トレースマップはカシミール3Dで作成
*この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用しています。(承認番号 平25情使、第146号) 

松鞍山 (316m 美濃市) 2021.10.3 晴れ 2人

駐車場(10:34)→南登山口(10:36)→宝泉(10:49)→追分(10:59)→比丘尼岩(11:04)→松鞍山山頂(11:10-11:19)→追分(11:32)→見晴台(11:36-13:05)→追分(13:09)→南登山口(13:21)→駐車場(13:53)

★10月3日に美濃市の松鞍山に18年ぶりに登ってきました。
★松鞍山ハイキングコースの臨時駐車場に車を停めて南登山口へ。
★池を右に見ながら広い道を歩き、人工林の山道に入りました。
★よく踏まれた道を登って宝泉を通過し峠の追分へ。
★追分から東へ向きを変えて急斜面をジグザグと登って比丘尼岩を通過し松鞍山山頂に到着。
★山頂の松鞍神社に参拝して追分まで戻り、西に向かって登り返して見晴台で昼食。
★再び追分まで戻り、北登山口に向かって下り、下道を歩いて駐車地点まで戻りました。
★昔に比べて道はかなり整備されており、見晴台からの展望も素晴らしく、短時間の山旅を楽しんできました。

 最近は土日にどこかの山に登ることにしている。喫茶店代わりに山頂でコーヒーブレイクしたり、外食代わりに山頂でランチを作ったりする。主に岐阜市周辺の低山に出掛けるが、週替わりで山を変える。

 毎週となると近くの山はほぼ登り尽くし、久しぶりに登る山を自分の書いたレポートで探す。リストの山名を眺めていると松鞍山が目に留まった。2003年7月に登った記録があり、18年前になる。女性が触れると恐ろしいたたりが起きるという岩があったのを覚えているが、登山口などの記憶はほとんどない。
 
 ネット情報では松鞍山ハイキングコースができており駐車場もあるようだ。今回のランチは松鞍山レストランに決めた。登山口は南北2か所にあり、南登山口に駐車場があるとのネット情報を頼りに南側から登ることとした。

 東海北陸自動車道の美濃市インター東の自動車道高架下の国道156号線との交差点を東に進む。道なりに県道343号線を東進し、長良川鉄道の下を潜って少し走ると左に道があり、この角に「松鞍山ハイキングコース 南登山口」の標示がある。

 ここを左折すると正面に高瀬建設と書かれた白い建物がある。建物を通り過ぎた辺りの右側に「松鞍山ハイキングコース臨時駐車場」の看板がある。しかし、道沿いに車を停めるスペースが無い。
 
 看板をよく見ると「高瀬建設株式会社様のご協力」と」書いてある。高瀬建設の広い駐車スペースの道沿いに草の生えた空き地があったので、おそらくこの空き地が駐車場と思われた。今回はここに駐車させていただいたが、これが正しいのかは不明。

 靴を履き替えてスタート。南登山口は駐車看板のすぐ先にある「松森配水池電気室」の小さな建物の左側で、コース案内図がヤブの中に埋もれている。案内図は汚れて見にくいが、南登山口から山頂と見晴台を経由して北登山口に下り、住宅街を歩いて駐車場に戻る周回コースがハイキングコースとなっている。18年前は見晴台から尾根を南に歩いて御岳神社に下ったが、この尾根コースはハイキングコースとなっていない。

 ここの登山口には松鞍神社の大きな石碑があるが、これも草に埋もれていた。草付きの林道のような広い道を歩く。右は背の高い草に覆われているが、その隙間からため池が見える。池を過ぎ、川を渡って竹藪を抜けると小さな広場がある。ここから山道になり、人工林の中を緩やかに登っていく。

 水源林造成事業の黄色い看板を通過し、丸木階段のあるササの道を進むと宝泉があり、小さな谷にパイプとコンクリート桝が設置してある。ししおどしもあるが、水は流れていない。案内看板には日照りでも水が枯れることはないと書いてあるのだが・・・。
 
 宝泉を後に、石の多い道を歩く。古い石段がつくられており、山頂の神社への参道であることがわかる。苔むして滑りやすいところもある。
 
 登山口から20分ほど歩いたところで追分と呼ばれる尾根に出た。追分は四つ辻になっており、北に下る道は北登山口へ、左は見晴台へ、右は松鞍山山頂に至る。右に向きを変えて山頂に向かう。

 コシダとウラジロの群落を抜け、急斜面の道に入る。チャートの岩が多い急坂を登っていくと、右側にしっかりした鉄柵に囲まれた比丘尼岩がある。以前なかった柵やベンチが設置してあり、かなり整備が進んでいる。岩の横には謂われが書かれており、女人禁制のこの山に尼が登ってここで亡くなったという場所で、今では女性も登れるようになったがこの岩に触れてはいけないと書いてある。
 
 急登は続く。丸木階段やロープが設置してある岩場をジグザグと登る。前方に大きな鳥居が現れ、山頂到着。お拝殿があり、その北に社がある。お拝殿とお社に参拝して、社の裏にある三角点の前で写真を撮った。

 昼食は見晴台でとることにして山頂を後に登ってきた道を下る。追分まで戻って、四つ辻を直進。踏み跡はしっかりしており丸木階段となっている。急坂を登り詰め「←見晴台」の標示があるピークを通過。その先で見晴台に飛び出した。
 
 「前平山山頂見晴台」の標示があり、ここは前平山と呼ばれているようだ。松鞍山を西から眺めると松鞍山山頂の前になだらかな山がある。このため前平山という名がつけられたのかもしれない。
 
 丸太のベンチが置かれた見晴台からの展望は素晴らしく、美濃の田園地帯や長良川、東海北陸自動車道などが見下ろせる。百々ヶ峰の左に金華山がちょこんと頭をだしているのが面白い。右には天王山や誕生山が近い。
 
 木陰がほとんどない見晴台でわずかな木陰を見つけて昼食にする。太陽が西に動き、木陰が無くなったので登山道の陰に移動してコーヒーを沸かした。地面を歩く大きなマダニを発見。今年、昼食中に見つけたマダニは誕生山と大平山に続き3度目。近年、マダニが急増しているので常に衣服のダニチェックをするようにしている。
 
 帰路は北登山口に下ることにして、昼食の後再び追分に戻った。追分から北方向に下る。石がごろごろところがる斜面を下る。北斜面であり、今までの植生とはだいぶ違っている。ほぼ一直線に下っていくと追分から10分ほどでフェンスに囲まれたコンクリートの人工物がある。
 
 その先で高速道路が目の前に現れた。車の騒音が聞こえる。ちょうどトンネルの出口の上であり、道は左に折れて民家の近くに出た。ここが北登山口であり、南登山口に設置されていた同じ案内看板がある。道路を西に歩き、長良川鉄道の踏切を渡って南に向かい、住宅街を歩く。高速道路の高架を潜り、長徳院に寄って駐車場に戻った。

 松鞍山は18年前よりもかなり整備されており、ハイキングコースとして楽しめる山になった。歴史的資源や展望地など見所もあり、手軽に楽しめる里山である。見晴台から南への尾根コースもハイキングコースに加わると多彩な山歩きができそうだ。

★松鞍山からの展望

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