寺から登ってきた登山者に挨拶して師岩への分岐に入るとすぐに大岩の上に出た。この岩は弘法大使が柿野にある赤児岩まで一足飛びに渡ったと伝えられる岩で、足跡が7か所残っているそうだ。師岩からは木に遮られて下界はあまり見えない。師岩と反対側にある石切り場を見て分岐に戻り、細野城址に向かう。

 手すりのある急斜面を一直線に下っていく。登山道の脇にギンリョウソウが見られた。急斜面を下り切るとなだらかになり土塁の標示が現れた。この辺りから細野城址に入ったようだ。曲輪や土橋、虎口などの標示を見ながら歩くと案内板のある細野城址に到着。

 細野城は1600年頃に築城されたと言われ、小規模な臨時的な城であったと言われている。標識の番号は5番で、鶴岡登山道のちょうど中間地点にあたる。北側の展望地であり、この先の大手曲輪に出ると細野集落やゴルフ場が見下ろせた。

 ここで昼食にする。木陰にシートを広げて冷やし中華を食べた。途中、子供連れのファミリーが下ってみえ、ここで昼食。気持ちのいい木陰で、地面を歩き回る蟻を見ながらゆっくりとコーヒーを楽しんだ。

 1時間ほどのランチタイムのあと、よく踏まれた道を下って竹藪を抜け、舗装道路に出た。この先に三叉路があり、直進すれば白鳥神社、左は正福寺に至る。直進すれば曽木公園への最短コースではあるが、正福寺に寄って中馬街道を歩く遠回りのコースを行くことにする。

 田園を歩き、正福寺の標示に従って寺に参拝した後、引き返して道なりに歩き国道に出た。ここに1番の鶴岡山登山の標示板があり、スタート地点となる。

 国道より中馬街道を歩いたほうがいいので、地図で確認して国道を南へ少し行くと中馬街道1番の標識が現れた。中馬街道のスタート地点のようだ。

 竹藪を抜けてそのまま進むとマウンテンバイク場に入ってしまう。その手前で草に覆われた農道に入るのが正解。川に沿った道を歩き、国道に出た。少し国道を歩いて左にある白鳥神社に参拝して再び中馬街道へ。ここからは昔の雰囲気が残る山道を歩いた。

 4番の標識を見てその先で湿地を通過。湿地にはタツナミソウが美しい花を咲かせている。湿地を抜けて集落道を歩くと樹齢250年のサザンカや道祖神、常夜灯などがある。再び国道を横断し、馬頭観音や馬宿跡、山神、石仏などを見ながら歩く。史跡がたくさん残っており退屈しない。往路に合流し、曽木公園に戻った。

 曽良山は登山道がしっかり整備されており標示も多く危険な場所もない。1時間ほどで登れ、また周回ができる。さらに中馬街道を歩くことから史跡も多く見られる。次は、時期を変えてまだ登っていないルートを歩いてみたい。

 
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